出版社 : 講談社
あたし、高取未来。15歳。代官山学園1年生。またまた、ステキな男性に恋してしまったの。その人は、ファッションデザイナーの若杉さん。ちょっと年上だけど、恋には関係ないもんね。でも、困ったことに、親友の大高地桃子に紹介したら、彼女も一目惚れしたみたいなの。その上、若杉さんの秘書の三田村さんが自殺するという事件に巻きこまれて…。やっぱり、霊感が発達している南アリサさんの助けを借りるしかないのかな。
わたし、こんなに泣いたの、初めて。みんなみんな、アイツのせい。-松田知弘。わたしの好きなひと。松田クンのバカ。あんなにあっさりフルことないじゃない。もしかしたら…って思えるくらいに、結構、仲よくしてくれてたのに。だから、やっとの思いで、告白したのに。ホントに、…もう、ダメ、なの、かな。わたし、まだ、あなたのことで、いっぱいみたい。…告白なんか、するんじゃなかった。
あたし、星野未々。おてんばで勝ち気な高校1年生。お勉強は、ダメだけど、スポーツだったらなんでもこい!の元気少女なのッ。奈々は、あたしの双子のお姉さん、なんだ。わたし星野奈々。すっごく内気で、人見知りが激しいの。趣味は、おうちで本を読むこと。お友だちは、双子の妹、未々ちゃんだけ。顔はそっくりなのに、性格は正反対。こんな双子のふたりが、学校を入れ替わって、恋に試験に、大騒動を起こしちゃいます。
悪魔のプリンス・紡井(ボウイ)太人が地上に落ちていく。よりによって、そこは殺人現場-。安路麻理沙が魔術クラブに入部したのは、部長が好きだから。その美少年・霧住城児の胸には、いま短剣が深々と突き刺さっている。年に一回、無人になった学校で霊と交信する秘密の儀式を行う直前の事件だった。校内には部員の6人だけ。ところが全員が「自分が犯人だ」と言いだしたから、さあたいへん。名探偵に変身したボウイの大胆な推理とは。
第二の指輪のかくし場所がわかった。有名な建物の上よ!わたしチョコとエディ、おシマの三人が真夜中にかけつけると、そこには、指輪を横取りしようと待ちうける、水魔ブロケルと水ドラゴンが。しかも、炎の妖魔アインの乗り移った桜木大和までが現れた。第二の指輪を手に入れれば、妖魔をおさえる力が強力なものになるけど、妖魔に奪われたら、もう、あたしたちの力では、妖魔を倒せない。指輪よ、あたしを助けて。
あたし、唯。サッカー少年の圭と、もっと仲良くなりたい17歳なの。ある晩、あたしの部屋に、着物姿の女の子が、ボンッ!と現れたんです。それは、あたしのひいひいひいおばあちゃん。江戸城でお仕えしてる篤姫さまの悲恋を、今の世でかなえてあげてほしいと言うの。圭の協力で、テレポートしてきた篤姫たちとWデートに成功したのはいいけれど、圭の熱い瞳に映っているのは、まさか…姫さま!平成の恋だって、波乱万丈よっ。
やっぱり冬はスキーよね。あたし、松宮梢子はウキウキ気分。親友の万由子、彼女のパパの寅おじさまとベンツで目指すは「ガーラ湯沢」のはずだったんだけど…。スキー場を前にしてなんとベンツがエンスト。あーん助けを呼ばなくっちゃ。「なんだこりゃあ、ベンツがエンスト、おまけにへんな組み合わせ!」イヤミなヤジ!黒いちっちゃな車から男がふたり顔を出す。このヤローと思ったけど、これがすごいハンサムなの。くやしいけど!
妖怪がギッシリつまった古い壷を割ったら白い霧といっしょに、妖怪たちがウキウキ、町に飛び出してしまった。レストランでは人面魚が暴れ、家の中では、首と胴がはなれる美女妖怪が男をまどわしている。あたし理央の友だちも、一人一人、妖怪にさらわれて姿を消していく。それどころか、おさななじみのBF、一博くんが美女妖怪にとりつかれ、一晩じょう、いっしょにいたんだって。一博、いったい、妖怪とどうなってるの?
