ジャンル : 少女
霊能者を父に持つ大道寺竜憲に、幼なじみの沙弥子からSOS。倉に棲む霊の封印を解いたのだという。しかし、駆けつけた竜憲は、飛鳥の都を恐怖に陥れた、邪悪な魔物に取り憑かれてしまった。竜憲の身体を寝床とし、血に集い肉を喰らおうと襲いかかる魑魅魍魎。陰陽の頭である父・忠利は、破魔の術で、霊を引き剥がそうとするのだが…。殺るか殺られるか-壮絶な戦いが始まる。
“ウマが合わない奴”って言葉があるけど、高岸はまさにソレなんだよな…。俺、三紀。広告代理店に勤める、駆け出しのコピーライターだ。大きな仕事をまかされて、気の張る毎日を送っている。ただでさえも大変なのに、“気鋭の新進カメラマン”として、高岸がプロジェクトに参加する!?よりにもよって、大の苦手だった元同級生と、職場で再会だなんて…。ため息をつく俺の前に、問題発生。
あたしによく似た、新人のアイドルがいる-って言われても、似てるのが“後ろ姿”じゃね。ちょっと、ピンとこない。ありがちな、他愛のないおしゃべり。まさかこれが、高2の夏最大の事件の、はじまりだったなんて…。あたし、百武千晶。BFがエイリアンってことを除けば、ごくフツーの女の子。なのに、後ろ姿が似てたばかりに、アイドルと間違えられて、誘拐されちゃった。
その日。6月最初の月曜日は、1週間くらい降り続いた雨がようやくやんだ日で。授業が終わると、あたしとサキは一目散に教室を駆けだしたものだった。あたし、工藤由香。高3。そのときには、久しぶりの寄り道の楽しさに、今日、お見舞いにいく中野和美ちゃんのことも、すっかり忘れていたほど。もちろん、あたしたちは、それを、ただのお見舞いと思っていたけれど、あたしたちの場合、それじゃすまなかったりするの…。
聖夜、あなたが欲しいのは、なあに?麻衣子の弟・孝夫は、日下百合子さんに銀のブローチをプレゼントしようと、一所懸命バイトをしていました。ところが、サンタクロースがナイフを振りかざし、少女に飛びかかるのを目撃してしまったのです。孝夫は、この事件がきっかけで、遺産相続をめぐるトラブルに巻きこまれ、百合子さんにも危険が。イヴまで、あと2日しかないのに。メリークリスマスは迎えられるの?孝夫、冒険編。
あたし、原田詩織。今日で中学校を卒業した15歳。で、彼の名前は、中島翔太。あたしたち、クラス公認のカップルだったんだ。それなのに、翔太ってば、大切な制服の第2ボタン、ポイなんて、簡単に下級生の女の子にあげちゃったのよ。ひどいと思わない。だから、あたし、翔太のこと大好きなのに、「翔太なんか、大キライ!」って言っちゃったの。だけど、そうしたら、あたしたち、ホントにダメになっちゃったんだ…。
ねえ、予知夢って信じる?未来の出来事が夢の中に現れるっていう、いわゆる予知能力の一種なんだけど-。あたし、志摩なつき。高校1年。水無瀬徹と圭は、あたしの幼なじみの双子の兄妹。今回の事件は、同じクラスの神辺郁子が、夢の中に現れる自分の恋人は誰なのか、探しだしてほしいというものだったの。しかも、もしかすると、その人物は、あたしが片思いしてる、徹かもしれないんだ。
あたし、伊藤実花。高2。この胸がドキドキしているのは、初めて口にしたカクテルのせいじゃない。修二さん、あなたにときめいているからなの。ねぇ、あなたがあたしに優しいのは“妹”みたいに思っているからなの?そんなのはイヤ!あなたの“彼女”になりたいの…。でも、あなたの左手の薬指には、ステディ・リングが光っていて-。ちょっぴり大人の恋、せつない物語。