著者 : 高峰ナダレ
善良さ故に奪われ続けた前世の反省から「悪徳領主」を目指すリアム。彼の行方不明中に起こった領内の混乱も収束し、リアムは首都星での修行を再開していた。そんな中、案内人は新たな策を巡らせておりー「忌々しいリアムーお前の吐き気を催す感謝の気持ちとももうすぐお別れだ」軍事国家「グドワール覇王国」が帝国へ宣戦布告!今回は参戦しないはずのリアムも、何者かの思惑で前線近くの惑星に代官として派遣されることに。行方不明事件の反省から、天城達に出撃を禁止されたリアムだけど…?悪徳領主が目標だから「悪代官」にも憧れちゃう勘違い領地経営譚、第8幕!!
幼い頃に見た領主様に憧れて「正義の騎士」を目指す少女エマ。試作実験機「アタランテ」のテストパイロットである彼女は、母艦の軽空母「メレア」の改装のため第七兵器工場へと訪れる。メレアの「里帰り」を歓迎する第七兵工場のスタッフだけど、第三兵器工場のスタッフであるアタランテ開発チームとは険悪な様子。「マッド・ジーニアス」と呼ばれる変わり者の技術者も現れてー「この機体は駄目ね。欠陥機だから、降りた方がいいわよ」アタランテ開発中止の危機に!?さらにアタランテを狙う組織も暗躍し…!?落ちこぼれの少女騎士が成り上がる「星間国家」英雄譚、待望の第2幕!!
善良さ故に奪われ続けた前世の反省から「悪徳領主」を目指すリアム。連合王国の侵攻を退けたことで、その派閥は第一皇子のものより巨大になりつつあった。そんな中、突如出現した魔法陣に吸い込まれたリアムはー「どうかこの国をお救い下さい、勇者様!…え、二人いる!?」どうやら未開惑星の勇者召喚に巻き込まれてしまったようで、現代日本から召喚された女子高生カナミと一緒に魔王を倒してほしいと頼まれるのだった。一方、リアム不在のバンフィールド領では邪悪な思惑で暗躍する者達が…!?悪徳領主が目標なのに勇者として魔王と戦っちゃう勘違い領地経営譚、第7幕!!
星間国家アルグランド帝国ーその辺境であるバンフィールド伯爵家で、騎士としての第一歩を踏み出した少女エマ。幼い頃に見た領主様に憧れて騎士を志した彼女だったが、初の実戦で失敗し、さらなる辺境惑星エーリアスに左遷されてしまう。やる気の無いお荷物部隊の隊長を押し付けられたエマだけどー「この程度で諦めるもんか。あたしは正義の騎士になるんだ!」真っ直ぐに頑張る彼女に、少しずつ感化される者も出始める。そんな中、エーリアスに海賊の拠点があることが判明。本星から精鋭部隊が送り込まれるが…!?落ちこぼれの少女騎士が成り上がる新たな「星間国家」英雄譚、開幕!!
善良さ故に奪われ続けた前世の反省から「悪徳領主」を目指すリアム。彼は差し向けられた刺客から第三皇子クレオを守り抜き、第二皇子ライナスとの政争に勝利する。しかし政敵である第一皇子カルヴァンの策略により、帝国へ侵攻してきた連合王国との戦争を押し付けられてしまうのだった。帝国の内と外に敵を抱えた状況へと陥るリアムだが、危機はそれだけにとどまらずー「はじめまして、兄弟子」「お前を殺して、俺が師匠の一閃流を受け継ぐ!」一閃流を名乗る二人組が命を狙ってきて…!?悪徳領主が目標なのに剣の道も邁進する勘違い領地経営譚、第6幕!!
