出版社 : 講談社
ハーイわたし、、高原苺。イチゴって呼んでね。青葉学園高等部1年、16歳。で、放送部で“ストロベリー”って名前でDJしているの。番組名は「恋の悩みに答えます」。み〜んな、恋に悩みはつきもの。わたし自身、目下片想い中で、とてもじゃないけど、余裕のお答えなんてできないのよ。憧れの彼と、わたしの恋の行方は。巻末には、イチゴとえりちんが、読者さまの恋の悩みにお答えする「恋愛相談室」つき。
お待たせしました。小林深雪が描く大人気キャラクター、ビーグルちゃんが大活躍する『ビーグル絵本』が、ついに登場です。ビーグルちゃんが主人公の三つのお話。そして、みんなが応募してくれた可愛い犬写真を集めた『犬写真館』。さらに、『ビーグルちゃんシール』や『ビーグルちゃんポストカード』など、豪華付録も付いて大充実。「犬大好き」の小林深雪が贈る、世界でいちばん可愛い犬の絵本をどうぞ。
あたし、工藤由香。高3。受験生にとっては、1分1秒が大切だというこんな時期に、またまた事件が持ちこまれてしまったの…。うちの高校の文化祭に出る幽霊を退治してほしいっていう、冗談みたいな依頼なんだ。
殺人犯は、ピザがお好き。人気エッセイストの殺人現場には、宅配ピザの空き箱がひとつ…。聖ルピナス学院に通う3少女プラス美少年が巻きこまれた、珍妙にして、謎だらけの事件とは。ユーモアとミステリアスな、“やすみワールド”の開幕。
告白なんか、しなければよかった。ふられても忘れられないひと。大好きな先輩。どうしたら、あなたを忘れられますか。こんなに気まずくなるなら、辛い想いをするのなら、片想いのままでいたほうが…。あたし、もう傷つきたくない。だから、こんど誰かを好きになっても、自分の気持ちは秘密にしておくの。恋さえしなければ、傷つくこともないのだから…。こんな、恋に臆病なあたしだったけれど。
「必ず、迎えにいくからね」。約束の言葉を残して、遠くへ行ってしまった和彦くん。10年ぶりに再会できたのに、あたしに、わざとそっけなくふるまうの。でも、あなたのやさしさを、あの約束を、信じてる-。
大好きな親友がいて。5年間思い続けた彼がいて…。幸せすぎたあの夏の日、私たちは無邪気に笑っていたよね。やがて訪れる悲しい運命に、自分たちが引き裂かれていくことも知らずに…。恋愛、友情、そして生命を見つめ続けた感動作。涙なしには読めません。
景王(けいおう)──陽子は、官吏(かんり)の圧政で多くの民が重税や苦役に喘いでいることを漸(ようや)く知り、己の不甲斐なさに苦悶していた。 祥瓊(しょうけい)は、父峯王(ほうおう)が、簒奪者(さんだつしゃ)に弑逆(しいぎゃく)されなければならないほど、国が荒(すさ)んでいることに気づかなかった自分を恥じていた。 鈴(すず)は、華軒(くるま)に轢(ひ)き殺された友・清秀(せいしゅう)の命を守れなかった自分に憤り、仇討ちを誓った。 ──それぞれの苦難(かなしみ)を抱えた3人の少女たちの邂逅(であい)は、はたして希望(よろこび)の出発(はじまり)となるのか!?
