勇者に期待した僕がバカでした(3)
新たな勇者戦がはじまっていた。そこでエルブランコはとんでもないスキャンダルに巻き込まれる。それを発端にゴルディアス軍は解散に追い込まれることに。-スキャンダルの本当の意味。勇者協会と人間という闇が生んだ汚い手段。エルブランコは矮小な自分を見つめ直し、再び立ち上がる。それでゴルディアス軍が元に戻りはしないことを知りながら…。働くなんて辛いこと。それでも過ごした時間は確かに自分が歩いた道。だから、これまでを否定なんてしなくていい。あらゆる理不尽をはねのけろ!ファンタジー社畜コメディ完結編。
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30年ぶりに現れた勇者を前に、魔王軍は大混乱。そいつは次々と奇跡的な愚行を繰り出すダメ勇者。モンスターは勇者を育て、旅を盛り上げ、最後に倒されることこそ本望だ。それが仕事で人間たちとの秘密の決め事。だから魔王軍だって楽じゃない。勇者のバカさを棚にあげ、クレームくれる人間サイドのお偉いさん。どんなイージーな状況も覆すダメ勇者。ポカミスだらけの新入りモンスター。その他いろいろエトセトラ。だけど文句は言ってられない。鳴呼、仕事ってなんだろう…。世知辛い世の中に送る、ファンタジー社畜コメディ爆誕! 2016/06/17 発売