著者 : 舞阪洸
来るべく大戦に向け、復興軍とバイデリュンヘン軍の動きは活発さを増していた。決戦の地では剣姫士アイオリスが胸を弾ませ、真相を知った忍姫士カオルゥは沈痛な面持ちで顔を伏せる。そして夜姫は、持てる力のすべてを投入してリーザとの最終決戦に赴く。バイオレッタ王女の悲願、祖国の完全なる復興を目指してー。果たして新エルゲン王国は勝利を掴むことが出来るのか?そして夜姫が辿り着いた未来とは!?戦いと裏切りのハイ・ファンタジー、終幕!
英雄皇帝の気質を色濃く受け継ぐ皇女チチェリアーナが加わり、激しさを増す皇位継承戦。さらに、版図の拡大を目指す常勝将軍、傀儡政権の樹立を画策する宰相、皇位を狙う軍団長らの野望が渦巻き、ロムニア帝国の混迷と瓦解は加速する。辺境都市アル=アラを治める皇子サイファカールも、わずかずつ勢力を拡大していたが、怖れていた事態が現実となる。それは異民族3万による帝国辺境への侵攻だった。しかもー「3万は先兵、偵察だよ。後方の本隊はおそらく10万以上」内憂の皇位継承戦と外患の異民族侵攻を、わずか5千の兵力で乗り切るべく、サイファカールは大きな決断を迫られる!?
旅団長ジュエルジュード率いる旧教会の最新鋭部隊“八八旅団”の圧倒的な力を前に初の敗北を喫し、エインの砦へと逃げ帰ったナーガ一同。しかしナーガは「旅団攻略の突破口は見えた」と断言する。一方、敵を奇襲するために結成された別働隊のレラ一行は、ハリガンが信頼を寄せる魔女、ランジュに別働隊への参加を要請するため、黒い森へと足を運んでいた。更にライバッハが連れ帰った奴隷も加わり、魔女の戦いは、新たな局面を迎えようとしていた。果たしてナーガの企てた奇襲とは。そして、最強の討伐軍を打ち倒すための突破口とはー。魔女の全てを賭けた総力戦の幕が、再び切って落とされるー。大ヒット戦乱無双ファンタジー、疾風怒涛の第5弾!
帝国全土を駆け巡る“皇帝崩御”の報せ。ある者は己の正統性を掲げ、またある者は野望のため、あるいは大義のためー群雄たちが立ち上がる。一方、その群雄に埋もれる“うつけ皇子”サイファカールが示した指針とは、皇太子に叛旗を翻す者を討ち、反乱の意思をみせず、密かに勢力の拡大を図ること。だが、それには大きな問題ー圧倒的な兵力不足があった。「少数でも問題ない。さて、皆には侍女服を着てもらうおうか」突然始まるステラステラ、リ・イン、ネムネモの侍女修行。“うつけ皇子”の狙いとは?それとも、ただの思いつき?群雄たちが野心を明らかにする時、帝国の興亡が決する!?
帝国の“うつけ皇子”サイファカールに辺境長官赴任の勅命が下る。次代皇帝の座を巡る政争と陰謀が渦巻く宮廷から放逐され、歴史の影に埋もれるものと誰もが思っていた。だがー「帝都より伝令!一刻を争う事態とのこと!」突如としてもたらされた、世界帝国の命運を揺るがす報!「この後、帝国は大いに荒れるだろうね。それを食い止める」サイファカールの才を信じ、ともに立ち上がる盟友たち。「見てみたい、この方の行く末を。この方の戦いをー」“うつけ皇子”か?それとも“希代の英雄”か?野に放たれた虎が帝国の運命を大きく変転させる興亡記、いま開幕!
再び砦奪回部隊を退けたナーガたちは、カサンドラ王国の内情を探るために潜入調査に乗り出す。旅芸人の一座をよそおい、レンスールの街で魔女たちに扮する踊り子の興業を始めるのだったが…ほどなく、他国連合の魔女討伐軍の噂を聞きつける。討伐軍の先陣を切るは、旧教会の最精鋭部隊“八八旅団”。砦に戻ったナーガたちの準備も整わないうちに、旅団長ジュエルジュード率いる五百名の騎士が襲いかかる!魔法の効きにくい白銀の鎧に、圧倒的なまでの個々人の武勇。果たしてナーガたちに抗う術はあるのかー。大ヒット戦乱無双ファンタジー、死闘必至の第4弾!
