ラノベむすび | 千歳くんはラムネ瓶のなか(6)

千歳くんはラムネ瓶のなか(6)

千歳くんはラムネ瓶のなか(6)

著者

raemz / 裕夢

出版社

小学館

発売日

2021年8月19日 発売

ジャンル

私を見つけてくれて、ありがとう

すべては変わってしまった。
唐突に、劇的に。どうしようもないほど残酷に。

けれど、ひとりで塞ぎ込む時間を、彼女は与えてくれなかった。
「あの日のあなたがそうしてくれたように。今度は私が誰よりも朔くんの隣にいるの」

ーー1年前。まだ優空が内田さんで、俺が千歳くんで。
お互いの“心”に触れ合ったあの日。俺たちの関係がはじまったあの夜を思い出す。

優空は言う。

「大丈夫、だいじょうぶ」
月の見えない夜に無くした何かを、また手繰りよせられるというように。

……俺たちの夏は。まだ、終わらない。

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