出版社 : KADOKAWA
ジェイドに溺愛されて婚約者となったミリエッタ。 ある日視察のため騎士のルーク達と隣国へ行くと、過保護なジェイドも身分を隠してこっそり着いて来てしまう。 するとーー隣国の女騎士たちにジェイドを誘惑し、ルークとも関係が深いと勘違いされ男を篭絡する『悪役令嬢』と噂されていた! そんなミリエッタに興味をもった第二王子にまで言い寄られて?
不景気で苦しい生活を送るチェリー。ある日訪ねて来た子爵夫人に、生活の面倒を見る代わりに戦地に居る次期当主の息子・バーナードとの契約結婚を迫られる。終戦までの期間限定の妻になったチェリーは顔も知らない旦那様に“あなたの望む通り離婚には応じます”と手紙を送るが…離婚するつもりのない旦那様は妻にあるプレゼントを用意していて?
ここは魔導都市ヴィノス。魔界と人間界の境界に位置するこの街は、魔界から迫り来る魔物を撃退する人類の防波堤の役割を果たしていた。その中心となるのは大魔導師・イシュタル。だが、彼女が引退するため、10人いる弟子の中から次の大魔導師を選ぶことに。 そのなかの1人、ジルベルトは堕落した生活を送っていたのだが……。 「師匠! 今日も絶好の修行日和ですね! 鍛錬よろしくお願いします!」 「……いい加減休ませろ!」 自堕落だったジルベルトの生活は弟子を志願する少女が現れることで一変し!? ぐーたら師匠と魔術師の卵による師弟成長ファンタジー、開幕!
〈奪命者〉事件解決の代償として〈人形鬼〉ミゼリアを失った〈第六分署〉。そんな中、新たな事件捜査の命令が下される。 人間が魔術によって爆弾化させられてしまうという連続テロ事件ーーローグは〈聖女〉カトリーヌを相棒に迎え捜査を開始するが、事件の背後に“思わぬ人物”の関与が浮かび上がり……!? その一方で、ミゼリアの生存を打ち明けられず、ぎくしゃくするローグとカトリーヌ。さらには二大貴族リグトン家より派遣された〈魔剣〉を操る対魔女部隊の横やりも入り捜査は難航する。 事件の真相、そして新たなバディの運命はいかにーー? 魅力的な〈相棒〉に翻弄されるファンタジーアクション第2弾! 一章 相棒の夢は壊せない 二章 相棒の夢は語られない 三章 相棒は夢を残さない 四章 相棒は夢を踏みつけない エピローグ
照準の精密さと戦略が勝負を決めるガンシューティングゲーム、『ヴェインストライク』。世界大会も開かれる有名ゲームに、新チーム『エニグマ・ディヴィジョン』が参戦しようとしていたー。プロゲーマーだった父の失敗から学んで、人生の優等生として生きてきた…が、同僚を庇い左遷されてしまった、ハイスペックOLの結衣。ド田舎のめちゃくちゃな環境でも世界レベルの敵を壊滅させる才能を持つ…が、世間には馴染めない不登校ゲーマーJKリン。正反対なふたりが持っている、共通の目的はー日本最強選手『魔王』こと、結衣の妹である凜の打倒で!?プロゲーマーの世界で成り上がる、新世代のシンデレラストーリー!
蝕の予言を巡り争ったルウィック同盟を説き伏せ、見事に天文学者アマレットの奪還を成し遂げたコルとミューリ。 しかしそれは、デュラン選帝侯の威信をかけた計画が白紙に戻ることを意味していた。苦難の中、アマレットがもたらした一縷の希望ーーかつて古代帝国軍の北への行軍を阻んだとされる月を狩る熊が月を落とした地の伝承だった。 もし教皇庁まで通ずる新道の開削が為せば、侯の権威と命脈を保ち、教皇庁の喉元に刃を突きつけることとなる。 ゴブレアとバーリンドの選帝侯も加わり、南北に分断する要衝の調査に乗り出したコルとミューリ。だが、二人の前に月を狩る熊の伝承者が立ちふさがるーー!
