出版社 : KADOKAWA
「-また貴族に産まれてしまったんだが!?」旧華族・銀条家の落ちこぼれだった銀条余一はある日、現実世界から消え去りー目覚めたら田舎貴族に転生していた!家柄に執着していた前世の両親と異なり、貴族として正しい在り方を貫く今の両親に愛情を注がれた結果、今度は立派な貴族になることを決意。さらに余一は、通常は一つである魔力の源“魔核”を四つ備え膨大な魔力量を誇る規格外の存在だと判明!大貴族の令嬢から気に入られたり、国を救う英雄と期待されたりと領地を超えて活躍し始めてー!“高貴たる者の責務”を果たす王道ファンタジー、開幕!
ーー滲む努力さえ、笑いに変わるんだよ。 とある女の子を笑わせる為に頑張る高校生・晴比古のもとに、美人だが奇行を繰り返す先輩・中屋敷結羅がやってきて…… 「『校内一の奇人』と言われた私と笑わせるために頑張るキミ。そんな二人がコンビを組んで、全国民の笑いをかっさらうなんて最高にドキドキしない? するよね、だってさ──」 ツッコミの才能を見出され、漫才コンビを結成した晴比古。練習を重ねる中で次第に結羅との距離も縮まってーーでも青春は恋愛だけじゃない。本気を嗤うやつらを本気で笑わせろ! ファンタジア大賞<金賞>受賞、新時代のお笑い青春ラブコメ!
「……ここに来たら、先生に会えるかもって思ったんだ」。 我らが主人公・龍斗が、ある朝目覚めたら女子校の教師になっていて……? 学年一の美少女ギャル・月愛を筆頭に、笑琉、朱璃といったクセのある女子生徒たちに振り回される龍斗。 “童貞っぽい”とナメられながらも、「恋」に迷う月愛の相談に乗り、痴漢から月愛の妹・海愛を守り、「恋愛」をテーマに授業する……。 そんな日常の中で、なぜか徐々に月愛と海愛の姉妹との距離が近づいていき……? いつもとは少し違うけれど、いつも通りな青春ラブコメが繰り広げられる「女の園の龍」ほか、青春エピソードをぎゅっと詰め込んだ珠玉の短編集!
シリーズ累計3,000,000部突破『異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する』著者・美紅による新シリーズ! 凶悪な妖魔が蔓延る生贄島で《亜神》に弟子入りし、驚愕の戦闘術を習得した護堂刀真。島に流れ着いた凄腕の魔法使い・リーズと共に、刀真は冒険者として新たな人生を歩み始めた! ふたりが辿り着いたのは……かつて伝説の《剣聖》が誕生した“武の都”とも称される、アールスト王国の王都。そこでは怒涛の剣術を繰り出す、謎の亡霊騎士が出没するらしくーー。 そんな王都でダンジョン探索に挑むふたり。仲間を探しに訪れたギルドで獣人の少女・ニャムと出会った刀真だったが…… 「ウチの仲間になると……なぜか不幸な出来事に襲われるの」 新たな猛者や仲間との邂逅が、刀真をさらなる進化に導く!!
成人の儀式のため実家に帰ったユズリハさん。ぼくは贈り物として最高の食材を用意しようと、ダンジョン探索に挑むことになり(※財宝とかどうでもいいので美味しい魔獣を狙います) 何故かトーコさんとダンジョン近くの温泉街を訪れることに。(※ユズリハさん不在の隙に兄さんと温泉旅行を狙う女王様の恐るべき戦略……!) 温泉から雪山まで、トーコさんやスズハと共に各地のダンジョンを攻略していくと、その道中で助けたハイエルフ(※もちろん巨乳です)から伝説の『裏ダンジョン』の存在を聴き、ユズリハさんのためにもこれに挑むことになるーーあ、でもユズリハさん、後から急いで合流してきちゃった!?
