出版社 : 小学館
この夏、俺は、君を二度失った。 きっと、「好き」という言葉は罪だった。 森山燐(もりやま・りん)は生まれつき不治の病を患っていた。 俺は、それを隠して高校生活を送っていた彼女を好きになってしまっていた。高校最後の文化祭で、一緒にライブをやり、最高の時間を共に過ごしーーそして、燐は死んだ。 死に際の彼女に、好きだ、とーー決して伝えてはいけなかった言葉を、俺は放ってしまった。 取り乱す彼女に追いだされて病室を後にした俺には、一言「ごめんなさい」と書かれた紙切れが届けられただけだった。 あんな気持ち、伝えなければよかった。 俺みたいな奴が、燐と関わらなければよかった。 そして俺は、タイムリープを体験する。 はじめて燐と出会った河原で、もう一度燐と出会ってしまった。 ずっと、会いたいと思っていた燐に、あの眩しい笑顔に再び……。 だから、今度こそ間違えない。 絶対にこの気持ちを伝えてはいけないから。 最後の最後まで、俺は自分の気持ちを押し殺と決めた。 彼女の短い一生が、ずっと笑顔でありますように アニメ化企画進行中の『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』原作者:赤城大空が贈る健全青春ラブストーリー。
俺たちに見つけられないバグはない! 世界に通用する専門家を育てるというコンセプトの元、工学科や家政科という専門学科が集まった私立物部高校。ここに通う主人公・千石新は女性の胸のサイズまでロボット動作プログラムに使う方程式に当てはめて考えてしまうオタク生徒。 ある日彼は英語の授業で発音がうまくできなかったせいで、補習授業を受けることになってしまう。そこで彼は、本気で二次元キャラクターと結婚するため、数学を学んで二次元の世界に行こうと考えている残念イケメンの狩谷や、世界中の花嫁に自分の作ったウエディングドレスを着てもらう夢を持つ安心院聖歌たちと出会う。彼女と以前会っていた新は、ドキドキしながらも補習授業を受ける楽しみを見いだす。 そんな時、工学科で使っていたアナログのディスプレイがそろって故障してしまう事件が起きる。原因が盗撮カメラから発信させる違法電波であることをつきとめた新たちだったが、そのカメラは聖歌たちが使う家政科のロッカーに仕掛けられていた。学校にカメラのことを通報した新たちだったが、教師たちは何も行動を起こそうとしなかった。しびれを切らした新たちは独自に犯人を捕まえようする。 新感覚のエンターテイメントミステリー、起動!
ある事情から、秘密の下宿屋「浪漫邸」を始めることになった貧乏子爵家の令嬢、紗子。心優しき下宿人たちとの同居生活を続けるうち、紗子は、その中の一人、伊織へのほのかな恋心を自覚する。伊織の従兄弟、藤馬が窈盗事件に巻き込まれて突然傷だらけでやってきたり、下宿人・光也に美男子ゆえの災難がふりかかったりと、次々起こる事件の中、伊織への気持ちは大きくなる一方で…!?ほんのり甘い大正ロマンの恋物語。
おてんば娘のチャイナラブコメ、第2弾! 莉瑠は、武芸の名門に生まれ、父や祖父に武芸を仕込まれて育った凜々しい少女。王族の一人で、「放蕩殿下」と呼ばれる青年・朱慎を護衛したことがきっかけで、二人は恋仲になり、無事婚約する。 婚礼を前にした莉瑠に、ある日、暗殺未遂が続いている王太子妃を護衛せよとの命が下る。朱慎とともに護衛の任につくが、王太子妃は大の男嫌いで、朱慎も、さらには王太子すらも後宮から追い出されてしまう。なんとか王太子夫妻の仲を取りなそうとする莉瑠だが、なぜか王太子に求婚され、一夜をともにすごしてしまい・・・!? 莉瑠と朱慎、二人の気持ちがすれ違う中、王太子の命も何者かにより狙われる事態に。後宮の暗殺者とは? 暗殺者の真の狙いは? そして瑠璃は、朱慎と王太子のどちらを選ぶのか・・・!? おてんば娘のチャイナラブコメ「守護姫」シリーズ、第2弾!
