著者 : 鈴ノ助
誘拐騒動から始まった波乱の貴族議会を無事に乗り越えた個室筆頭『紅薔薇様』のディアナ。事件の数日後『紅薔薇の間』に国王ジュークとその想い人であるシェイラ、さらに『名付き』の上位側室が集められお茶会が開かれていた。シェイラの覚悟を知った国王ジュークは、彼女を正妃とするべく動き出すことを宣言し、ディアナたちも協力することを約束。しかし、そんな穏やかな日々が続くわけもなく、その裏では暗殺未遂や誘拐事件、貴族議会すらも吹き飛んでしまうような、後宮全体を巻き込んだ大事件が始まろうとしていた…!?激動のシリーズ第七巻、ここに開幕!
時は乱世。昼寝を愛する公家の娘・鴻子へ、正室として嫁ぐように若殿・次郎左から声が掛かる。「面倒だけど、ゴロゴロしていれば離縁だろう」と考えていたところ、次郎左から「我が右腕になってくれ」と命じられ、ぶったまげる鴻子。しかし、ふかふかの寝台の誘惑に、つい頷いてしまう。武家屋敷の生活では、家臣には馬鹿にされ、馬に乗れば筋肉痛で、正室としてもギクシャク。無謀にみえる嫁と軍師の二つの顔だが、実は彼女には秘策があったー?気楽に昼寝ができる世を目指し、ぐうたら戦国時代を駆け抜けろ!
名ばかりと噂の第15代王・韓眞を新たに迎えた太陽宮に仕える宮廷女官の李明花。没落した一族に頼らず、持ち前の明るさで女官最高位への大出世を目指すが、上司に目の敵にされていた。そんな時、宮中で美麗な武官に出逢い、奇妙な取引きに応じてしまう。すると翌朝“承恩尚宮”-王の側室候補になるよう命じられ、王の秘密に迫ることに!?嫉妬と陰謀が渦巻く宮廷で少女の決意が国の歴史を変えるー運命の韓流ファンタジー!
幸せになる権利を誰にも渡さない。決して譲らない! アニメの“らすぼす”に転生してしまった魔女のソニア。 彼女は、王子との婚約破棄をきっかけに糾弾される未来を換えるべく、奮闘する日々を送っていた。 一方、完全にソニアに心を許してはいないものの、従者として側に付き添うようになってきたヴィル。 このまま二人でまったり、田舎でのスローライフを…と望むけれど、どうしてもソニアを悪役にしたい人物がいるようでーー!? 奇妙な運命に抗う“らすぼす魔女”の快進撃第2弾!
アニメの“らすぼす”に転生してしまった魔女のソニア。彼女は自分が悪しき魔女として討たれる未来を知っていた。そんな物語からの離脱を望んだソニアは、破滅へのきっかけである王子との婚約破棄を受け入れることに。その代償として前世でお気に入りだった騎士・ヴィルを従者として手に入れることに成功した。本来刺し違える役目を背負っていたヴィルと故郷で平穏に暮らすことを望むソニアだけれど、ヴィルは彼女を悪い魔女だと決めつけ反発ばかりで…!?奇妙な運命に抗う“らすぼす魔女”の快進撃がスタート!
『星見の宴』に持ち込まれた猛毒をなかったことにするため、自ら毒を口にし倒れたディアナ。翌日、ようやく目覚めた彼女の前に王宮騎士団が現れてシェイラが誘拐されたこと、その犯人として『紅薔薇様』ディアナの名が挙がっていることを告げる!このままではディアナの命は翌日の昼まで。愛娘の無実を証明するために、とうとうクレスター家が政治の表舞台に姿を見せる!一方その頃、攫われたシェイラはディアナの無実を証明する手がかりを発見。でも最も重要な証拠は誘拐犯の胸ポケットの中…!?誤解と陰謀渦巻くシリーズ第六巻がオリジナル展開で堂々登場!
後宮に戻ったディアナを待ち受けていたのは紅薔薇派内部の裏切りだった!?年明け早々に始まったシェイラへの嫌がらせが、ソフィア・タンドール伯爵令嬢を中心とする紅薔薇過激派によるものと知ったディアナ。「国王の寵愛は紅薔薇様にこそふさわしい」と繰り返す彼女の後ろに見え隠れするのは、保守過激派貴族を率いる『牡丹様』リリアーヌの影…。折りしも国王ジュークの発令で行われることになった『星見の宴』に毒薬が持ち込まれたことが判明し、ディアナは一人覚悟を決める!「誰一人、私の目の前で死なせたりはしない!」急展開の勘違い系ラブ!?コメディ、緊迫の第五巻!
滅びゆく異世界を救うことになった平凡な少女・響。目的地である王都の神殿への転移は成功したけれど、騎士リュイと聖獣エルとはぐれてしまう。幽鬼さまよう夜が訪れ、ひとりで人々の蘇生に立ち向かうことに!苦戦するその最中、闘神オーリーンから譲り受けた神剣の声が聞こえる。「小娘、非力な主!」その直後、身体を乗っ取られてしまい!?「私は、あなたのそばにいると誓ったーあなたは?」救世の幕が開く第3巻!!