カサンドラ王国軍二千を降したナーガたちは、勢いにのってエインの砦攻略に乗り出す。ヴィータらスレイマーヤ一族の協力もとりつけ計画は着々と進行するが、シュバイツ川の警戒にあたっていたノノエルが、ひょんなことから敵の部隊長ライバッハを生け捕りにしたことで状況は一変する。魔女たちが普通の女の子にしか見えないことに戸惑うライバッハ。かたや、ライバッハが思っていた人間像とずいぶん違うことに首を傾げる魔女たち。そんなとき、砦に帰ってきたユウキが「人間の捕虜は殺す!」とライバッハに詰め寄って…?ナーガの掲げる魔女たちが目指す理想郷、“人と魔女が共存する世界”。これは、その大きな一歩となる戦いの物語であるー。
クセルクス盆地の平和を自らの手で勝ち取った鋼鉄の白兎騎士団、団長ガブリエラ。その後のルーアル・ソシエダイ王宮の様子や、ヴィネダの執念が行きつく場所、カブリエラと同期生たちが歩む新たな道とはー『白兎騎士たちの現在と未来』。さらに団長就任前のガブリエラが雛小隊で巻き起こした大騒動、マルチミリエが従者になった経緯など、うら若き乙女たちの過去から未来を網羅した珠玉のエピソード集。“白兎”シリーズ、ここに完結。
マイヨ・ルカの街からすべての団員を引き揚げ、本城に篭ったガブリエラとレフレンシア。盆地の周辺には、自然士レオノーラを始めとする百戦錬磨の精鋭達、ジアンとカッシゥス王が率いる奇襲部隊、そしてベティスから駆け付けたドゥイエンヌが揃っていた。すべての準備は終わり遂に舞台は整った。果たして若き団長、ガブリエラが考案した戦わずして勝つ方法とは?そして、その先の未来をも見据えた一世一代の奇策とはー!?最強乙女伝説、堂々完結。
一の砦の戦いから十日。迫るカサンドラ王国軍二千に対し、ナーガ率いる二十人の魔女たちは二つの“秘策”をもって迎え撃つ。“黒い森”のもうひとつの魔女一族の長、ヴィータも見守るなか、戦線は切って落とされるのだったが…決め手となる“二の矢”が発動せず、ナーガたちは苦境に立たされる。一進一退の攻防と、ぎりぎりの戦いの果て、ついに明かされるナーガの真名とはー!?“聖龍王”が起つ刻、戦場に新たな風が吹く。はやくもコミカライズ決定の大人気戦乱無双ファンタジー第2弾、威風堂々推して参る。
自分を変えたい女子高生・神楽岡藻琴は競泳戦隊ミズギーズの隊員である。半強制的に競泳水着型バトルスーツを着せられて、なぜか街を守ることに…こんな変わり方は想定外!?そんな状況に慣れる間もなく、藻琴の前に大きな壁が立ちはだかる。相手はスク水戦隊!何やら背後にうごめく黒い(?)陰謀もあるようだ!迷っている暇はない。戦えミズギーズ!戦え藻琴!藻琴よ、お前の明日はどこにある…。ミズギーズの全てが明かされる、衝撃の最終巻。結局、全員競泳水着、着たままだがな。
ここは、戦の絶えぬ世界。魔女が人に追われ、疎まれ、攻め滅ぼされんとする世界。ある日、その男は落ちてきた。“黒き森の魔女”ハリガンの前にー風呂の天井から。「な、な、な、なんじゃ貴様は!?」「乳だ!しかもでかい!」-ただ滅びを待つ魔女の国に、突如現れた異界の男ー「こっこら、勝手に人の乳を揉むな!」「巨乳!」-記憶を失い、名に“龍王”を持つ、奇妙な出で立ちの男ー「男が姉様のおっぱいを!?」「落ち着けユウキ!」-かくて“戦才”と“魔法”は出逢い、運命の歯車は逆転をはじめる!艶やかに舞う戦乱無双ファンタジー、ここに開幕。