平民育ちの娘が暴君な皇帝の補佐官に!? 幼い頃は母親とふたり、市井で貧しい暮らしを続けてきた紫那。その賢さを見込んだ大貴族の父親に引き取られてからは、大好きな母親と離れて、昂家の跡取り候補として姫君教育を受ける日々だ。 16歳になり、昂家の姫として初めて皇宮に登城した日。紫那は宴の席で得意の舞を披露するが、あろうことか、暴君と恐れられる皇帝・祐辰の前で大失敗をしてしまう! しかも、からかわれるように「後宮に入れ」と祐辰に言われた紫那は、立場も忘れてうっかり反発。勢いにまかせて紫那が知る市井の民の困窮ぶりを祐辰に訴えてしまい、我に返った紫那は厳しい処罰を覚悟する。 だが、皇帝に逆らった紫那を祐辰は責めず、それどころか自分の補佐官に任命。横暴なのに紫那の窮地を救ってくれたり、厳しい顔を見せるくせに紫那を甘く誘惑してきたり。祐辰の真意が見えない紫那は、戸惑いつつも心揺さぶられて…!? 優しい暴君とまっすぐな姫補佐官の、中華皇宮ラブファンタジー!
“愛”--ツインテールは、時空を超える! 総二の周囲の女の子たちのアプローチがどんどん積極的になっていくことに焦りを感じ、幼馴染の関係から一歩踏み出そうと頑張る愛香。一方、<美の四心>を撃破されたアルティメギルは、総二たちの世界へ新たな四頂軍<死の二菱>が侵攻を開始。より強力になっていくエレメリアンたちを前に力不足を感じ始める愛香だったが、姉の恋香にテイルブルーの正体を気づかれそうになったことで、しばらく変身を控えることを決意する。その間、ブルーのテイルブレスを預かったのは、意外な人物だったーー!? ブレスを外した愛香はその無防備な状態を、幼馴染属性のエレメリアンに狙われる! 戦いの最中、敵の能力が暴発してしまい、愛香は別世界へと転移してしまうーー!? 戦闘力も変態力もより強大な戦士たち<死の二菱>の猛攻! そして、変身不能のまま、一人別世界へと飛ばされてしまった愛香の運命は!? “愛”とは何かを問う第8巻! 聞け、蛮族の愛の咆哮をーー!! アニメ『俺、ツインテールになります。』は、TBS、CBCほかにて、ただいま絶賛放送中! 週に一度は、お茶の前で家族そろってツインテーーーーーール!!!
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の“調停官”であるわたしのお仕事。わたしが所長になってからのクスノキの里のその後、知られざる妖精さんたちの裏の活動(あるばいと)、『世界人里ブックガイド』執筆をもくろむ旅、さらにはラブコメ風・わたしのデートの一日…?などなど、書き下ろしを大量に含む文庫本未収録エピソードを詰めた「おまけ」が楽しい食玩的短編集。
炎上少年×氷上少女!? ネットガーディアンズとして活動を続ける焔たちのもとに、新たなネットトラブルの報が届く。それは、有名女優のヌード画像がネットに流出したというもの。WWRの関与をつきとめた華蓮は、ロシアから画像処理機能に特化したインフレーム・スヴァローグとその搭乗者を呼び出す。 彼女の名は、リサー・ファトクーリン。大人気トップスケーターであり優秀なインフレームユーザーでもあるリサーの活躍で、捜査は進展を見せていく。 そのかたわら、焔はリサーに日本の観光案内をするが、ふとした拍子に彼女が抱える心の闇に気付く。リサーは、「写真を撮られること」に対して極端な拒絶反応を示していたのだ。衆目を集めるトップスケーターにとって致命的なその問題は、どうやら幼少期のトラウマ体験によるものらしいのだが……。そして、ついにネット流出事件の犯人にしてWWRの刺客、リベポルンナが姿を現す。リベンジポルノの被害者である彼女の過去を知ったとき、リサーの動きが止まる。 「……無理……ヤー(私)は、あの人と戦えない……」 果たしてリサーの過去とは!? --その所業、“まさしく外道”。ネット炎上型ヒーローアクション、氷心とかす第2弾!!