五道佳斗の父に対異特務小隊に誘われていた学生時代の清霞。夢と任務の狭間で起きた事件とは……軍人として生きる清霞の原点と「土蜘蛛」との因縁が明らかに。さらに美世と清霞の新婚生活をえがいた短編を収録。
特別に記憶力の良い瞳をもつ珠蘭は、先帝の子・劉帆とともに後宮の謎に向かい合い、不死帝の秘密を守り国家の不穏を防いできた。しかし市井では不死帝への不信感があおられ、存在しないはずの“2人目の不死帝”が街に現れー?さらに珠蘭は国家の転覆を狙う企みに巻き込まれ、後宮から攫われてしまう!彼女に迫る危機を前に、劉帆たちは黒幕の存在に迫っていくが…。一方珠蘭は、自由を奪われながらも、その瞳で“2人目の不死帝”の謎に立ち向かい、この国と大切な人々を守ろうと奮闘して…。
祖父が死んだー二億の遺産と、一人の少女を遺して。高校生の詩音は高圧的な父に反抗し、孤独に生きてきた。しかし祖父の遺言で五歳の少女・龍音の面倒を見ることに。隠し子と噂される龍音は、遺言では“龍の子”とされていた。周囲に疎まれてきた詩音と感情に乏しい龍音。ぎこちない共同生活の中、二人は歩み寄っていく。だが龍音が人ならざる力を使う場面に遭遇し詩音は戸惑う。“龍の子”とは…真実を求め紐解いた祖父の手記には、龍音の使命が記されていた。不思議な少女と、世界の秘密に出会う、ひと夏の物語。第8回カクヨムWeb小説コンテスト特別賞。
最後に一目、恩師ウィルに会おうとデュークと共にデュルキス国に戻ったアリシアは、悪女らしく(?)ウィルを見送る。 懐かしの面々とも再会し、彼らの変化に驚きつつ束の間の休息を楽しむアリシアだったが、彼女の周囲でやたらと恋の話が浮上! 数々の『恋バナ』を機に、これまでデュークの気持ちに向き合えなかったアリシアはある決意をすることに!?
婚期を迎えた伯爵令嬢ミリエッタ。婚約者探しの夜会でその場にいた騎士に適当に出会いのハンカチを渡すとーー翌日領地へ押しかけられ求婚されることに! 戸惑いつつも優しい騎士にミリエッタは惹かれていく。だけど本当の彼は……「逃がす気はないーーどんな手を使ってでも」愛が強すぎる過保護な本性(ヤンデレ)がどんどん明らかになっていき?
小説の悪女に転生するも、主人公ゼインに溺愛されてついに恋人となったグレース。ヒロインに代わってこの先に起こる戦争を回避してみせます! 聖女の能力を解き明かそうと頑張るグレースだけど……「私はストーリーを正してゼイン様を救って、ハッピーエンドを迎えるの」悪女が許せないヒロインの恐ろしい計画が実行され、バッドエンド不可避な予感!?
草木に覆われた、遠い未来の世界。そこでは植物が既存の生命も文明も全てを呑み込み、新しい生態系が生まれていた。なかでも「花人」はその最たるものである。花人はかつて存在した「人」に似た姿で「花」の特性を持った新しい生命で、旧文明の遺跡を発掘しながら独自のコミュニティを築いていた。そんな世界で目を覚ました少女・ハル。記憶を失った彼女はこの世界で唯一の人間として花人たちと交流を深めていくのだが、外の世界を知ろうとするハルと、花園を守る役目を負った花守のアルファは衝突してばかりで…。
真理愛にTVで公開告白されて、いよいよ誰を選ぶか決めないといけない状況に追い込まれてしまった……。大学には行かず、役者として再び一から頑張るって進路は決めたけど、黒羽たちのことはどうするんだ、俺……。 そんな中、卒業イベントでショートムービーを制作することになった群青同盟はメンバー総出で大忙し! 俺は演技で皆を引っ張らなきゃいけないのに、芝居になると真理愛が黒羽や白草を煽るし、撮影の裏では哲彦がなにやら暗躍しているし、本当に完成させられるのか!? 哲彦の過去とは。そして末晴が選ぶ道は──。白熱のヒロインレース第12弾!
