約束の国 4
“戦友”の最小限度の犠牲を経て、ヒルトリア共産党を手中に収めたダーヴィドとトルバカイン。国政の抜本的改革を断行し、順調な漕ぎ出しを始めたかに見えた新政権だが、二人を待ち受けていたのはあまりにも残酷な“真実”だったー。未来に待ち受ける内戦を回避し、ヒルトリアを救うことができるのかー。カルロ・ゼンが贈る“共産主義英雄譚”完結。
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約束の国 1約束の国 1
ヒルトリア社会主義連邦共和国ー党と国家機構が融合し、“兄弟愛と統一”のスローガンの下、五民族・五共和国が薄氷の上に共存共栄する共産主義国家に時を越えて舞い戻ったダーヴィド・エルンネスト。過去か未来か、“共産主義”か“民族自決”かの二者択一の正解を求め、ダーヴィドは仲間と共に、ヒルトリア連邦人民軍で栄達を重ねていく…。『幼女戦記』のカルロ・ゼンが贈る“共産主義英雄譚”開幕ー。 2014/09/12 発売
約束の国 2約束の国 2
スロニアTO叛乱の芽を撃滅した功績が認められ、連邦軍中尉任官及び共産党書記局付という異例の昇進を果たしたダーヴィドら五人は、ボルニア共和国首都ヴルフ・ボスナに赴任する。ヒルトリアの“末期的現状”を唯一正確に見抜くトルバカインと未来を知るイレギュラーであるダーヴィドは“制御可能な革命”を果たす為、約束の国に巣食う“癌”を手段を選ばず一掃していく…。カルロ・ゼンが贈る“共産主義英雄譚”粛清の第2巻ー。 2014/12/16 発売