人類の存亡をかけた影なる戦い。 殺戮因果連鎖憑依体ーー 古来より『鬼』や『悪魔』と呼ばれてきたその存在は、感染する殺意であり、次元の裏側から送り込まれた人類絶滅のプログラム。 日本の暗部である《門部》は、不可視の存在を網膜に投影する改造眼球『天眼』と、時を止める超常の柩『停時フィールド』を武器とし、そのプログラムを追い立て、狩り、そして葬り続けてきた鬼狩りの組織だ。 時は現代。 百刈圭(ももかり・けい)と、乾叶(いぬい・かなえ)--心に傷を抱えて戦う二人が遭遇したのは、歴史上、たった六体しか確認されていない《白鬼》だった。 叶の親友に憑依したその鬼を巡って組織が揺れる中、黒ずくめの刺客《ゲオルギウス会》が動き始める。それは日本を守護する《門部》と同じように、ヨーロッパで連綿と戦い続けてきたもうひとつの鬼狩りの組織ーーバチカンの狩人たちだった。 《白鬼》とは何か。二つの組織の衝突はいかなる戦いを引き起こすのか。そして、滅亡を防ぐ希望はあるのか。 人類の存亡をかけて戦う、影なる戦士たちの一大叙事詩が、いま語られる。 気鋭・オキシタケヒコが描く異能バトルアクションシリーズ。イラストは各方面で活躍中のtoi8が担当。
苛烈な帝の後宮に入った身代わり姫の運命! 身代わりで後宮に入った桃霞は、冴えない容姿で舞も刺繍も苦手、古くさい書物のことにばかり詳しい超地味な少女。ライバルの姫君たちからも相手にされず「せっかく後宮にいるのに、このままじゃ皇帝のお呼びがかからない!」と侍女に嘆かれるほど、パッとしない毎日を送っている。 気に入らないと誰の首でもはねるという恐ろしい皇帝の寵愛を受けるより、大好きな本に囲まれているほうが幸せ…と、後宮書庫に通いつめていたある日、不思議な力を持つ黄金の瞳の青年と出会う。憧れていた書物の神仙〈考帰真君〉が、本好きな自分のために姿を現してくれた!と喜ぶ桃霞は、それ以来、〈考帰真君〉と本について深く語り合うように。 しかし、ふたりの仲を見とがめた侍女に「男と逢引きを重ねれば、苛烈な皇帝に首をはねられる」と諭され、〈考帰真君〉への許されない想いを忘れようとする桃霞。だがある夜、ついに皇帝の夜伽を命じられて…!? 中華後宮ラブファンタジー!!
何も心配はいらない。未来は私たちのーー 高校、水族館、百貨店と繰り返された惨劇により、現実世界では集団昏睡という異常事態が厳然と傷跡を残していた。その惨劇を生み出した首謀者は、摩響たち『神悠言』が神と崇める存在。奴らが世界滅亡を前に娯楽として始めた余興だったのだ。 その理由を知り、戦う敵を定めた斗和たちは世界滅亡の予言書を見せてもらうために神悠言の本部を訪れる。そこで知る見えない壁を作り出していた人物の正体。元凶の1人を巡り、滅びの未来を救うためそれぞれの想いが交差する。 そしてついに、現実世界すべてで人食いの化け物が跋扈するという絶望が始まる。 「さぁ、人間たちよ。最後で最高の刺激的な惨劇をはじめようか? きゃははははははっ!」 空中に浮かぶ都市から響き渡る声が、想像を絶する惨劇のはじまりを告げたーー。 惨劇は現実世界すべてを巻き込み絶望を生む。閉鎖空間をつくりだしていた人物の正体を知った斗和。そのとき彼がくだした決断とは! そして斗和の“生きる意味”とはーー。 絶望が絶望を呼ぶパニックホラーの最終巻! 衝撃必至の結末を見よ!!
“トライデント”最後の矛、シルフ登場! 犯罪者を追いかける過程で再びトライデントと激突したバスカーズ。そのことがきっかけで、ニコラスとザジは小さな仲違いをしてしまう。翌日、ささくれだった気持ちで街を行くザジに声をかけたのは、銀色の髪の女性ーーエレンディラ・サンチェスだった。 気さくな性格のエレンディラと、ザジはすぐに打ち解ける。聞けば、彼女もトライデントと何らかの確執をもっているようで……? 一方のニコラスは、犬猿の仲であるウンディーネとともにさる要人の警護にあたっていた。ザジは不在、サラマンダーは謹慎中で、トライデント最後の矛であるシルフは雲隠れ。お互いに“相棒”を欠いたまま仕事にあたるがーー そのとき、アルラウネと名乗る怪人による銀行襲撃事件が起こる! 現場に居合わせたザジとエレンディラ。駆けつけるニコラスとウンディーネ。そして暗躍するディスコルディアの影ーー。 いま、“蒸気天国”を舞台に新たな狂劇の幕が上がる! スチームヘヴン・ファンタジー第2弾!
