著者 : 紫ユウ
彰吾が気になっている“タイツの人”=真優と対面し、ライバル心が芽生えた梓とゆいな。 一方で彰吾の恋愛相談から二人の恋心を知る真優は、まずは仲良くなろうとするもーー普段の彰吾との話をするだけで羨ましがられ、嫉妬心が増していき!? 白熱のゲーム対決を通じ、同じ男子を好きな者同士で認め合うも、梓はとある少女の後押しで攻めに転じることにーー? そんな中、彰吾から真優に次なる“相談”が。 いつも世話になっている梓を料理でねぎらいたいという彼を家に招いて、二人きりの料理教室! ……のはずが、なぜか真優の姉・千聖も乱入。奔放な男子キラーっぷりに真優も大慌て!?
生徒会役員を務める完璧美人こと、雛森さくらは焦っていたーー鏑木律を取り巻く恋の気配に! 涼音とはいつの間にか下の名前で呼び合っているし、来栖さんも相変わらず仲が良さそう……というか、懐いたみたいに距離が近い。 (あれ? 私だけ遅れてませんか?) 他の男子なら恋に落ちるさくらの計算尽くな仕草も、律にはやっぱり通用しなくてヤキモキ……そんななか、望月先生が企画した旅行で、一同はさくらの実家の旅館に泊まることに! 自分の恋路と、実家を継ぐ道。 「好きになるってなんですか」 律の前ではありのままでいられる心地よさに、さくらは“完璧な自分”を脱ぎ捨ててーー!?
離婚した両親のようになりたくないという思いから、恋に奥手な高校生・城戸彰吾。 ある日、義妹・ゆいなと幼馴染・梓に告白され、親友にしてクラスのご意見番・真優に恋愛相談することに! しかし、(私も彰吾のこと好きなんだけどな……?) 真優も彼に恋する少女《ヒロイン》の一人だった!! 真優は想いをこらえて“頼れる親友”としてアドバイスするが、恋愛下手な彰吾の返答は、ゆいなと梓の恋心をむしろ燃え上がらせてしまう! 真優の焦りに気づかぬまま、恋のあれこれを学びに来る彰吾。 そんなふたりの相談タイムは、「キスするときは目を閉じないと、ね?」 真優が彰吾と距離を縮めるチャンスになっていきーー!?
心の声が聞こえる高校生・鏑木律による来栖さんのコミュ力向上特訓も終わり、奇妙な師弟関係から対等な友達となってスタートした新学年。新クラスには霧崎涼音や雛森さくら達もいるなか、(これからも仲良く出来たら嬉しい…えへへ)相変わらず来栖さんは心の中で不意にデレては、律を照れさせていた!休日には律の部屋で遊んだりと、ふたりの距離が縮まっていく一方ー「彼女がいるって嘘なんでしょ」来栖さんとの距離感から、涼音にトラブル回避のための嘘がバレてしまい!?「私と律の関係って、なんだろうね」お互いが落ち着く“気の合う同士”で止まっていた関係が、ついに動き出す!
時期はずれの転校生・来栖瑠璃菜は、無口で冷淡な態度からクラスにうまく馴染めないでいた。一方、他人の心の声が聞こえる体質で、トラブル無縁生活のためにそつなく立ち回れてしまう鏑木律。来栖さんはそんな一見世渡り上手な彼に憧れの眼差しを向け、『鏑木くんと仲良くなりたい』という願いを持つように!美少女だけど無愛想、近寄りがたい来栖さん。周囲からは鏑木くんに鋭い眼光を向けているように見えるも、(鏑木くん、寝顔かわいすぎ…!?ずっと見ていたい)真意は裏腹、心の中ではよくデレていて。そしてその健気な想いはーもちろん鏑木くんには丸聞こえなのである!
自堕落な一人暮らしを送る俺・常盤木翔和の部屋には、学年一の美少女・若宮凛が入り浸っている。放課後限定で始まったこの関係も夏休みを迎えー朝はうちに来る凛に起こしてもらい、バイトから帰ると彼女が待っている、“ずっと放課後”な日々になっていた!ご飯を食べるのも、宿題をするのも、息抜きのゲームをするのも二人一緒。「今晩、お世話になってもいいですか?」ついには、凛がうちに泊まることになり!?プールに、そして夏祭りに…誰にも邪魔されない二人っきりの同棲生活に、凛の好きアピールが加速する!!WEBで圧倒的人気の甘々ラブコメ、カクヨムラブコメ年間ランキング1位!書き下ろし多数の書籍版第2巻!