自分を変えたい女子高生・神楽岡藻琴は転校先の天乃宮学院女子高等学校で、思いっきり自分の穀を破ろうと決意する。百合的アプローチを繰り出してきたり、エロ同人に詳しかったりする友人もできて、新しい一歩を踏み出そうとしていたが…なぜか競泳水着のまま授業を受ける水泳部員・相内美幌に興味を持ってしまったため、奇特な高校生活開始のゴングが…!今ここから、競泳戦隊ミズギーズ・ミズギーズイエローとしての変わり過ぎた日常が始まったのである。
大平原で敵国の捕囚となってしまったレフレンシア。ガブリエラは団長として、これを機に本城への帰還を言い渡す。独りで騎士団を率いる重責をかみしめながらも、副団長の救出、そして本城に迫るシギルノジチ対策に頭を悩ませるガブリエラ。そんな混沌の中、四番隊隊長フェーレンが突然団を離れると言いだして…。一方、当のレフレンシアは、ルーアル・ソシエダイの王都にて白昼堂々セクハラ行為を繰り返していたー!?最強乙女伝説、待望の第4巻。
競泳水着に身を包んだヒーローが密かに悪を倒す…そんな町に転校した神楽岡藻琴は、新しい高校で自分の殻を突き破ろうとしている。平凡な自分を変えようとしている。しかし、転校初日にいきなり度肝を抜かれてしまう。教室の中で競泳水着の女子が普通に授業を受けていたからだ。いったいなぜ、どうして、みんなスルー!?様々な疑問をはらんだまま、藻琴は、謎の巣窟かもしれない水泳部への入部を決意。希望に満ちたはずの女子校ライフに、悪党退治の項目が加わったりして!?百合風味な戦隊ストーリー開幕。
団長ガブリエラの奇策により見事ル・アンヘルの街を守りきった白兎騎士団。だが敵国ルーアル・ソシエダイは、手を弛めることなく次の策を講じていた。対してガブリエラ率いる騎士団は、優秀な団員を召集した「白鷺」作戦を決行。しかしその戦略は、彼女にしてはどこか真っ当な内容で…!?一方、大平原調略担当官アリアンレイの魔の手は、着実にル・アンヘルの街を呑みこもうとしていたー。最強乙女騎士伝説、三大国の思惑が絡み合う激震の第2巻。
清純な乙女だけで構成される鋼鉄の白兎騎士団ー類まれな機転と発想によって、入団後1年も経たずに団長となったガブリエラ・リビエラ・スンナは、まだ若くあどけない少女だった。そんな彼女の就任直後、騎士団は未曾有の危機に直面する。バスティア大陸の中でせめぎ合う大国が活発に動きはじめ、否応なく戦いに巻き込まれるガブリエラ達。団長の真価が問われるその局面で、果たして彼女は団を導き、勝利することが出来るのか!?最強乙女伝説、開戦。
「弥茂祢のすべては貴方様のもの!あんなところからそんなところまで!あまつさえこんなところまで、す、べ、て!」こいつが今日から僕の下僕になったスーパーロボッ娘。なぜ、一人暮らしをしている僕(高校生)のところに来たのかは知らん!エロトークをやめようとしないのが大変迷惑!?であるが、僕の言うことをなんでもきくという。「一緒にお風呂に入れ、とお命じにはならないのですか?」命じないよ!まあ、だとしたら…僕はいったい何を命令すればいい?わからんことだらけ、エロトークだらけの共同生活が始まったー。
大平原での戦いでイリアスタに大打撃を与えた白兎騎士団。大陸の勢力図に影響を及ぼす争いは大国、ルーアル・ソシエダイ王国までもを動かそうとしていた。一方騎士団では、団長代理が怪しい行動を繰り返し、ガブリエラたち団員間で黒い噂が広がり始める。そして彼女は宣言したー「騎士団を引退する」。果たしてその真意とは、そして騎士団の運命とは!?保たれていた三国間の均衡は崩れ、遂に歴史が動きだす!美麗☆絢爛乙女戦記、第一部ここに完結。