未来視の少年×未来人の少女 多分、俺の席には未来人が座っていた。 数年前、不可解な現象に巻き込まれた果瀬春太郎(はせ・しゅんたろう)は、少し先の未来を見る力を得た。 その原因を知るために、未来型不可能事件(フィラデルフィア)と呼ばれる、いわゆるオカルトや都市伝説的な現象を調べる日々。 そんなある日、春太郎の目の前に、昨日まで存在していなかった少女が現れた。だが、クラスメイトの誰もがその違和感に気が付いていない。 東冬海(あずま・ふゆみ)と名乗ったその少女は、記憶のほとんどを失っていたが、特定の技術に関する知識を覚えていた。 それは、現代科学では証明しようがない超技術。そして、春太郎のもつ未来を見る力は、未来においてはある程度一般的な技術だったことが明かされる。 春太郎は自分の力の原因を知るため、冬海は春太郎の能力にもとの世界へと帰れる希望を見出して、二人は様々な不可思議現象を調査していく。 だが、特異点でしかない冬海の存在は、望まぬうちにハプニングを巻き起こし……。春太郎は究極の二択を迫られる……。 『トリニティセブン』『101番目の百物語』のサイトウケンジが送る、新感覚オカルティックエンタメ始動!
新しい年、新しい関係、新たなる想い。 冬休み。のんびりとした年の瀬、そして年明け。 合格祈願の初詣や買い物など、予定外の外出が重なる八幡が新年の街で出会ったのは、雪ノ下陽乃と葉山隼人、そして……。 教室で、部室で過ごしてきた時間で、お互いのことを少しは知ったように思えた。でも知らないことの方がたくさんあるのだろう。今も、そしてこれからも。 冬休みが終われば、2年生とという学年ももうあとわずか。新学期にざわめく教室にはある人物の「噂」が流れていた。 望むと望まざるとに拘わらず、同じ場所で過ごす時間は刻一刻と減っていく。 そんな雰囲気だからなのか、奉仕部に持ち込まれた、ある依頼……その依頼は今までに知ることのなかった彼ら、彼女らの別の一面を映し出すことに。 自分のしたいことが、相手の望むことは限らない。本当の気持ちが伝えたい気持ちとも限らない。誰かが知っているその人が、その人の本当の姿とは限らない。 今を大切にしたいと思えば思うほど臆病になって、考えているのに答えは見つからないし、走っているのにゴールが見えない。 彼ら彼女らの、新たなる季節、新たなる関係。
ご主人様は王子様でお医者様!? 「君はもう俺のものだからーー」--幼いころ、親に捨てられ森の中で泣いていた自分を拾ってくれたファラール王子。それ以来、少女リーリアはファラールをご主人様と決め、王宮を離れて医師として働くファラールのそばを片時も離れず、忠実な侍女となって仕えている。 そんなある日、病弱な弟王子を治療するために、ファラールが王宮へ呼び戻されることに。王宮に同行したリーリアは、なぜか自分が侍女ではなくファラールの恋人だと周囲に勘違いされていると知り、驚愕する。「私なんかがご主人様と恋の噂なんて、おそれ多すぎます!」必死に噂を否定してまわるリーリアだが、なぜかファラールはいつも以上にリーリアを甘やかし気味で、過剰に接触してくる。そんなファラールの態度にドキドキを隠せなくなったリーリアは、身の程知らずで分不相応な自分の恋心を恥じて、ファラールから逃げようとするが…。 ご主人様大好き!な侍女と企み王子。極甘主従のラブコメディ!
東京ルルイエ、週末のブラッディ・デート。 旧東京湾上に建設された次世代型積層都市トーキョー・ルルイエ。電脳技術や機械義肢の技術など、あらゆる技術の粋が凝らされたこの都市は、地上最後の楽園(ラストパラダイス)と呼ばれていた……。 この街は夢の街。 望めば全てが手に入る。 ーーでも、人の心は……? 東京ルルイエにそびえる、総合ショッピング施設『ゾス・モール』にデートへと出かけたユノとソーマ。ククリも勿論ついてきてーー。 電脳社会に疲れた人々を癒す、ネットワーク遮断空間。 電脳空間に潜り技術を競い合うアーケードゲーム。 そして、天然食材を使用した高級レストランなどなど、3人のデートは緩やかで楽しい時間。 だが、彼らは突如として封鎖されたモール内に閉じ込められてしまう。 出現する、新たなホラー。 悲鳴、絶叫、鮮血。 二人は互いに「自分の正体」がばれないように、ホラーを止めるべく奔走する。 なぜホラーは人を襲うのか。 ホラーとは何か。 ソーマを見つめるククリの瞳は、いつも悲しみに満ちていた。 企業複合体の更なる暗部がついに動きだすーー! サイバーアクションシリーズ第三弾!!
