著者 : 白鳥士郎
「姉弟子! 盤外編の2冊目が出ます! そんなわけでまた表紙にご登場いただきたいのですが……」 「また? 今度はもうメイド服なんて着ないわよ?」 「わかってます。だから姉弟子が昔着てた服を持って来ました」 「紙袋? ……何が入ってるの?」 「小学校時代の体操服」 「ぶち殺すぞわれ?」 好評につき第2弾も発売決定! 本編の店舗特典ショートストーリーに加え、ドラマCDリリース時に話題となった『ろりキャン』を大幅加筆して小説化! さらに書き下ろし中編『運動会』も収録! 今この瞬間、戦士たちは盤上の死闘を忘れて日常を楽しむ……!!
歩夢に敗れて初めての失冠を経験した八一は、一つの想いを固めていた。そして自らの意思で銀子の元を訪れる。 「銀子ちゃん。将棋を指そう」 「将棋を?」 「そう。俺が勝ったらーー」 その一方、天衣との激闘を制し、将棋を続けられることになったあいは、深刻なダメージから回復できずにいた。 追い詰められたあいは一発逆転を狙い星雲戦の本戦に臨み……そして遂に二人の天才が相見える! 「弟子をグチャグチャにすれば八一さんも本気を出してくれるよね?」 現実に抗う棋士たちの姿を描く将棋ラノベ、いよいよ最終盤の19巻!!
「負けたほうが将棋を捨てる」 あいVS天衣、宿命の再戦!! 「私の中で将棋は終わったわ」 スーパーコンピューター《淡路》を使って将棋の解に至ったと嘯く天衣は、その言葉を証明するかのように着々と勢力(タイトル)を拡大していく。 《淡路》との対局を繰り返した八一もまた、親友との初めてのタイトル戦に寂しさを感じていた。 「遅すぎたよ……歩夢」 最強AIが見せた未来は本物か、それとも幻か? 雛鶴あいは自分の信じる道を進むため、その未来を否定する。賭け金はーー自分の未来。 「……わかった。天ちゃんに負けたら、わたしは将棋を捨てる」 あいと天衣。八一と歩夢。競い合うことを定められた光と闇の好敵手(ライバル)が遂に盤を挟む、再戦の18巻!!
「プロ棋士になります」就位式でそう宣言したあいは、女流枠で出場した公式戦でプロを相手に連勝を続ける。しかし勝てば勝つほど周囲から人は離れていき…。一方、世界最強のスーパーコンピューターが計算した百年後の将棋を目にし、八一は絶望する。それでも未来の将棋に立ち向かう八一に明かされる、もう一つの秘密。それはー「…久しぶり。銀子ちゃん」激闘に次ぐ激闘!悲しき運命に直面した時、人はそれを受け容れるのか、それとも乗り越えるのか!?未来に挑む棋士の姿を描く17巻!!「運命よ、そこをどけーこの飛車が通る!!」
「名人になったら結婚してください」A級棋士となった神鍋歩夢、まさかの公開プロポーズ!?その場に居合わせた八一たちは、友人として協力することに…。一方、あいはいよいよ初タイトル戦に臨む。相手は女流棋界の伝説、釈迦堂里奈女流名跡。「さあー始めよう。雛鶴あい」激闘の中で明かされる釈迦堂の過去と、将棋界の裏面史。釈迦堂と歩夢。そして八一とあい。すれ違いを続ける二組の師弟は再び出会うことができるのか!?「この山を…頂きを、超える!!」少女の決意が世界を変える。天辺目指して突き進む熱血将棋ラノベ、熱さ全盛の第16巻!第28回将棋ペンクラブ大賞優秀賞。
「棋書を出しませんか?」休場を選択した銀子と、関東へ移籍したあい。二人の行方を追う八一が頼ったのは、女流棋士にして記者の顔も持つ供御飯万智だった。「え!?俺が将棋の本を書くの!?」意外な条件に驚く八一。しかも万智は執筆に集中するためと、旅館でカンヅメになることを提案して…。「…着いたで?八一くん」急速に接近していく幼馴染の二人。一方、タイトル初挑戦を目指すあいは、東京で意外な人物たちとの同居を開始していて!?女流名跡リーグ遂に決着!挑戦権を手にするのは、あいか、万智か、それとも…!?美しき野心と矜持と恋心が正面から激突する第15巻!!
