著者 : 長岡マキ子
「今まで『本物の好き』になるまで付き合えたこと、ないんだ」 最初は、罰ゲームがきっかけでお付き合いすることになった。 「リュートの好きなもの、あたしも好きになりたいんだ」 好きな人の好きなものを、自分も好きになりたくなった。 「初めてがよかったよぉ……自分の記憶を消したいよ……」 二人一緒に初めての経験を、いっぱい重ねていった。 騒がしく温かな仲間たちとお互いを想い支え合って、奇跡のような偶然の連続で前に進み続けてきた凸凹カップルは、祝福の拍手に迎えられながら荘厳な教会で改めて向かい合う。 読むとステキな気分になれる「キミゼロ」、堂々の完結!
「……そっか。大人になったんだなぁ、あたし……」 念願が叶って月愛と“卒業”を迎え、一緒にいられる時間を増やしたいと同棲生活に踏み切った我らが主人公・龍斗。 2人並んで料理を作ったり、揃って買い物に出かけたり、さらに経験を重ねていったり……。 これまで以上に濃密で甘酸っぱい日々を過ごしていく月愛と龍斗。 しかし、先輩編集の藤並から「海外で一緒に働かないか」と熱烈な勧誘を受けて、龍斗は強く心を動かされる。 なかなか月愛に夢を打ち明けることができなかった龍斗だったが、思わぬ人物から背中を押され……!? 月愛の可愛くて“大人”な一面がたくさんな、第9巻!
夏の沖縄の熱を抱えたまま、いつも通りのにぎやかな仲間たちが待つ日常へ帰ってきた我らが主人公・龍斗。季節が秋、さらに冬へと移ろうなか、月愛と2人きりの時間を取れずにいたが…。海愛×久慈林との食事会に交わりながらテーブルの下で月愛とイチャイチャしたり、耳元で愛を囁き合う寝落ち通話を試してみたり。凸凹カップルは心を深く通わせていく。そして、恋に揺れ動く仲間たちと一緒に悩みながら、ついに龍斗は抑えてきた気持ちを月愛に告げる。そうしてーー"--俺は初めて、月愛のすべてを知ったのだった……"。
「……ここに来たら、先生に会えるかもって思ったんだ」。 我らが主人公・龍斗が、ある朝目覚めたら女子校の教師になっていて……? 学年一の美少女ギャル・月愛を筆頭に、笑琉、朱璃といったクセのある女子生徒たちに振り回される龍斗。 “童貞っぽい”とナメられながらも、「恋」に迷う月愛の相談に乗り、痴漢から月愛の妹・海愛を守り、「恋愛」をテーマに授業する……。 そんな日常の中で、なぜか徐々に月愛と海愛の姉妹との距離が近づいていき……? いつもとは少し違うけれど、いつも通りな青春ラブコメが繰り広げられる「女の園の龍」ほか、青春エピソードをぎゅっと詰め込んだ珠玉の短編集!
「この夏、沖縄で、俺と月愛は……うおおおおお〜!」。 互いを思い合う気持ちは確かながら、すれ違いタイミングを逃してしまったリュートと月愛。それぞれの日常を右往左往しながらも、2人の気持ちは一つになり、夏へと向かうのであった。 一方、自分の道を歩み始めたはずの仲間たちも、なかなか歩みが先へと進まないようで……? 恋に憧れ、惑う海愛。友達以上には歩みが進められないニッシー×ニコル。そして……「どうしよう、妊娠しちゃったかも?」。トラブルは沖縄で現実のものとなるのであった。 ギャップありカップルたちが織りなす青春群像劇、青春あるあるエピソード満載の第七巻!
2023年TVアニメ放送が決定、PVも公開され期待高まる「キミゼロ」、最新6巻が登場です。 今回は…なんと5巻のエンディングから3年たったところから物語が始まります! 大学生になったリュート。社会人として働き始めたルナ。 それぞれが、それぞれの夢や事情を抱えたまま年齢を重ね、大人になれたりなれなかったり…。 あいつはどうなった? あの話の続きは…? 気になるキミゼロキャラたちの「現在」、ちゃんとお話ししますので、大学生編もぜひお楽しみください! 「よもや……貴君……童貞妖怪であるのか……?」
“手を繋いで歩いていく。それだけで、胸がいっぱいになる。この『道』がどこまでも続けばいいのにーー”。リュート&月愛のギャップカップルを中心とした“あるある青春群像劇”第5巻。今回は高校生活最大のお楽しみ、修学旅行のシーズンをお届けします! 思い通りにならない人間関係、切ない思い。そしてたくさんの笑顔を通り過ぎながら、自分の歩む『道』を見つけ始める愛すべき「#キミゼロ」キャラたち。 みんなちょっとずつ大人になっていくのです。もちろん、我らがリュートもーー。“お父さん、お母さん。俺をこの世に産んでくれてありがとう。加島龍斗、十七歳。俺、大人になります”って、ええっ? どういうこと?
“青春してるなぁ。みんな、誰かに想いを寄せているんだ。たとえそれが、一方通行なものだったとしても”。 恋人、友達、姉妹、家族……なかなか思い通りに行かないのが人間関係! 通じ合う気持ち、届かない想い。悩み多き高校生活の中で、理想と現実のギャップに翻弄されながらも一歩一歩前進、成長していくリュートや月愛、そして海愛たち。 愛すべき「#経験済みな彼女」キャラクター、今回は全員大活躍な“あるある青春群像劇”を繰り広げます。 ハラハラドキドキ、ほっこりウルウルな第4巻。 そして……「うぅ……童貞ですいません……」果たしてリュートは卒業できるのか? 必読不可避!!