苺原樹ーー年齢は二十代後半。既婚者。職業は高校教師。そんな私が、10歳年下の教え子の女子高生に手を出してしまった。 生徒の名前は戸川凛。私より背が高くて、温和でどこか幼くて、顔がいい。そしてとてもいい子。家庭環境に問題のあった彼女を気にかけているうちに、いつしかベッドの上で唇を重ねていた。 これは間違いなく裏切りで不倫で犯罪で。身の破滅を招き寄せる要素を、よくもこれだけ集めて。 --なぜこんなことになってしまったんだろう。 淫らで不貞で、でもどこかあたたかい。女教師と女子生徒の恋愛小説。
上条当麻は、アリスを救うために、ただ立ち尽くしていた。 しかし、彼の命という命、すべての灯火は完全に消え……その生命活動は停止していた。 冬休み最後の日。学園都市のとある少年の死亡確認は取られた。 そして。 虚無。何もない空間。上条が目覚めたそこは、彼自身が打ち消してきた『幻想』そのものでーー。 そこに降り立つ一人の女性、アンナ=キングスフォード。しかしどうやってこんな場所まで? 驚く上条はとある提案を耳にする。ちょっと待て、『そんな事』が本当にできるのか……?
文弥たちの活躍でマフィア・ブラトヴァによる司波達也襲撃は失敗に終わった。 単純な力押しでは「触れてはならない者たち」の異名を持つ四葉家に対抗することは難しいと悟った彼らは、同じ十師族で、以前は四葉のライバルと見なされていた七草家の子女を人質に取り、利用することを目論んでいた。 魔法大学に進学した香澄と泉美は、交友関係を広げるためにさまざまなサークルに参加していた。複数のサークルにうまく馴染むことができた泉美とは対照的に、香澄はどのサークルでも馴染むことができなかった。 そこで、弘一の勧めで社会人の乗馬クラブの見学に訪れるのだが、そこにもマフィア・ブラトヴァの刺客が紛れ込んでおり……。
空木樹は自分のやりたいことだけをやって生きてきた。今は部活に勤しみ、昔からの趣味で小説を書いている。そんなある日、超有名作家の娘にして自身も大ヒット作を世に放ち注目されている後輩・鵯華千夏に才能を見出され、なんとプロ作家への道を示されるが…!?「ぜんっぜん、一ミリたりとも、いっさいがっさい興味ないです」「…なんでよ!!」趣味はあくまで趣味。ついには空木がやりたいことをやるだけの部活、“超・文芸部”に入部してまで追いかけてきてー。絶対にプロ作家に導きたい天才少女と、興味がないことは絶対にしたくない変な奴の終わらない追いかけっこが今、始まる!
恋人ごっこの「おままごと」を続けるうちに、深紅に対して本当の恋心を芽生えさせてしまった蒼一朗。そして兄妹の関係でありたいと強く望みながらも、蒼一朗の身体を渇望してしまう深紅。あの日、一線を越えてしまった後も、何事もなかったかのように二人の日常は続いていた。もう二度とあんなことはしない。これからはあくまでも仲良し兄妹として一緒に暮らす。-そのはずだったのに。叶わぬ恋の代償行為として、いやらしい遊びを蒼一朗に仕向ける同居人・黄純。蒼一朗への好意を隠さず急接近する演劇部の先輩・奈白。それらを見ても平然としている深紅。そして、深紅の気持ちが分からずに苦しむ蒼一朗。“嘘”と“本音”が溶け合う、禁断の第二巻。
バルガ帝国の皇女ルプスの亡命を成功させたツシマ。つかの間の平和を享受する二人だったが、ツシマの前に帝国最強の刺客が現れる。それは多くを殺してきたツシマへの復讐の牙。消しきれぬ過去の清算。 その戦いは復讐の域を超え、帝国第一皇子のカウサ、エルバル市長タチバナをも巻き込んだ、陰謀の火種となる。そして圧倒的実力を前に苦戦を強いられるツシマ。もはや自分が死ぬしか、彼女を助ける道はない。 だがルプスはそれを認めない。捨て去ったはずの身分、勝ち取った自由、陰謀のない日常ーーそれが、なんだというの? ツシマは絶対に死なせない。ルプスが下した決断は、過去すらも飲み込む刃へと変わる! 覚悟と決意が試される、異端の騎士物語。急転直下の第二弾!!
