著者 : 美和野らぐ
大翼鳥に乗って戦う“王禽騎兵”が戦場の花形とされる時代。多くの優秀な騎兵たちが鎬を削る中、風よりも速く、竜よりも力強く、誰よりも蒼空を華麗に舞う少年と少女がいた。 ジュスト共和国が擁する第五七王禽騎兵隊の隊長、ラゼル。ガサツで好戦的ながら、どこか憎めない真っ直ぐな少年。 アンケルニア帝国が誇る白銀乙女騎士団の隊長、ミスラ。気さくで面倒見もいいが、ひときわ負けん気が強い少女。 背負う国家も、生まれ持った性格も、まったく異なる二人が、譲れない信念をぶつけ合いながら戦う、爽快かつ痛快なスカイバトル・ファンタジー!
小説が書けない文芸部員・シュウ。ある日、彼のスマホに、詠名という少女から謎のメッセージが届く。そして、ふとしたことから、シュウと詠名の交流が始まった。互いの趣味である小説の話などを通じて、親しくなっていく二人。だが、いざ二人が実際に会おうとしたとき、衝撃の事実が判明する。詠名が生きているのはーー現代ではなく、なんと五年前だったのだ! 五年ぶんの夜にさえぎられた、時を超えた二人の恋愛の行方は……!? 小説が書けない文芸部員・シュウ。 ある日、彼のスマホに、詠名という少女から謎のメッセージが届く。 きっと悪戯だろうーーはじめはそう流していたシュウ。しかし、 [もうダメだ。死のう] 送られてきたそんな言葉に、死ぬなーーと思わず反応してしまったことから、メッセージを介しての、シュウと詠名の交流が始まった。 互いの趣味である小説の話などを通じて、親しくなっていく二人。 だが、いざ二人が実際に会おうとしたとき、衝撃の事実が判明する。 詠名が生きているのはーー現代ではなく、なんと五年前だったのだ! 五年ぶんの夜にさえぎられた、時を超えた二人の恋愛の行方は……!?
本性を喪ったハルカが現れて1か月。解決の糸口を掴めぬまま、驚くほど心優しいハルカとの、甘々な時間を過ごしていたマサキだったが、クリスマスイヴの夜、ハルカから思わぬ一言を告げられてーー。
季節が秋へ移りゆく頃、真の出会いを果たしたマサキとハルカ。平穏な日々が続く中、マサキは携帯電話に奇妙なメールを次々に受信し始める。送られてくるメールの内容は、どうやら未来からのメッセージらしくーー