可愛い精霊少女と契約したい!そのため俺は頼れるマスターに見えるよう、クールな強キャラのフリをしていたのだがー「マスターは常に冷静で強く、誰よりも素晴らしいお方です」出会った精霊少女がそのキャラを完全に信じてしまった!?後に引けなくなった俺はどんな窮地でもそのキャラで押し通す!すると周りはそれを強者の余裕だと解釈して、何故か精霊使いとしての評価が急上昇!新たに出会う精霊少女からの信頼も厚くなり、ついには精霊との多重契約まで成し遂げてしまう!いやカッコつけてただけなのに、なんで本当に最強に!?WEBで大人気を博した勘違い無双×精霊ハーレム、登場!!
善良さ故に奪われ続けた前世の反省から「悪徳領主」を目指すリアム。彼は第三皇子クレオからの接触によって次期皇帝の継承権争いに巻き込まれる。そしてリアムは案内人が語った「真の敵」の存在を見極めようとするのだった。そんな中、軍での修行を終えたことで大学へ進学したリアムだがー「俺だって女遊びの一つや二つ、簡単にできるからな!」どうせ無理だと煽る友人達を見返すため、今度こそ女遊びをしてやると宣言。慣れないナンパに挑戦することに…!?悪徳領主が目標なのにナンパでいっぱいいっぱいな勘違い領地経営譚、第5幕!!
善良さ故に奪われ続けた前世の反省から「悪徳領主」を目指すリアム。彼は一人前の帝国貴族と認められるため、今度は軍人となるべく士官学校へ。優秀な成績を修めながら、卒業後の研修や軍務を見越した計画を立てるリアムだがー「私が力を蓄えている間に、面白いことになっていますね」復讐に燃える案内人の暗躍により、リアム包囲網が完成しつつあった!海賊貴族のバークリー家はバンフィールド家を潰そうと動き出し、軍人となったユリーシアも復讐のためリアムに近付こうとしていて…!?悪徳領主が目標なのに軍人としても大活躍しちゃう勘違い領地経営譚、第4幕!!
善良さ故に奪われ続けた前世の反省から、奪う側である「悪徳領主」を目指すリアム。貴族の子弟が集まる幼年学校で彼が出会ったのは、気が強そうな公爵令嬢のロゼッタ。悪徳領主たるもの、高慢なお嬢様の「くっころ」を見たい!リアムは積極的にロゼッタに絡んでいくがー「たとえ落ちぶれても公爵家の娘。お前なんかに礼など言うものですか!」ロゼッタの家はある理由から帝国内で虐げられていた。そんな境遇から気丈に振舞い周囲と距離を置くロゼッタだが、リアムは気にせず踏み込んできて…?悪徳領主が目標なのに悲劇のヒロインを救っちゃう勘違い領地経営譚、第3幕!!
善良さ故に奪われ続けた前世を反省して「悪徳領主」を目指すリアム。貴族教育として他家へ修行に出るリアムは、修行先で贅沢するために賄賂を贈るがー「ついに復讐の時が来た!これでお前も私の悪意に気が付くだろう!」案内人によって他の貴族と扱いを入れ替えられ、貧乏貴族向けの厳しい扱いを受けることに!それを「賄賂が通じない清廉な貴族」と勘違いしたリアムは、自分と同じ扱いの貴族を「悪徳領主仲間」とさらに勘違い。同室の美少女クルトや妙に距離が近い美少女エイラといった「悪徳領主仲間」と友情を深めて…!?悪徳領主が目標なのに他家から名君と尊敬されちゃう勘違い領地経営譚、第2幕!!
星間国家アルグランド帝国ーその辺境惑星を治める伯爵家に生まれ、幼くして当主となった転生者リアム。彼は善良さ故に奪われ続けた前世の反省から、今度は奪う側である「悪徳領主」となって民を虐げようとするのだがー「こんなの搾り取ろうにも、搾りかすも出ねーよ!!」受け継いだ領地はこれ以上虐げようのない荒れ果てっぷりだった!虐げても大丈夫なようにと、まずは領地を繁栄させていくリアム。それでもできるだけ悪徳領主らしく振る舞うのだが、何故か民からの好感度は上がりっぱなしで…!?悪徳領主を目指してるのに名君と崇められちゃう勘違い領地経営譚、開幕!!