ラノベむすび | 死亡遊戯で飯を食う。4

死亡遊戯で飯を食う。4

死亡遊戯で飯を食う。4

出版社

KADOKAWA

発売日

2023年8月25日 発売

ジャンル

『ニーア オートマタ』『シノアリス』 等の ヨコオタロウ 絶賛!?
「面白いのに、妙な違和感がずっとつきまとう。こわい。
作者の方、どういう脳の構造してるんですかね……すごいなあ。すごい」


〈クラウディビーチ〉を乗り越えた私・幽鬼に、同時期に行われたゲームで参加者の大半が殺害される惨事が発生したとの報が舞い込む。
かつて出会ったプレイヤー・毛糸とともに調査へ繰り出し、『殺人鬼』の再来を私は知る。
いずれ訪れる邂逅を覚悟していると、さらなる凶報が訪れる。
それは〈キャンドルウッズ〉で消えない傷を刻まれた右目の動向を伝えるもので……?
おまけに近頃は夜間学校のクラスメイトからも監視されていて心配事は山積み。
そんな中で私が挑むは、生者と死者の行き交う夜〈ハロウィンナイト〉。
ある時は学校帰りに。
ある時はカボチャ畑で。
我らその身が朽ちるまで、死亡遊戯で飯を食う。

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死亡遊戯で飯を食う。(1)死亡遊戯で飯を食う。(1)

【二語十(『探偵はもう、死んでいる。』)&竹町(『スパイ教室』)解説収録!】 目を覚ますと、私は見知らぬ洋館にいた。 メイド服を着せられて、豪華なベッドに寝かされていた。 寝室を出て、廊下を歩いた。 食堂の扉を開けると、そこには五人の人間がいた。 みな一様に、私と同じくメイド服を着せられていて、少女だった。 〈ゲーム〉の始まりだった。 吹き矢、丸鋸、密室に手錠、そして凶器の数々。人間をあの世にいざなうもので満ち満ちている、そこは〈ゴーストハウス〉。 館に仕掛けられたトラップのすべてをくぐり抜けて脱出するしか、私たちの生き残る道はなかった。絶望的な現実に、少女たちは顔色を悪くするーー ーーただ一人、私だけを除いて。 なぜかって? そりゃあーー私はこれが初めてじゃないから。 プレイヤーネーム、幽鬼《ユウキ》。十七歳。 自分で言うのもなんだけど、殺人ゲームのプロフェッショナル。メイド服を着て死の館から脱出を図ったり、バニーガール姿でほかのプレイヤーと殺し合ったり、そんなことをして得た賞金で生活している人間。 どうかしてるとお思いですか? 私もそう思います。 だけど、そういう人間がこの世にはいるんですよ。 おととい励まし合った仲間が、今日は敵になる。 油断すれば後ろから刺され、万全を尽くしたとしても命を落とすことがあるーー そんな、死亡遊戯で飯を食う、少女が。 2022/11/25 発売

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