著者 : 相原あきら
僕は神部真澄。官房長官になるため日夜努力を欠かさないエリート高校生だ。 不登校の美少女・音琴美加を救う(内申点の)ため、彼女がいる“鬼畜VRオンラインゲー”にログインーーでも「正論」言ってこっぴどく嫌われました! IDもブロックされ、仕方なく別アカでログインしたのだが…… 『マンチカン様、はあああっ流石です! 尊すぎて私、三回は死にました!』 勝手に使った従妹のアカウントは、音琴が熱狂的に崇拝する人気実況者のものだった! ならば好都合。正体を隠して音琴と不純な行為……ではなく、清く正しい道へ彼女を導いてみせる!
ーーある日、高天原にて。弁財天が「七福神」を辞めると言い出し、人間界に隠れてしまった!? 同じ七福神の一柱・大黒天は、六福神にならないように神捜しすることに。 「僕も一緒に連れてってよ」 「ヒコ、俺は地上に遊びに行くわけではないんだが……」 お調子者の親友・少彦名を連れて地上へ降り立った大黒天は、そこで出会った少女・出雲に導かれて悩みを抱えた人間を救っていく。だが、その中で見つけ出した「幸せ」には、弁財天が隠れた本当の意味が込められていて……!?
大切な彼女を事故で亡くし、絶望する臨床心理士の浅賀。ある日、彼のもとに「一年後の君と」という件名で紅葉の写真付きメールが届く。それは一年前の日付からだった。 もしかしたら死んだ彼女からのメールではと考える浅賀だが、メールの差出人は「ark(アルケー)」と名乗る入院中の女子高生だった。 そんな見知らぬ少女と不思議なやりとりをすることになった浅賀は、少女の明るさに傷ついた心が少しずつ癒されていく。だが、ある日、真実を知る日がやってきて……。
「キスして女の子を知れ! 女の子とキスしないと……お主が女の子になるぞ!」男らしくしてくださいーー女の子に間違えられることが多く、昔から『男らしくなりたい』と思っていた僕は、ひょんなことから手に入れた“望みを叶える魔法の本”に、そう願ったんだ。そしたら、本から妖精みたいな女の子が出てきて、キスの呪いをかけられちゃった! 追い詰められた僕の周りには、女の子が5人。兄妹同然の幼馴染・新月まひる、まひるの親友・加瀬緋奈美、密かな想い人・水生メル、僕をペットのように扱う先輩・来栖夕陽、街で出会ったいたずら少女・金谷五十鈴。本当にキスをしなければならないなら、僕はーー! キスだらけのラブコメが、今はじまるっ!?
ラグナロクを阻止するため世界樹へと乗り込んだロストたち。そんな一行を待っていたのは、復讐に狂うアヴィだった。 凶悪な神具「ミーミルの首」の力を利用し、巨人スルトへの復讐を果たしたと告げるアヴィだったが、彼の傍らには謎のアールヴ族の少年と敵であるはずの巨人族が付き従っているのだった……。 悲しき復讐の果てに、さらなる禁断の力「レーギャルンの箱」を求めて暴走するアヴィ、仲間との出会いを経て復讐心を捨てたロスト。それぞれの想いが交錯し、最後の戦いが今ここに始まるーー。
オーディンの化身を倒し、崩れ始めた世界の均衡。破滅の未来「神々の黄昏(ラグナロク)」を阻止するため、謎めいた男アヴィが語る地・ミリアの故郷ウルズを訪れたロストたち一行。 だが、そんな彼等の前に立ち塞がるのは、「神々の黄昏(ラグナロク)」を引き起こし、世界を滅ぼす災厄の元凶・炎の巨人スルトと呼ばれる神を信奉する集団・焼神閥団(バンズコンパニオン)だった……。
かつて、オーディンをはじめとする北欧の神々は「神々の黄昏(ラグナロク)」と呼ばれる最終戦争により滅び、その異能の力である神紋(ルーン)は人間へと受け継がれた。 「血誓兄弟(フォースブレーズ)」のロストーーノルンの民の生き残りである彼は、家族を殺された悲劇を代償として得た神紋により一族を滅ぼした者たちへと復讐を誓う。だが、彼の前には強大な神紋を持つ皇帝直属の精鋭集団「ビフレスト」が立ちはだかるのだった……。 神紋を持つ者の戦い、その宿業は北欧神の陰謀か、それとも終焉の予兆か。運命の男を中心に物語は静かに動き出す。
霊感が強すぎる故に、可愛いヒミコの霊に取り憑かれてしまった叢雲カズヤ。イヤイヤながらも、ヒミコのお願いで手相占いによって人助けをしていたカズヤの耳に街の噂が入ってくる。 「よく当たるイケメン占い師がいるらしい」 ──カズヤは 「俺はタダのキャバクラ店員だぜ」 なんて言いながらも、まんざらでもない様子。だが、噂の人物は別人らしく……。 そんな中、同じ店で働くキャバ嬢・ミサキの様子が最近おかしいと店長に相談されたカズヤは、ミサキが騙されているらしい噂のイケメン占い師のもとへヒミコと向かうことになるのだが……!?
「サイコロを振って彼女の運命を決定してください」 ── 他人の運命を賭けた謎の携帯アプリゲーム 「ライフ・マニピュレーター」 はそう囁く。 ある日、高校一年生の御調和水は携帯端末上に見知らぬアイコンを見つける。和水がアイコンに触れようとすると、自らを 「運命測定機械」 と呼ぶバニー姿の女の子が現れた。彼女曰く、この双六ゲームをプレイすればリアルに影響を及ぼし、他人の運命を操ることができるという。その対象とは和水が幼少時代にケンカ別れしてしまった女の子・向井歩美だった……。
冴えない男子高校生・木下つくしは、ある日ネットを徘徊中に、クラスメイトが書いたと思しきブログを見つける。「私は赤の9番『隷従』です。至急私にベットしてくれるプレイヤーを探しています」-凛とした態度で同性にもファンが多く、つくしも憧れるクラスメイトの小田かずさが、実はゲーム好きの同志だった(これはチャンスかも)!?そんな妄想全開で、彼女に話かけてみれば、妙に切羽詰まったかずさの様子に引くに引けず、気が付けば彼女の下僕として不可解なゲームに巻き込まれるハメにー!?“地球の運命”を担った12人の少女達による「運命ゲーム」が幕を開ける。
“ウチダ・マコトは悪魔である”という情報が伝わってきた。いそうでいない悪魔が身近に現れたとなれば、いろいろと聞いたり試したりしてみたいのがオカルト研究会。そんなわけでオカルト研究会の精鋭(当然、女の子です)たちはマコトが悪魔である証拠=マコトの尻尾の有無を確認するべく、あの手この手(まぁ、色仕掛けです)でマコトのズボンを脱がそうとして…。一方、正義の味方の天使も、お泊まりセット片手にマコト宅に乱入し…!マコトの貞操、大ピーンチ!?脅迫から始まるラブコメディ第2弾。