著者 : 赤月カケヤ
赤月カケヤ待望の最新作! 高校生で元プロゲーマーの俺はゲーム部の部長に就くことに。部員は俺のほかには5人の美少女。しかし彼女たちはそれぞれとんでもないおバカだった。部活初日、MMOゲームに参加しようとした俺たちは、なぜかゲーム世界に転移してしまう。アバターに姿を変えた俺とおバカ美少女たちは、好奇の目(てかエロ目線)を向ける村人や、美人ぞろいなのにやたら雑な冒険者パーティー、そしてモンスターたちに囲まれて……。なんの因果かゴブリンになってしまった俺は、無事に異世界で暮らしていけるのか!?
夏の終わり。人付き合いが苦手な僕の前に現れたのは、記憶喪失の幽霊、レイナだった。レイナに取り憑かれた僕は、彼女を成仏させるため、記憶を取り戻す手助けをすることになった。けれど、天真爛漫でお節介なレイナの存在は、僕の日常を大きく変えていき、そして僕の心さえも奪ってしまった。だけどこの気持ちは絶対に伝えることはできない。レイナの死の真相と彼女の後悔を知ってしまったから…。後悔と一途さと失われた記憶が紡ぐ、“7つ”の好きだと言えない理由。大切だからこそ、伝えられない想いがある。ほろ苦くて、ちょっぴり泣ける青春ラブストーリー。-それでも、好きだと言えない。
罪を犯しても裁かれることのない権力者を趣味で殺害していた頭脳派凶悪犯罪者“ジョーカー”は、異世界に転生した。異世界で授かったあらゆるものを騙す“偽装錬金”の能力と、殺人鬼としての異常性。それらが重なり合い、彼は最強の救世の殺戮者となる。-“人は首を切断しても数秒は意識があるという。死の間際に己が愚行を反省しろ”-「第5回小学館ライトノベル大賞」にて優秀賞を受賞した問題作、『キミとは致命的なズレがある』で鮮烈デビューを果たした赤月カケヤが贈る、腐った上級国民は全て駆逐!系ダークファンタジー!!
地味で根暗な性格のため日陰な教師生活をおくっていた村埜良二の日常は、伝説のヤクザで実兄でもある誠一の霊に取り憑かれたことで、エロくてハチャメチャなものへと一変した。そんなある日、学内でも有数の美少女、茜空優妃の秘密を知ったことで、恋愛レベル幼稚園児並みの良二にまさかの恋愛相談が!?-人を好きという気持ちは自分の思い通りにはならない。悲しいすれ違い、切ない想い、記憶喪失の先に生まれる真実の愛とは?感動を呼ぶ、エロすぎ注意のクズコメディ第2弾!
私立聖実館高校で教鞭をとるヘタレ教師・村埜良二。彼は教育に対して人一倍の信念を持つものの、地味で根暗な性格のために生徒たちにナメられ、日陰な教師生活をおくっていた。ところがある日の朝、目を覚ますと良二のベッドに一糸纏わぬ教え子の姿があり大混乱。これはなにかの間違いだと思った矢先、女性経験皆無、奥手を地でいく彼がするはずもない出来事が起こり続け、良二は散々な目に遭う。彼は自身の二重人格を疑うが、その原因は生き別れのクズ兄貴のせいだった!?エロすぎ注意のクズコメディが今、始まる!
繰り返される惨劇を生み出していた首謀者は、摩響たち『神悠言』が神と崇める存在だった。奴らが世界滅亡を前に娯楽として始めた余興だったのだ。戦うべき敵を定めた斗和たちは神悠言の本部を訪れる。そこで知る見えない壁を作り出していた人物の正体。その元凶となる1人を巡り、滅びの未来を救うためそれぞれの想いが交差する。ついには惨劇が現実世界すべてを巻き込み、果てしない絶望を生む。そして明らかになる、斗和の“生きる意味”とはー。絶望が絶望を呼ぶパニックホラーの最終巻!衝撃必至の結末を見よ!!
水族館の惨劇から、二か月。櫛灘学園に編入した斗和は、そこで従姉のかりも、さらには神悠言の少女たちと出会う。そして幼いころによく遊んだ瞬夏と偶然百貨店で再会。しかし、その再会は不条理の呼び水だったのかもしれない。一人前になりたいと願う神悠言の少女、霜月。斗和に憧れるアイドル、瞬夏。そして、力を欲する斗和。いくつもの願望と思惑が渦巻き、崩壊のアルペジオを奏でる。過去最大数の人喰いの化け物が跋扈する絶望のなか、あの少女の面影を持つ魂を狩る幻想生物が姿を現す。「-貫き届く刃の意志、発動」
かつてない絶望のなか、少年は起死回生の反撃を試みるー。水族館で再び“見えない壁”に閉じ込められ、人喰いの化け物に襲われる斗和たち。だがそこには、化け物よりも恐ろしい殺人鬼が存在した。殺人鬼から執拗に狙われる斗和。窮地に陥り己の無力さを嘆く笠根木。兄の犯した罪と向き合う決意を固める銀河。そして、極限の環境化で斗和は隠された能力に目覚めるー。殺人鬼の口より明かされる驚くべき“この世界”の秘密とは!?恐怖が心を支配していくパニックバトル第4巻!この真実は頭蓋を打ち砕く!!
そして悪夢は、再び襲い来るー。葦原第二高校の惨劇から二週間。自責の念とトラウマに苦しむ斗和は、彼を元気づけようとする妹の一花と中学時代からの友人・天音川銀河によって、半ば強引に水族館に行くことになる。そしてアインズヴァッハの門をくぐった殺人鬼が、正体を隠して一花の命を脅かすことに…。果たして誰が殺人鬼なのか!?人喰いの化け物が徘徊するなか、妹を救うための「鬼ごっこ」が開演する。絶望が絶望を呼び、予想を遥かに超えた展開!この驚愕は肺腑を押し潰す!!
そして、少年少女たちは、戦うことを決意するー。突如現れた“見えない壁”により、“人喰いの化け物”が徘徊する学校に取り残されてしまった斗和たち。生徒たちが次々と捕食され、無惨な死を遂げていくなか、ついには斗和自身も化け物に捕獲されてしまう。だが、そのとき新たな変化が巻き起こるー!?高校を舞台とした「放課後」編の後編、ここにあり。不条理な環境の中、人類は最後まで生き残ることができるのか?戦慄のパニックホラー作品第二巻。
誰かを選ぶということは、選ばなかった誰かを犠牲にするということだー。ある日の放課後、高校生の斗和は、仲のよい2人のクラスメイトから同時に告白を受ける。どちらを選ぶか、斗和の中で答えは出ていた。だが、平穏な日常は唐突に崩壊する。突如として現れた“見えない壁”によって学校は外部と隔離され、生徒たちは“人喰いの化け物”が徘徊する学校に取り残されてしまう。大切な人達を誰一人死なせたくないと、斗和は必死に抗うがー。濃密なサスペンス演出が冴える衝撃のパニックバトル、ついに開演!この衝撃は心臓を抉る。
海里克也は保健室で目を覚ました。なぜここにいるのか?保健医の鏡司によると、階段で転んで気を失っていたらしい。…覚えていない。十歳のとき、大きな事故で両親と記憶を失ってしまった克也には、ここ数年の記憶しかない。また記憶が消えてしまったのだろうか。「見えないモノが見えてないか?」そんな司の問い掛けにドキリとする。-自販機の陰から伸びる少女の姿態ー突如現れ克也を責める不幸の手紙ー少女の死の映像と命を狩る指の感触。これは幻覚?それともー?第5回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作。