友だちと遊びにいった帰り、あたしは、死にかけた男の人に、小さな包みを預けられてしまった。思わず受けとっちゃったけど、じつはたいへんな品物だったみたい。そして、それを狙う悪人に連れさられて…。
ショッピングに出かけたのに、いつのまにか墓地へ迷いこんだ、日下くんと麻衣子。ザクッザクッ…夕闇の中できこえるのは、土を掘る音。すると突然、男の人がとび出してきて、日下くんにある包みを預けて走り去ってしまったの。そして、このときから、あたしたちは何者かに追いかけられて、映画館やブティックや屋台がひしめく香港の街を走る走る。追ってくるのは誰。目的は何。マル初海外旅行は、熱くてこわくてスリル満点。
あたし、上原育子。あたしの夢は、現役高校生で、プロのまんが家デビューすること。じつは、『新人まんが賞』で佳作をとった、あたしと明日香由姫さん、ふたりのうち、ひとりだけがデビューできることになったの。絶対、夢をかなえたい。がんばるぞ-。そう思ってたのに、最近、あたしの幼なじみの彼氏、悦郎の態度が変なの。しかも、なんと、悦郎にラブレターまで届いてて…。あたし、もう不安なことだらけだよ…。
「まだオープンしていない、大評判の遊園地に、無料で特別ご招待」-こんなオイシイ話、見逃せないよね。というわけで、私とメグとよしのは、それぞれパートナーを連れて、『マジカルランド』にやってきたの。ウサギの人形に出迎えられて、木馬に乗って地下の遊園地へ。うわさどおりのすてきな場所で、私たちは夢中になったんだけど、じつは、怖いワナが待っていて…。
《月》の“改変”によって殺されるのは、ジュリエット役を演じる河内美代子。あたしが中学時代にあこがれてた山根クンの恋人…。《月》のほうは着実な進み具合を見せ、“改変”へ向けて、一歩一歩近づいてる。こうなったら、“改変”のことを河内サンに直接話して、ジュリエット役を辞退させるしかない。…ところが、彼女には、あたしが山根クンとの仲を嫉妬してるものと誤解されて、完全に拒絶されてしまった…。
資産家のひとり娘、奥寺汐梨は、家のために、政略結婚させられることになっていた。『まだ、本当の恋も知らないのに。憧れてる男のコがいるのに。でも、わたしなんかじゃ…。わたし、彼に似合う女のコになりたい』汐梨は放課後だけ「彩」という派手な女のコに変身して、雑誌の読者モデルを始めた。なのに、撮影のとき、偶然再会した彼に、「サイテーな女」と言われてしまって…。『どうして。ずっと会いたかったのに…』
慶国(けいこく)に、玉座(ぎょくざ)に就(つ)きながらも、王たる己に逡巡(しゅんじゅん)し、忸怩(じくじ)たる思いに苦悩する陽子(ようこ)がいた。 芳国(ほうこく)に、王と王后(おうごう)である父母を目前で殺され、公主(こうしゅ)の位を剥奪されて哭(な)く祥瓊(しょうけい)がいた。 そして、才国(さいこく)に、蓬莱(ほうらい)で親に捨てられ、虚海(きょかい)に落ちたところを拾われて後、仙のもとで苦業を強(し)いられ、蔑まれて涙する鈴(すず)がいた。 負うにはあまりある苦難(かなしみ)の末に、安らぎと幸せを求めて、それぞれに旅立つ少女たち。その果てしない人生(たび)の門(いりぐち)が、いま開かれる!!
北海道・札幌では、人類滅亡を企らむ言霊使い・三神冷児が、鷹塔智の命を狙っていた。折しも、〈汚れ人〉として最初の仕事の場に北海道を選んだ智は、納沙布岬で不吉な気配を感じる。しかしそれは、ボディガードの狼や京介には、まったく感じられなかった。はたして智を狙っていたのは、三神冷児に呪縛されたカムイ・果羅姫なのか…。都会に巣食う怨念に挑む、心零戦士たちのサイキック・ファンタジー第五幕。
夏休み、麻衣子は、ついに海外旅行初体験。ヴィクトリア・ピークの山頂に立つあたしの前には、まるで一面に宝石を散りばめたような、まさに“百万ドルの夜景”が広がる。思いきりロマンチックにひたっていたのに、悲鳴とともに、やっぱり事件がやってきた。崖から女性が転落したという知らせを聞いて、駆けつけたあたしたちが、そこで見たものは…。さあ、謎いっぱいのミステリー・ツアーへ、あなたもご一緒しませんか。
大好評、好きから始まる短編集シリーズ第6弾。今回は、教室で生まれた五つの恋物語。入学の日に始まった、一目ボレの彼への恋心の行方・『あなたがすき』をはじめ、大好きな先輩の教室に侵入しちゃったのが、恋の始まり・『あの教室も黒板も』など、小さな出会いかもしれないけど、大きな恋を育くむ、教室から始まった、5人の恋のショート・ストーリー。あなたの恋の始まりは、どんなかな。
“悪”の黒田絹子が乗り移った、クローン美鈴を倒すには、もう一人の指輪の乙女を捜し出す以外になかった。佐竹麻由-彼女の、包帯に隠された左手には、もしかしたら…。果たして、四番めの指輪の乙女なのか。絹子が、文豹が、指輪を狙っている。チョコ、早く指輪を手にしないと、あたしたちのヨコハマが危ない。ついに、指輪の封印は解かれた…。