熾界龍皇と極東の七柱特区 5
二柱の神祖が降臨する中、突如もたらされた“第八特区”設立の報。蓮路率いる“覆いを外す者たち”の残党は、旧横浜に「人間たちだけの理想郷」を樹立させた。混迷を極めるアヴァロンにおいて、湊と照日は“未来”を掴み取るために苦闘する。そんな彼らを嘲笑うかのように、人と神それぞれの思惑は巨大な渦となり、かつてない“災厄”としてアヴァロンを襲う。龍の血を継ぐ少年と復讐に生きる男、激闘の果てに待ち受けるものとは?そして、湊たちが願う「人神共存の理想郷」の行く末はー?遥か遠き異郷幻想譚、ここに終幕!!
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突如、第七特区の空を覆った巨大な浮遊城。それは七柱の一たる“始魔”の居城だった。神祖みずからの来臨に緊張感を増す湊たち。だが、“始魔”の特使として現れたのは人間の少女シーナだった。シーナが湊に“求婚”したことで、事態はさらに混迷を極めるが…。一方、“覆いを外す者たち”も眈々と襲撃の機を伺っていた。蓮路と合流した終奏者、ライオット・レイヤードは厳かに告げる。「私は“始魔”を滅ぼすーこの第七特区と共に」最後に嗤うのは魔女か人か、それとも…?遥か遠き異郷幻想譚、縁がつなぐ第二幕! 2015/05/19 発売
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神祖“源仙”の誘いを受け、第四特区にやってきた湊たち。“断界の聖域”と呼ばれるその都では、“源仙”の庇護の下に“人と神の共存”が実現していた。人間が、修練によって幻類と対等の力を得るシステム。それはアヴァロンの理想を体現したものに思われた。しかし、ひょんなことから街の外周区に出た湊と咲良は、そこで力の有無による新たな格差を目撃する。…人間らしさとは、真の共存とはいったい何なのか。そして、咲良の失われた記憶に宿る、大切な“友達”とはー?遥か遠き異郷幻想譚、桃源に舞う第三幕1 2015/10/20 発売