著者 : 足立慎吾
「つまり、ゴブリンか」「そういう事になりますね」昇級の話があるーそう受付嬢に呼び出されたゴブリンスレイヤーはその日、片目を前髪で隠した男装の麗人ー査察官を紹介される。彼女は受付嬢の先輩で、子鬼退治のみで昇級基準を満たしている彼の実績を疑い、都から審査のためやってきたと言うのだ。棘鎖を自在に扱い、かつて“死の迷宮”へも挑んだことがあるという査察官と臨時の一党を組んだゴブリンスレイヤーは、近隣を襲い肥大化しつつあるゴブリンの群れ、その巣穴へと挑むのだがー!蝸牛くも×足立慎吾が贈る外伝「イヤーワン」第3弾!
長大な壁で外界を拒絶した人間の国イエール。不治の感染病にかかった第三王子シュウは、壁の外に追放されてしまう。そこは異形の民モール族が生きる荒れ果てた大地…未来に絶望するシュウ。そんな彼に手を差し伸べたのは、モール族でも異端の美しさを持つ王女ミサキでー「ひとつだけあるわ。お前の居場所になるかも知れないところが」新天地で出会う彼らの文化や生態にシュウは驚き、魅了され、いつしか人間とモール族が共に生きることこそが希望だと気づき!?ふたつの種族の間に横たわる大きな『壁』に、それぞれの異端のふたりが立ち向かう、王道冒険ファンタジー!
「ゴブリンか?」「残念ながら、不幸にして、幸いなことに、まさしくその通り!」ゴブリンスレイヤーと呼ばれはじめた青年は、ゴブリンの群を皆殺しにした時に、不思議な灯の輝く指輪を見つける。その鑑定に紹介されたのが街外れに住む偏屈な魔術師ー孤電の術士だった。彼女はギルドから依頼されている怪物辞典の改稿の仕事の手伝いをゴブリンスレイヤーに頼む。その担当する項目はー、「ゴブリンについてか」孤電の術士とともにゴブリンのことを調査するゴブリンスレイヤーは世界の果てー暗黒の塔へと辿り着く…。蝸牛くも×足立慎吾が贈る外伝「イヤーワン」第2弾!
姉が姉でなくなってから三日が過ぎた。だから彼は動くことに決めた。 ゴブリンの襲撃で、最愛の姉を、村を喪った少年がいた。 五年後、辺境の街の冒険者ギルドに訪れた少年は冒険者となる。 最下級のクラス、白磁級となった少年は装備を調え、たった一人でゴブリンの巣くう洞窟へと向かうーー。 これは、彼がゴブリンスレイヤーと呼ばれるようになる物語。 大人気ダークファンタジー「ゴブリンスレイヤー」の前日譚。 蝸牛くも×足立慎吾が贈る「ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン」開幕! コミック版「ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン」もスクウェア・エニックスより同時期発売!
宇宙からの侵略者から地球を守る絶対的な力“マシン”。だが、ついにその絶対防壁が突破されてしまう。いつもの力押しではない特殊な侵略に、いつの間にか、狭奇杜市以外の全世界が侵略完了されてしまっていたのだ。地球を護る秘密組織“サキモリ”の司令官にして、平凡に憧れる非凡な高校生の阿倍野晴克も、肝心の司令室にも入れない事態になり、ついに地球の全生命体への絶滅カウントダウンが迫る。天王寺美緒やシンディア達、晴克の仲間や敵の様な友人達が力を合わせて世界の存続を賭けての最後の戦いに挑む!そして、明らかになる“マシン”の正体、“サキモリ”の起源。侵略者と晴克との間に繰り広げられる息詰まる『平凡』対決!!果たして世界は救われるのか!?
阿倍野晴克は平凡に憧れる非凡な高校生。かつては父親の作った借金に追われる日々を送っていたが、今はなんと、宇宙からの侵略者から地球を護る秘密組織“サキモリ”の司令官にされてしまっている。今日も授業中に呼び出されては、防衛任務に就くという非日常を送っている。今度で2867回目の襲撃してきた侵略者も、地球衛星軌道にいる謎の絶対守護神マシンがあっさりと殱滅して、事は終わったかにみえた。が、宇宙船の破片が狭奇杜市に、現在は使用していない陸上競技場に落下。そして、そこに急成長する巨大な桜に似た樹木が現れた。この意表を突いた侵略に翻弄される“サキモリ”のメンバー達。晴克は市壊滅の危機を救う事が出来るのか!?
『地球は、狙われている』遙かなる太古より地球は数々の生命体に狙われていた。その地球を守るための組織“サキモリ”は、今、司令官不在という未曾有の危機に陥っていた…。主人公・阿倍野晴克は何のへんてつもない高校生。いや強いて挙げれば貧乏なことだろうか。「普通」というものに憧れている極貧高校生だった。しかし突如現れた自称・姉によって晴克は拉致されてしまう。しかもその上、謎の組織までが彼を拉致して驚天動地の拉致合戦。どうやら地球を守る運命は、この極貧高校生に託されたようなのだ!宇宙怪獣、ナントカ星人にetc.…。とんでもない侵略者たちから地球を守れ!