「次こそ住める星だといいな」馬車が銀河を駆けている。馬車を模した宇宙船が。乗っているのは、この風変わりな宇宙船を作った科学者・リドリーと、相棒の内気な少女・ワタリ。環境汚染で住めなくなたった地球を後にして、二人は馬車を走らせる。目指すは、地球に代わる安住の星!けれど、二人が訪れるのはどれも風変わりな星ばかり…。死人を生き返らせることができるという神のいる星、運が良い人間ほど偉いとされる星、無数の図書館から成る星…変わった星々に、少女たちは翻弄されながらも強く生き延び、楽しみ、そしてまた別の星へ。二人は今日も、広い宇宙を旅している。
私立朱門塚女学院。 芸能・芸術の道を志す学生が集うこの学校で花菱夜風は、一度も学校に姿を見せない謎に包まれた生徒・橘棗(たちばななつめ)と出会う。 破壊的な描写と独特の色彩感覚で日常生活を風刺し、数々のフォロワーを集める棗は、同時に大きな欠点を抱えていた。 「普通の生活ができない」。 彼女を助けたことがきっかけで、夜風は棗との同居生活を送ることになるが、夜風も姉の身代わりとして性別を偽っているという秘密を抱えていてーー。
「トライアル・ナンバーツーは、今日でサービス終了だ!」 《ブレイン・バースト2039》の戦場に突如現れた、新たな戦士《ドライブリンカー》たち。それは第四の加速世界《ドレッド・ドライブ2047》による、侵略の開始を告げる合図だった。 圧倒的な力でバーストリンカーたちを蹂躙していく、侵略者ドライブリンカーの尖兵・ユーロキオン。 「--クロウ! 私の翼を使いなさい!」 かつてない強敵との戦いの中、シルバー・クロウは新たな力を手に入れる! BB世界の命運をかけた《世界間戦争》の行方はーー?
不健康な人間を社会から隔離・抹消する“メシトピア”計画。横須賀浄化作戦の阻止と引き換えに囚われの身となった矢坂弥登。アディクターたちを厳格に取り締まる元食料国防隊員、そして元長官の一人娘。この国に彼女の味方をする者はもはや誰もいなかった。必ず戻る、そう約束した彼女のため。少年・ニッシンが向かった先は食料国防隊のもとで…。食と自由を巡るメシ×ディストピア、果たしてどうなる?
“あれ”から一年が経とうとしていた。「豚さんはすっかり、私がいないと生きていけない身体になってしまいましたね」嬉しそうに言うジェスの手には頑丈な鎖が握られている。鎖の先にはブヒブヒと鳴く一匹の豚ーもちろん、俺だ。豚と美少女、二人の奇妙な共同生活がいま、舞台を変えて再び幕を開ける。“あれ”から四年後のメステリアでは、かつての旅の仲間たちが奮闘を続ける。英雄は遂に結婚式を挙げようとしていた。イノシシはかつての飼い主と再会。龍族の青年は双子の子守りに明け暮れていた。世界は刻々と変わっていくが、旅はずっと続いていく。これはそれをほんの少しだけ切り取った、おまけの一冊だ。
早坂さん、橘さん、宮前を“二番目の彼女”として付き合い始めた桐島。だけど、こんなの茶番だと誰もが分かってた。少しだけ大人ぶった俺たちには、それでも手放せない感情があるだけで、実のところ何にも変わっちゃいない。そんなある日、遠野は偶然、桐島の昔の恋人の正体に気付いてしまい…。誰もが静かな破綻を予感しながら。誰もが見て見ぬふりをして。無情に季節だけが進み、物語はクリスマスを迎える。