あたし、八木ななみ。俊介を助けるために、あたしは、もう一度だけ、時を飛ぶことにしたの。あたしは、温室の裏の扉を押した。それは、あたしの新しい遠い旅の始まり…。“ななみ”シリーズ、番外編。
ひとつ年上のまえの彼女のこと、今でも好きだっていってた宇都宮さん。ところが、その彼女が、うちの学校の文化祭にやって来たんだ-。今さら、どうして…!ようやく、宇都宮さんと、心が近づけたと思ったのに…。
「コンサートで隣の席だった、K・Oさん。あなたにもう一度会いたい!」超内気なあたしが出した、大胆なハガキが、なんと、ラジオ番組で読まれちゃたの。それが、あたし、哀川尚の恋の始まり。再会できた彼、織田恭一さんは、すごーく素敵な人で、どんどん好きになっちゃった。でも、彼は誰かに恋をしているみたい…。片想いでもいい。初めての恋だもの。バレンタインデーが勝負よねっ。
あたしがずっと片思いしてる相手、村木くん。村木くんの彼女、しのぶ。あたし、高2の春のクラス替えで、ふたりと同じクラスになっちゃって、しかも、しのぶとは、一番の仲よしになっちゃって-。あたし、わかってる。村木くんがあたしに親切にしてくれるのは、あたしがしのぶの友達だからで。そんな村木くんに期待しちゃうあたしって、ホントにバカだよね…。だけど、どうしてもあきらめられない…。
あたし、和津真理。中3の探偵小説大好き少女。なかでも、ホームズが大好きで、探偵倶楽部“イレギュラース”を主宰してるの。最近、学校で、男の子の制服を着た女の子を、たびたび見かけるようになった。いったい、どういうことなの?あたしたちは、それが、単なる流行なのか、なんらかの理由があるのか、調査を開始したの。“ホームズ君は恋探偵”シリーズ、第5弾。
カッコいい部活のセンパイ。気が合う同級生のユージ。わたし、ふたりとも気になってるんだ。だけど、ユージには好きなコがいて、いくら想っても、報われないってわかってるの。そんなとき、なんと、センパイから「好きだ」って告白されちゃって-。憧れてたセンパイだけど、ユージのこともあきらめきれない。この恋の選択、ゆくえはどっちに?
午後のカフェテラス。あたしと向かい合っているのは、女の子がみんな振り返るご自慢のBF・ヨシキくん。ところが彼の金髪のことで喧嘩の真っ最中、「オレ、菜穂子ちゃんと約束があるから」と言い残して出て行ってしまった。直後、菜穂子は殺された。現場にはヨシキくんのCDが残され、走り去る金髪少年を見たという目撃者まで登場。状況証拠がそろって大ピンチのヨシキくんを救おうと真犯人を追うりかこの前で、第二の殺人が。
俺、水瀬昴。最高の仲間がそろって、やっと青葉が丘高校バレー部もスタートした。初出場のインターハイ予選。さっそくすごい敵のお出ましだ。長谷川京太郎。見上げるような巨体と番長もやってる迫力で打つアタックの地響きに、さすがの俺も、まっ青だぜ!だがそれより気にかかるのは、チームの山下が、昔の不良仲間から「過去をバラす」と脅されてること。俺たちは、ギリギリの6人。一人でも欠けたら、おしまいなんだ-。
『スッと、風が凪いだ。チッ、チッ、チ…小鳥の鳴き声が消えた。-時間の動きが止まったのか…』光の色が失われたモノクロームの世界に、月の魔力を宿した少女ルナがまぎれこんだ。そのルナの前に、新たな騎士テラが現れた。〈大地の力〉を借りて時の流れを自由に操る、悪戯好きな『時の魔術師テラ』の出現だ。チャネリング能力を授かった二人が、襲いくる魔の手かに逃れるために、力を合わす。
好きな人にチョコレートを手渡して、ダンスが踊れる日-これがあたしの学園のバレンタインデー。1年にいちどの胸ドキドキの日です。あたし、泉なぎさは、憧れの桜場先輩に贈るチョコレートを持って登校すると、桜場先輩、事故だって!車の前に誰かが押し出したらしい。先輩の今の恋人の早川さん、前の恋人の紅林さん、親友だった谷口先輩、疑えばみんな怪しい。あたしが事故の現場を見に行くと、そこにはユーレイが…。
私、日向ゆず子、あだなはゆずポン。高校最後のテストも終わって、あとは卒業式を待つばかり。だからアルバイトをやろうと思いたち、貼り紙で見た“オルゴール館”の面接をうけたの。オルゴール館には、呪われたバルコニーがあるってきいたけど、気にしない気にしない!髪を切ることを条件に、みごと合格。恋愛面で、心に痛みを感じているまっ最中ということもあり、バッサリ切っちゃった。ところがそのあと、殺人事件にまきこまれ!?