正式に蒼の学園に入学した心葉とLuna。念願の学園生活を謳歌する心葉に、早速学園イベントが。それは三大学園が集い、あらゆる分野で競う『天空競技祭』! 恋兎チーム5人で代表戦に挑むことになった心葉たち。迎え撃つのは、フルクトゥス最大規模の資本を持つ学園・Corporationsの精鋭たち。銃痕とは異なる力を持つ彼らと、己の矜持を懸けて激しくぶつかり合う! そして、心葉にも銃痕が発現する。己の在り方と向き合ったことで、心葉が手にした新たな力とはーー。
「有希は……俺の、実の妹だよ」夜の公園で行われた、政近の思いもよらぬ告白。 妹を犠牲に生きてきた、と自己否定する姿に見兼ねたアリサは政近の手を引き、病に伏したという有希の下へと向かう! アリサに勇気をもらった政近は、遂に母と、そして祖父と対峙する。迷いながらも前に進もうとする政近。 一方で、政近の事情を知ったアリサもまた迷いを抱き……二人が遂に決断を下した時、アリサは"はじめて"周防有希と対話する。 「ああ、いらっしゃいアーリャさん。来てくださったんですね」 情愛、覚悟、そして恋心。感情が交錯する3人の行方は!? 大人気青春ラブコメ、全ての妹ファンに捧げる第9巻!!
姫子を好きな気持ちに臆病な一輝、そんな一輝のことが好きで姫子や沙紀に恋愛相談する愛梨、大好きな父との不和に悩むみなも。 皆それぞれ悶々とした思いを抱えながら、いよいよ文化祭がスタートした。 吸血姫を演じる春希のステージは大盛り上がり! 休憩の合間を縫って隼人と春希は祭りの空気を大満喫した。 そんな文化祭のラストイベント・後夜祭。 キャンプファイヤーを囲んでお祭りの高揚感に浸る生徒たちは、恒例となっている公開告白大会に盛り上がっていく。 恋愛一色の空気にあてられ、秘めた思いが不意に溢れ出してーー。 伝えたい。変わりたい。好きになったこの気持ち。 文化祭編クライマックス!
優等生姉と不真面目妹の間でもつれる、恋の三角関係。 私・雨宮結叶は、初恋の人・花房渚に告白し……振られてしまった。 未練に燻る私を見かねて、親しくしていた渚の妹・海望ちゃんからある提案が。 「私がお姉ちゃんへの想いを、忘れさせてあげます」 渚としたかったことを、全部彼女にしていいーーと。 瓜二つの妹に大好きな人の影を重ね、渚の格好をした海望ちゃんとデートしたり、 「結叶先輩は、妹みたいに思ってる、大事な友達と……キス、しちゃうんですよね」 溺れるように欲をぶつけたり。 そんな“渚の代わり”として触れ合うなかで、次第に海望ちゃん自身に惹かれていく自分がいてーー?
平凡で負けず嫌いな私は、なんでも完璧な優等生・小牧に、大事なものをいくつも奪われてきた。 なのにーー小牧を嫌いになれない。じゃあ好き? はっきりしない自分の気持ちが薄情にも思えるけど、小牧の心もまだ理解できていないのだ。 夏織と街に出かけたらナンパを心配し後をつけてきて、かと思ったら茉凛にもらった本当に大切なリップを奪い捨てられ。 小牧が見せる「わかばが嫌い」という態度と、周りが感じ取っていたらしい「わかばが好き」という態度。 どちらが本当の小牧か……確かめたい、全部知りたい。 この先に待つのは小牧の誕生日、そして文化祭。 心に触れたいのならーーここで勝負が必要だ。
『無能神』を虐げ、穢れを生じさせた元凶として神前裁判にかけられる代理聖女のエレノア。 緊迫した状況なのに、神様がなぜかいつも以上に甘い!! だが神聖なはずの裁判所で、さらに大量の穢れが発生してーー大混乱に陥る中、エレノアは神様と離れ離れになってしまう。 辿り着いた最奥、ついにこの国と『無能神』クレイルの真実が明かされるーー。 「私の、聖女になってくれませんか?」 神と人の祈りの物語、ついに完結!
バッドエンド不可避の悪役貴族ヴァイス・ファンセントに転生した俺。ノブレス魔法学園が夏季休暇に入り、俺はシンティア、リリスと共に海水浴を満喫する一方、スキルを磨くために賞金首や逃亡犯を捕まえたり、新しい魔法を習得したり、と修行に明け暮れていた。夏祈休暇が終わり学園対抗のノブレス剣魔杯の開催が近づく中、来るべき厄災と破滅の未来を回避するため、学園最強の頭脳を持つ天才、セシル・アントワープを仲間にしようと戦略系ゲームで彼女に挑むのだが…。努力で最凶へと至る異世界学園ファンタジー、第二弾!!