著者 : 美和野らぐ
年下幼馴染と、不純な関係を持ってしまった 河合祐真には、ひとつ年下の幼馴染がいた。倉本涼香ーー親友・晃成の妹だ。祐真にとっても妹のような存在で、高校生になろうと変わらない。そう、思っていた・・・・・・。ある日、晃成がバイト先の先輩に恋をした。「バッカみたい」そう呟く涼香は、恋愛感情が分からないという。そして祐真も、恋愛にトラウマがあった。でも、“そういう”ことには興味がある。「キスって、気持ちいいらしいね?」いけないと分かりつつ、一線を越えてしまった。二人は、ひとつ約束を結ぶ。この不純な関係は『本当に好きな人』ができるまでの期限付き。 【編集担当からのおすすめ情報】 アニメ化が決定した『転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件』(スニーカー文庫刊)著者・雲雀湯先生の最新作! 不純だけど純愛な青春模様、ぜひお楽しみください!!
美少女名探偵と助手たちが「鬼」を祀る島で怪事件に遭遇!?「うわーい鬼さんの島に到着かもー」本格的名探偵・推川理耶の提案により、幸太たちSIP一行は万桜花家の別荘がある小さな離島を訪れる。かつて「鬼ヶ島」と呼ばれたこの地には、オウガ様という鬼の伝承が残っていて…。美味しい料理に舌鼓を打ったり、砂浜で水遊びしたり、浴衣姿を披露しあったり。小旅行を満喫する幸太たちだったが、年に一度の祭り「業落とし」の夜、まるでオウガ様の木像に撲殺されたような状況で、島の村長の遺体が見つかってしまう。事件の真相はいったい?そしてそんな怪事件の裏では、目隠し幼女イリスを狙う危険な陰謀が蠢いていたー!
「私はね、探偵なの。それもただの探偵じゃなくてね。この私、推川理耶はーー本格的名探偵なんだよ」ミステリ好きの高校生・福寄幸太は、自称名探偵の美少女・推川理耶から一方的に助手に指名される。するとなぜか、目隠しをした幼女、二重人格のお嬢様など、助手希望者が続々と集まってくることに。そんなある日、校内で発生した事件において、空想上の怪物が犯人だという「迷推理」で幸太を呆れさせる理耶。しかしその夜、幸太は空を飛ぶ怪物を目の当たりにし、理耶に隠された秘密の一端を知るーー名探偵は絶対に間違えない、「真実を生み出す」ことによって。
十月■日。文学研究会に所属する俺・天内晴麻は校舎で死体を発見する。彼女は冷堂紅葉の旧友だった。「犯人を…必ず突き止めます」「あぁ、俺と冷堂ならできるさ」不死探偵と普通の相棒。二人は真相究明を決意するがー。“喫茶店の密室。同時刻連続殺人。ダイイングメッセージ。ショッピングモール爆破。冷堂父の不可解な死。”連鎖する事件。付き纏う死の影。運命のいたずらか、それとも…。「生きてほしいです、一秒でも長く」謎めいた事件に挑む学園ミステリ、衝撃の結末が待ち受ける第二弾!
“仮面舞踏街”にばら撒かれた“闇サプリ”は史上最悪の混乱をもたらした。零士と月の二人は本腰を入れて一連の事件の黒幕を追う。しかしその矢先、突如舞い込んだBT本社・CEO危篤の報。“怪物サプリ”の根幹を担う彼女が死ねば、その影響は計り知れない。後継者として白羽の矢が立ったのは“調薬の魔女”である蛍。彼女を狙い、闇サプリをキメた合成人獣や古の怪異が追い迫り、悪夢のような逃避行が始まる!少年少女はかけがえのない友人を守りぬくことができるのか?-過剰摂取禁物のオーバードーズ・アクション第三夜!
七月■日。謎の美少女・冷堂紅葉が転校してきた夏の日、クラスメイトが殺された。密室殺人だった。「私達で解決しましょう、天内くん」「まるでミステリ小説の名探偵だな」廃部寸前の文学研究会に所属する俺・天内晴麻は、なぜか転校生に事件の調査を依頼される。そして冷堂も殺されたーはずだった。解かれることのない密室で。「私を殺した犯人を見つけて下さいねー探偵さん」不死探偵と普通の相棒。再現不可能な殺人事件に挑む学園ミステリー、堂々開幕!第15回GA文庫大賞受賞作。
★マンガワンでコミカライズ決定!★ 人々が獣に還り、理性を解き放ち、自由と匿名を謳歌する《仮面舞踏街》。ここは、国が認めた唯一の《官製スラム》だ。 この街を陰で支配する『Beast Tech社』から流出した規格外の《怪物サプリ》は、街の在り方すらも変えようとしていた。力を求める者、金を手に入れようと他者を陥れる輩。欲望渦巻き騒がしくなる夜には、当然《幻想清掃》の面々が《害獣駆除》に駆り出される。同じ高校に通う《吸血鬼》・零士(レイジ)と《人狼》・月(ゲツ)、新メンバー・蛍(ケイ)の三人。そして、《ただの人間》でありながら、亡き後輩のためサプリ流出事件捜査の依頼主を買って出た命(メイ)も、この街で闘う者の一人だ。 誘われる死人形の廃ビル。SNSで伝染・増殖する最悪の都市伝説ーーそして。少年少女の前に待ち受けるは、未曾有の惨劇。 【都立アカネ原高校生徒 死者ーー3名】 怪物以上人間未満の彼らは、残された尊厳のために夜を駆ける。 さあ、お立ち会い。 超管理社会の歪みが産んだ最新の御伽噺ーー過剰摂取禁物のオーバードーズ・アクション第二夜!