「もう、記念日はいいや。リュートと一緒にいられる毎日が、あたしにとっては特別な記念日だって気がついたから」。“二ヶ月の壁”を乗り越えたころ、月愛はまた、走り始めた。どんどん大人になって、魅力的になっていく。そんな月愛に置いていかれないように、龍斗ともまた、自分の気持ちを新たにするのであった。激動の夏休みが終わり、待っていたのは愛しくも退屈な日常……ではなく、もっともっと刺激的な二学期でした。走り出す月愛。その手をしっかり握り止める龍斗。凸凹カップルとその仲間たちによるラブストーリー、お待たせしました第3巻。今回はあの人が幸せになって、あの人は振られちゃいます。
ウソだろ!? 一学期の終わり、衝撃のニュースが学校を駆け巡った。そう、我らが陰キャ仲間・加島龍斗と、学校の花でも蝶でもなんでもいいんだけど、あの白河月愛がお付き合いを始めた、という。信じられない、信じたくない、ウソだと言ってくれ! それでもタイムラインは進み、夏休みに突入。あの凸凹カップルにも、あんなことやこんなことが……起こるんだろうなぁ。……もちろん起こります! まさかあの龍斗が? やっぱ白河さんて、そういう感じ!? うまくいかないよねぇ……という周囲を余所に、2人は信じ合っていました。ひと夏のすれ違いを、つながり続けていた心を描いた、必読の第2巻!!
「す、好きです!」「えっ? ススキです!?」。陰キャ気味な高校生・加島龍斗は、スクールカースト最上位&憧れの白河月愛に罰ゲームきっかけで告白することになった。予想外の「え、だって今わたしフリーだし」という理由で付き合うことになった二人だが、龍斗はイケメンサッカー部員に告白される月愛の後をつけて盗み聞きしてみたり、月愛は付き合ったばかりの龍斗を当たり前のように自室に連れ込んでみたり。付き合う友達も遊びも、何もかも違う2人だが、日々そのギャップに驚き、受け入れ合い、そして心を通わせ始める。読むときっとステキな気分になれるラブストーリー、始まります!
旅で出会った(自称)勇者のエマから魔王ダンジョンの情報を入手した俺たち。魔王討伐目指して突入だ!--なんて意気込むも、母性最強ロリ・マミィの甘やかし三昧は、敵が押し寄せるダンジョンでも発揮され……
社会に疲弊して死んだ俺は異世界へ転移。母性強すぎロリエルフのマミィ(名前)に拾われた。とにかく俺を愛でたいようだけど、それは色々マズい気がーー「いっぱい甘えてい〜んだよ!」チッ、胸に飛び込んでやるか。
瑛美のファッション指南のもと、声優握手会や遊園地デートの準備をノリノリで進めていた異世界の魔王・真野。だが異世界からやってきた幼馴染みの少女・ティアの登場により、瑛美や乃音との関係に変化が生まれ!?
弓月絵瑠奈、34歳独身。仕事一筋で病に倒れーーなんと異世界で18歳の少女エルナに転生! エルナは、魔物が跋扈するこの世界を救う存在らしいのだが、そこに加えてなぜか魔王の嫁という超展開。 「--お前は俺にとって厄介な花嫁だ」 嫁いではみたものの、魔王はエルナを妃として認めない。こちらだってお断りよ! と思ったらこの旦那様、何やら秘密があるようで……!?
理想の妃を見つける為、異世界から日本の高校へ入学したオタク魔王ダイバルド。早速一目惚れした少女に声を掛けようとするも、場違いな魔王服を咎められ、クラスメイトの瑛美からファッションを学ぶことになり!?
マジー・ショコラ。それは王立の魔法学校を卒業し、「聖菓師」の資格を持つ者だけが製造・販売を許される魔法のショコラ。 事故で両親を亡くし、小さなショコラ店を一人で営むクロエは、いつか聖菓師になることを夢見る平凡な少女ーーのはずだった。 だがある日、店を訪れた青年騎士によって運命は一変する。 「わたしに、ショコラを作るのをやめて、王女になれと……?」 目指すは下町の希望の星。甘い恋と魔法の王道ファンタジー!
風紀委員の佐倉さんから預かった謎のゲームソフト。それは現実世界の同級生たちを使った恋愛シミュレーションゲームだった! 行方不明や登校不可能となった同級生たちの全員の恋愛攻略フラグをたて、なんとか現実世界にみんなを返さないといけない。制限時間は残りわずか。しかもセーブ回数はどんどん減って、ムダな選択肢は増えていくばかり!? 18禁ルートも回避しつつ、主人公は無事現実世界に帰れるのか!? あなたが迎えるのは、ちょっぴりビターなエンディングか、真の愛を見つけるトゥルーエンドか、それとも全員死亡のバッドエンドか!!?
一夜にして家族や使用人を惨殺された、嵯杏院伯爵家令嬢・薔子。事件の真相を知るため、生き残った執事の統真と共に探偵業を始める。貴族間の表沙汰にできない些細な事件を契機に、あやしい事件に巻き込まれ……。