著者 : 界達かたる
十五の春と、十六夜の花 -結びたくて結ばれない、ふたつの恋ー十五の春と、十六夜の花 -結びたくて結ばれない、ふたつの恋ー
ヤンデレ気味な幼馴染・三城紗弥花に手を焼きながらも、國枝春季はつつがなく高校生活をスタートさせていた。しかしある日、春季は同級生の千崎優紀に紗弥花との関係をからかわれ、あげくにキスまで迫られる。おまけにその様を紗弥花に目撃され怒らせてしまう。誤解を解こうと迎えた翌朝、紗弥花はなぜか二人に分身していた!両手に花ながら互いに妬み合う紗弥花らに振り回される中、今度は優紀の性別が男に変わったと知ってさらに困惑!怪現象の謎を追い始めた春季は、優紀が暮らす寺院の“枯れない彼岸花”の伝承が関係していると知りー。界達かたるが描く、徒花の不可思議な力に魅入られた少年少女を巡る、新時代の恋愛伝奇ミステリー開幕!!
姫ゴトノ色 -The Eyes of Blood-姫ゴトノ色 -The Eyes of Blood-
高校入学を機に、豪奢な屋敷・姫裏家にて住み込みのアルバイトを始めた僕。和服メイドのイグルミさんによると、屋敷には三姉妹のお嬢様たちがいるらしい。でも長女は不在で次女はなぜか行方不明、三女の姫裏ねむは天使のような見た目なのにわがまま放題。だがのちに、ねむが自分の部屋から出ることができない少女であると知る。その理由はー彼女の視界が、“血色”に染まっているから…?さらに、入学したばかりの学校で妙な噂を聞く。それは、ねむたち三姉妹が、親殺しをしたんじゃないかというもので…!?謎が謎を呼ぶ青春ミステリー、果たして本当の色はなにかー?第7回講談社ラノベチャレンジカップ“優秀賞”受賞作、堂々登場!
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