ラノベむすび | 月とライカと吸血姫(3)

月とライカと吸血姫(3)

月とライカと吸血姫(3)

出版社

小学館

発売日

2018年2月20日 発売

ジャンル

宙と青春の物語、連合王国編始動!

--これは人類史に残る偉大なる一歩。連合王国に、その礎を築いた若き二人がいた。

人類史上初をかけた有人宇宙飛行計画で、共和国に惨敗した連合王国。劣勢に立たされた王国議会は、途方もない計画を宣言する。
「我々は、人類を月面へ送り込み、帰還させることを約束する!」
王国南部の宇宙開発都市<ライカ・クレセント>の研究所では、同時にとあるプロジェクトが進んでいた。アーナック・ワンーーそれは『民族融和と科学技術大国推進』を打ち出し、汚名を払拭するための広報プロジェクトだった。
新人技術者のバート・ファイフィールドは、連合王国初の宇宙飛行士アーロンの弟であることを理由に、その人間代表に選ばれてしまう。そして、吸血鬼の末裔である新血種族代表は、アーロンの飛行を成功に導いた才媛カイエ・スカーレット。
研究所での仕事と、宣伝活動の二足の草鞋。不慣れな日々の中、バートはカイエの秘めたる想いを知っていく。
「--私は月なんて、大嫌い」

華々しい宇宙飛行の裏側には、語られることのない数多の人々の情熱が確かに存在した。宇宙を夢見る技術者の青年と新血種族の才媛が紡ぐ、宙と青春の物語がここに!

【編集担当からのおすすめ情報】
「このライトノベルがすごい!2018」(宝島社刊)文庫部門総合4位! 新作部門3位獲得し、重版出来の注目作です!

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宙に焦がれた青年と吸血鬼の少女の物語。 人類史上初の宇宙飛行士は、吸血鬼の少女だったーー。 いまだ有人宇宙飛行が成功していなかった時代。 共和国の最高指導者は、ロケットで人間を軌道上に送り込む計画を発令。『連合王国よりも先に、人類を宇宙へ到達させよ!』と息巻いていた。 その裏では、共和国の雪原の果て、秘密都市<ライカ44>において、ロケットの実験飛行に人間の身代わりとして吸血鬼を使う『ノスフェラトゥ計画』が進行していた。とある事件をきっかけに、宇宙飛行士候補生<落第>を押されかけていたレフ・レプス中尉。彼は、ひょんなことから実験台に選ばれた吸血鬼の少女、イリナ・ルミネスクの監視係を命じられる。 厳しい訓練。失敗続きの実験。本当に人類は宇宙にたどり着けるのか。チームがそんな空気に包まれた。 「誰よりも先に、私は宇宙を旅するの。誰も行ったことのないあの宇宙から月を見てみたいの」 イリナの確かな想い。彼らの胸にあるのは、宇宙への純粋な憧れ。 上層部のエゴや時代の波に翻弄されながらも、命を懸けて遥か宇宙を目指す彼らがそこにはいた。宇宙に焦がれた青年と吸血鬼の少女が紡ぐ、宙と青春のコスモノーツグラフィティがここに。 【編集担当からのおすすめ情報】 『HiGH&LOW』や『ペルソナ5』などの脚本・シナリオに携わった、牧野圭祐が送る最新シリーズ! 宙に憧れる人間の青年と吸血鬼の少女が人類史上初の有人宇宙飛行を目指します。〈飛空士シリーズ〉のような切なさと爽やかさのある宇宙と青春の物語にご注目! 2016/12/20 発売

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