著者 : 緑名紺
魔女に呪われたエストレーヤ王国では、 握手会で国民から魔力譲渡を受けた星灯騎士団の美男子たちが国を守るため日々奮闘している。 そんな中、没落貴族の一人娘メリィは今日も誰も並んでいない新人騎士ネロの握手会へ。 なぜならメリィは彼を激推ししているからだ。 エンブレムカラーを身に付け、愛のこもった魔力を捧げ、 ネロの働く騎士カフェに通い、ファン同士で情報交換。 いわゆる普通の推し活をしているが、実はメリィはガチ恋勢であった。 しかし、この想いは伝えてはならない……。 なぜなら星灯騎士団は恋愛禁止!! そんなメリィの想いに、いつしかネロの心が揺れ始め──!? 魔力譲渡の握手会、騎士の働くカフェ、非公式ファンクラブ、周年式典では歌って踊る!? 国を守る騎士たちは推せば推すほど強くなる! 騎士に恋するファンと恋愛禁止の新人騎士が織りなす推し活ラブファンタジー、ここに開演!
幸せになる権利を誰にも渡さない。決して譲らない! アニメの“らすぼす”に転生してしまった魔女のソニア。 彼女は、王子との婚約破棄をきっかけに糾弾される未来を換えるべく、奮闘する日々を送っていた。 一方、完全にソニアに心を許してはいないものの、従者として側に付き添うようになってきたヴィル。 このまま二人でまったり、田舎でのスローライフを…と望むけれど、どうしてもソニアを悪役にしたい人物がいるようでーー!? 奇妙な運命に抗う“らすぼす魔女”の快進撃第2弾!
アニメの“らすぼす”に転生してしまった魔女のソニア。彼女は自分が悪しき魔女として討たれる未来を知っていた。そんな物語からの離脱を望んだソニアは、破滅へのきっかけである王子との婚約破棄を受け入れることに。その代償として前世でお気に入りだった騎士・ヴィルを従者として手に入れることに成功した。本来刺し違える役目を背負っていたヴィルと故郷で平穏に暮らすことを望むソニアだけれど、ヴィルは彼女を悪い魔女だと決めつけ反発ばかりで…!?奇妙な運命に抗う“らすぼす魔女”の快進撃がスタート!