元アイドルのミルを“普通の女の子”にプロデュースすることになった蓮。そんななかミルは蓮への想いに気づきながらもはじめて抱く恋心に戸惑っていた。新たなミルらしさを見つけるため、蓮はミルとともに夏休みを過ごす。プール掃除や、小旅行に花火。ありきたりで、しかしかけがえのない思い出は一つずつ増えていき…。「ねえ、この先も君が、いっぱい私に教えてよ。-アイドルじゃない、これからの香澄ミルを」そっと変わりはじめた二人の関係。一方、同級生で親友の琴乃は、蓮の変化に揺れていてー!?
人々は獣に還り、理性を解き放ち、自由と匿名を謳歌するー“怪物サプリ”を飲んで誰もがカジュアルに獣人に変身し、好き放題にやらかしていい街、それが“仮面舞踏街”。国が完全監視社会の中で唯一認めた“官製スラム”だ。そんな街で、本物の怪物たる吸血鬼の少年・零士は、相棒の人狼・月とともに街の掃除屋として『害獣駆除』を請け負っていた。轢き逃げ人馬の捜索、JKバニー狩り、顕現した都市伝説との死闘。そして“調薬の魔女”との出会いが零士たちの運命を大きく変えていくー。真贋入り乱れる街で巻き起こる、過剰摂取禁物のオーバードーズ・アクション!
転入してきた元アイドル・香澄ミルは普通じゃない。「初めまして。あなたの瞳を独占中、みるふぃーですっ」「いつもありがとう!サインは制服でいいかな?」抜群のスタイルに、宝石みたいな瞳。何より日常生活とかけ離れたこの圧倒的なアザトさが“異様”だ。-と思ってたら。「あれ、いまのファンサで真っ赤にならない人、初めてかも」「ねえ君、私を“普通”の女の子にしてくれないかな」そして始まるプロデュース。週末の娯楽探しや、文化祭。香澄に普通の高校生活を教えるにつれ「そこそこ」だった俺の日常も変わっていき…これは俺と彼女の、青春と再出発の物語。
「どうして出張先にもついてくるんですか、姫様?」王都に渦巻く陰謀を撃ち砕き、元の日常に戻ってきたレイズ。(相変わらず姫様からの視線を受けつつも)任務をこなしていると、同僚の宮廷魔法士アリナと共に東部の農園地帯への出張を命じられる。そこに待っていたのは、以前レイズがケーキを通じて知り合った公爵令嬢レナでー何で隣に姫様までいるんですか!?ついてきたんですか?困惑しつつレイズは任務に挑むことになる。のどかな農園に潜む闇を果たして解き明かせるのかーてっ、だから、姫様、視線バレバレですってば!姫と少年の“じれ甘”王道ファンタジー、第2弾登場です。
「っ!買ってくれるのか!」魔王の剣ティフィンを弟子として、旅をする商人エドは、酒の祭りで賑わう町で、彼女の初商売を見守つていた。しかし、その町でエドの旧知の酒職人は名前も、造る酒も全て奪われており、誰もその事に気付いていないという…。そして、それには人外の魔法の気配がー。名前を売買するという噂を追い、隣町にやってきたエドは、妹弟子、エーテルと出会う。その町のオークションで、ティフィンの探している人外の鍛冶師の手がかりをエド以上の額で落札した彼女は告げる。「勝負しましょう、エド兄さん」蒼機純×美和野らぐが贈る、金貨と旅と世界の物語シリーズ第2弾!
努力しても報われなかった少年は、交通事故に遭い命を落とし、異世界のハイラント皇国の大貴族、ファーレンハイト辺境伯家の長男エーベルハルトに転生した。転生した先の世界では魔法などが存在し、ステータスも存在した。自分のステータスを確認してみると、固有技能“継続は力なり”という努力すればするほど強くなれる能力を持っていた。前世では努力しても報われなかった少年が今世では努力しても裏切られないことに歓喜する!そして、可愛い婚約者のリリーや、幼馴染で鍛冶屋の娘のメイル達と楽しく過ごしていた。しかし、そこに魔の手が迫ってきていてー。努力することで無限に成長できる少年の物語が今始まる!