キャッチ&イートな4コマファンタジー いつものダンジョン最下層。 そこで繰り広げられるキャッチ&イートの毎日。 なんの特技も持たない一般人の少年カインは、ひょんなことから、“おいしいものを食べる”ことを目的とする“グッドイーター”に参加することになった。そこで出会ったのは、元勇者と元魔王と元暗殺者という、いわくつきの三人。かたや人類最強の存在。戦闘の天才でありながら“おいしいものが食べたい”という理由であっさりと引退を決め、いまではお腹がすくと駄々をこねる残念美少女になってしまった元勇者。かたや魔界最強の存在。魔王であるが平和と学問を愛する理性的なお姉さん。でもお腹がすくと破壊衝動が目覚めてしまう残念美人の元魔王さま。かたや勇者と魔王を暗殺すべく、付け狙っていた凄腕の暗殺者。でもカインの作るごはんによって餌付けされてしまったアサシンさん。そんな個性的な三人に囲まれて、ダンジョンでやっつけたモンスターのお肉を食べたり、いきつけのお店“腹ぺこ赤竜亭”で満腹になったり、狩り&ごはんライフの毎日をカインは過ごす。 「GJ部」の新木伸&あるやの最新シリーズは、ごはんのおいしい4コマ小説! 今回ももちろん36編収録! みんな満足でお腹いっぱい。
勝利の秘訣は、乙女のキスと“態度術”!? 「態度使い、マスター有馬と会うべきだ。それしか生徒会長に対抗する方法はない」 --廃部の危機を回避したと思ったら、今度は部費0円のピンチ!? 生徒会長・白河香織による公開部費決定ショーを目前に迎え、再び窮地に立たされた赤松たち第二新聞部。敵の敵は味方というふみの案により、ネガティブキング矢野君に接触するのだが……。 矢野君曰く、香織の強さの秘密は“態度術”にあるらしい。ただの偉そうな人ではない、ものすごく偉そうな態度を生まれつき身につけているため、常人では対抗できないのだという。半信半疑な面々は矢野君のアドバイスをスルーして別案を探るのだが、ひょんなことから態度使い・マスター有馬と出会ってしまう。 「赤松君。君には最上級の態度のひとつ、“海賊王(キング・オブ・パイレーツ)”を使いこなす才能がある」 有馬によって才能を見いだされた赤松だったが、海賊王の態度を使いこなすには圧倒的に女性経験が足りなかった! 第二新聞部の窮地を救うべく、赤松はお悩み相談メンバーへのキス計画を実行に移すがーー? アニメが終わっても人生は終わらない! ゆるゆる☆人生相談9回目、いつものノリでお届けします♪
映画『楽園追放』のオリジナル前日譚 ナノハザードにより廃墟と化した地球。人類の多くは地上を捨て、データとなって電脳世界・ディーヴァで暮らすようになっていた。 夢が叶い捜査官となったアンジェラは先輩捜査官であるメットと組まされることとなった。ディーヴァにおいて、通貨ともいえる、メモリーー即ち保有できるデータ量増加のために、人倫を排し、手柄を急ぐメットの理念に反発しつつも、アンジェラはその仕事の姿勢にほれ込んでいく。 それから間もなく、突如ディーヴァに悪性プログラムが襲い掛かる。 デーヴァに住まう人間たち、構造物、あらゆるメモリを食い荒らし、南国の風景に変えていく悪性プログラム。それは自らを《ノア・ノア》と称した。 その捜査を進めるうちに、アンジェラはディーヴァに潜む人口統制組織《トイフェル》の存在を知りーー。 はたして、そこは、本当の楽園か……? 虚淵玄(ニトロプラス)×水島精二監督が贈る2014年11月15日劇場上映の映画『楽園追放 -Expelled from Paradise-』の正統なる前日譚。 第7回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作『王子降臨』の手代木正太郎がオリジナルストーリーにてノベライズ!