『中学校卒業までにタイトルを獲れなければ引退させます。そしてー』女流名跡リーグ、遂に開幕。あいは両親と交わした約束を守るため、親友に貰った秘策を胸に東京へと乗り込む!「使うよ…澪ちゃん!」一方、史上最年少二冠を目指し各地を転戦する八一は、多忙を極める中で恋人に提案する。「結婚しよう」「ふぇ!?」四段昇段という夢を叶え、想いが叶い、あらゆる幸せを掴んだ銀子。そのプロデビュー戦の相手は…人間の形をした、最凶最悪の、才能。虚構か、それとも予言か。将棋界の新たな章が始まる、激震の14巻!!第28回将棋ペンクラブ大賞優秀賞。
三段リーグ最終日の翌日。『史上初・女性プロ棋士誕生!』の報に日本全土が沸き立つ中、雛鶴あいは関西国際空港を訪れていた。親友の水越澪が海外へ旅立つのを見送るために…沈みがちになる気持ちを隠して明るく振る舞うあい。意外な人物との再会をきっかけに、事態は思わぬ方向へと動き出す。「最後に一つだけお願いがあるんだ」同じ頃、あいの師匠である八一は東京の病院にいた。満身創痍で眠り続けている銀子の傍らに…。あい、澪、綾乃、シャル、そして天衣。五人の少女が集う最後の一日を描いた、約束の13巻!!飛び方を覚えた雛鳥は今、大空へと羽ばたくー
「俺ガイル」アンソロジー4冊刊行! 青春群像小説の金字塔「俺ガイル」がついに完結! 9年の軌跡とアニメ3期の放映を祝し、アンソロジー4冊を2か月連続刊行。 本作は、俺ガイルに登場する個性豊かなキャラクターに焦点を当てた短編とイラストを収録。比企谷小町、平塚静、戸塚彩加、材木座義輝、葉山隼人たちの物語がオンパレード! しらび、戸部淑、紅緒、うかみといった大人気イラストレーター、白鳥士郎、伊達康、田中ロミオ、天津向、丸戸史明といった超豪華作家陣が参加!! 夢のコラボが実現しました。 そしてさらに、ぽんかん(8)と渡 航による、本作にあてた完全かき下ろし作品も収録! ここでしか読めない、珠玉の物語! 【編集担当からのおすすめ情報】 豪華執筆陣は以下の先生方。(敬称略、五十音順。カッコ内は代表作) イラスト:うかみ(「ガヴリールドロップアウト」「クズと天使の二週目生活」など)、しらび(「異世界修学旅行」「りゅうおうのおしごと!」など)、戸部淑(「人類は衰退しました」「魔法使いで引きこもり?」など)、紅緒(「友人キャラは大変ですか?」「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」など) 小説:白鳥士郎(「のうりん」「りゅうおうのおしごと!」など)、伊達康(「瑠璃色にボケた日常」「友人キャラは大変ですか?」など)、田中ロミオ(「人類は衰退しました」など)天津 向(「芸人ディスティネーション」「クズと天使の二週目生活」など)、丸戸史明(「冴えない彼女の育てかた」など)
奨励会三段リーグ。 四段(プロ)になれる者は2人だけという苛酷な戦場。そこに史上初めて女性 として参戦した銀子は、八一と交わした約束を胸に封じ、孤独な戦いを 続けていた。八一もまた、新たなタイトルを目指し最強の敵と対峙する。 そんな2人を複雑な思いで見守るあいと、動き出す天衣。そして立ち はだかる奨励会員(なかま)たち。 「プロになるなんて、そんな約束をすることはできない。けどーー」 大切な人の夢を踏み砕くことでしか夢を叶えられない。それが将棋の 世界で生きるということ。 銀子が、創多が、鏡洲が……純粋なる者たちの熱き死闘に幕が下りる 奨励会編堂々のフィナーレ!
《浪速の白雪姫》最大の秘密が明らかに!! 「私を殺して……」 奨励会三段リーグで三連敗を喫し心が折れた銀子は、八一に懇願する。 「俺が連れて行ってあげますよ。絶対に死ねる場所へ」 こうして二人は将棋から逃げた。それは同時に、なぜ将棋を指すのか問い直す旅でもありーー なぜ、八一は銀子を『姉弟子』と呼ぶようになったのか? なぜ、銀子は女流タイトルを求めたのか? 八一と銀子の出会いと修業時代の日々、そして《浪速の白雪姫》に隠された最大の秘密が遂に明かされる告白の第11巻! 将棋の神が定めし残酷な運命は、誰に微笑むのか?
《このライトノベルがすごい! 2017・2018 文庫部門1位 2連覇! 》 《シリーズ累計100万部突破! 》 《第28回将棋ペンクラブ大賞優秀賞受賞! 》 《監修は関西若手プロ棋士集団「西遊棋」! 》 《朝日新聞書評欄掲載! 》 竜王、遂に小学校の教壇に立つ! 「澪たち、くじゅるー先生に鍛えてもらいたいんです!」 小学生の将棋大会『なにわ王将戦』で優勝を目指すJS研。 しかしあいの新しい担任にJSとの同居を問題視された八一は、自ら の潔白を証明するため小学校で将棋の授業を受け持つことに。 一方、女流名跡リーグ進出を目指すあいの前には謎の女流棋士が立ち はだかり、そして銀子は地獄の三段リーグで孤独な戦いを始めようとしていたーー。 それぞれの戦場で繰り広げられる魂の激突。決意と別離の第10巻! 小さな背中に翼が生えたとき、天使は自らの力で羽搏き始める!!