「相変わらず意味が分からない魔法の精度ね、化け物?」「化け物は酷くないですか?僕は仕事してるだけです!」宮廷魔法士の少年レイズは、先輩に弄られつつ圧倒的な精度の遠距離魔法で次々と任務をこなしていたが、一つ悩んでいた。それはーこの国の姫様がじぃーっと見つめてくること。「姫様、どうかしましたか?」「ひゃいッ!失礼しました!」目が合ったり話しかけたりすると、姫様は顔を真っ赤にして走り去ってしまう。その、どうして僕を見つめてくるんです?戸惑いながらもレイズは、魔法士として頭角を現していく。ちなみに姫様、見てるのバレバレです…。第5回カクヨムWeb小説コンテスト特別賞受賞。
欲には金貨を。願いには勇気を。だが、金貨で刃は防げないー。若き商人エドモンドは人外の剣に出会い、“彼女”を助けてしまう。「吾輩は魔王の剣、ティフィンだ」美しい女性になった魔王の剣は、商人エドとともに北へ向かう。「吾輩は再び封印されなければならない。そうすれば魔王の復活を防げ、勇者をこの世界に生ませずに済むのだから…」だがエドたちの前に現れる凄腕の傭兵少女、そして勇者とその剣…。魔王の剣が、世界の敵となる前に、エドは語り出す。「俺は商人だ。ここからは楽しい話をしよう。互いが儲かる話を」そんな、金貨と旅と世界の物語。第12回GA文庫大賞銀賞受賞。
「大丈夫。隼人は何の心配もいらないよ」とある事情で裏の連中に身柄を狙われている高校生の俺、幸村隼人のボディーガードをしている桐谷紡はかっこいい。完璧な身のこなしで俺を守ってくれるだけでなくクラスでも人気の男子生徒だ。しかし、二人きりになるとー「あううううぅ〜…こっち向いてよ、かまってよぅ、隼人くぅん…」男装をといて、甘えたがりの美少女に大変身。可愛すぎる彼女の甘え方に俺の心臓が逆に危ねぇ!さらに、俺を狙う刺客も変わった女の子(?)ばかりでー自分にだけ見せてくれるギャップがたまらない美少女達が集うラブコメディ!
夢だったホテルコンシェルジュの仕事をパワハラで失った瑠奈。 いわくつきの神社で神頼みをしたために、願いを勘違いして受け取った神様・通称トラこと虎ノ助から求婚されてしまう! 無職だった瑠奈は「花嫁見習い」を兼ねて、人間嫌いのあやかし達の住まい・虎桜館で働くことに。 「けど、嫁にはならないわよ!?」と言いつつも、瑠奈は優しくあやかし達の心に残る傷に寄り添い、しだいに彼らとの距離も縮まっていく。一方で館の主である虎ノ助には、参拝客がいなくなった社の神様として限界が訪れて……。 神様に求婚されました あやかしは人間が嫌いらしい 見え始めた心の傷 癒える心と不吉な予感 未熟者の私ですが、よろしくお願いします エピローグ
大翼鳥に乗って戦う“王禽騎兵”が戦場の花形とされる時代。多くの優秀な騎兵たちが鎬を削る中、風よりも速く、竜よりも力強く、誰よりも蒼空を華麗に舞う少年と少女がいた。ジュスト共和国が擁する第五七王禽騎兵隊の隊長、ラゼル。ガサツで好戦的ながら、どこか憎めない真っ直ぐな少年。アンケルニア帝国が誇る白銀乙女騎士団の隊長、ミスラ。気さくで面倒見もいいが、ひときわ負けん気が強い少女。背負う国家も、生まれ持った性格も、まったく異なる二人が、譲れない信念をぶつけ合いながら戦う、爽快かつ痛快なスカイバトル・ファンタジー!
小説が書けない文芸部員・シュウ。ある日、彼のスマホに、詠名という少女から謎のメッセージが届く。きっと悪戯だろうーはじめはそう流していたシュウ。しかし、“もうダメだ。死のう”送られてきたそんな言葉に、死ぬなーと思わず反応してしまったことから、メッセージを介しての、シュウと詠名の交流が始まった。互いの趣味である小説の話などを通じて、親しくなっていく二人。だが、いざ二人が実際に会おうとしたとき、衝撃の事実が判明する。詠名が生きているのはー現代ではなく、なんと五年前だったのだ!五年ぶんの夜にさえぎられた、時を超えた二人の恋愛の行方は…!?
街にクリスマスソングが響く季節。ユミたちの問題を解決した俺は、また普通の日常に戻る、そう思っていた。なのになぜ、お前が俺の学校にいる?なぜ俺との記憶を喪っている?いや、それよりもなぜ、ハルカの本性が消失しているんだー?初の事態に俺は、解決の糸口を探す為、驚くほど優しいハルカへの接近を試み、一緒にテスト勉強や、クリスマスパーティーの準備をしたりと、暖かさと違和感を覚える毎日を過ごしていたが、クリスマス当日、今のハルカからありえない筈の言葉を投げかけられー「篠山くんが『篠山マサキ』だったんだね」こいつは…とびきり面倒な現象に巻き込まれたらしいな。