出版社 : KADOKAWA
【第8回カクヨムWeb小説コンテスト 異世界ファンタジー部門 特別賞&CW漫画賞受賞】 初級スキルしか習得できず、パーティーを追放された剣士アーロンは、 馬鹿にされている初級スキル【スラッシュ】の真の力に気づく。 ひたすら【スラッシュ】を極め続けた彼の剣技は、いつしか天下無双の域に。 ある時、大災害を剣一本で鎮めた彼は正体不明の英雄として噂になる。 知らぬ間に付いた異名は… 「最強の剣士《極剣》って誰だ?」←自分だと気づいていない 皆が《極剣》の行方を探す中、弟子の脳筋美少女や高貴なご令嬢に実力を見込まれ、彼は人跡未踏の迷宮深層攻略を依頼される。 規格外に強い彼が《極剣》の正体と知れる日も近い…!? 無自覚最強な主人公が躍動する、迷宮ソードファンタジー!
シルヴィールと両想いになり、悪役令嬢の運命を脱したルイーゼ。 ところが、留学から帰国した王太子の実は乙女な本性に出くわしてしまう! そんな王太子が他国の令嬢と婚約することになったのだがーー 令嬢の妹の頭の上に『主人公』という文字が。 なんだか嫌な予感……って、 ルイーゼは『悪役令嬢』、シルヴィールは『攻略対象』に戻っており!?
伯爵令嬢に転生したわたしリリアン。せっかく転生したのにスキルもなければ婚約破棄され傷物に!? このままじゃいけないと伯爵家の将来のため婿殿を探していると……理不尽な理由で王女が貧弱な侯爵令息を婚約破棄? じゃあわたしの婿にします! すると「俺は貴方を守る盾となります」心を開いた令息が想像以上のハイスぺに成長し懐いてきて!?
血濡れの悪鬼、首狩り皇帝ーーそんな異名を持つ皇帝ユディングのもとに嫁ぐことになった十五歳の幼い姫テネアリア。 しかし彼女は恐れるどころか、心の底から凶悪顔の大男を愛していた。 “初めて会った”にもかかわらず。 移動時には抱っこをせがみ、食事は手ずから食べさせ、笑わない男も次第に幼妻に絆されていく。 けれど彼女には、秘密があってーー!? 序 章 首狩り皇帝のやってもいない英雄譚 第一章 物語はご要望に応えて 第二章 こんな幼妻はいかがですか? 第三章 欲張りな気持ち 第四章 信奉者との邂逅 第五章 駆け落ちは試練の始まり 間 章 一変する世界 第六章 そして、物語は結末へと辿り着く 終 章 首狩り皇帝の新たなる英雄譚 ◆ あとがき
叉羅国の内乱勃発の危機を防いだのも束の間、バシュルク国とムラッカ国の停戦会談が始まる。 莉杏は両国の仲介役として奔走するも交渉はまったく進まず、ついには両国の間で事件が発生! 新たな戦争の火種になりかねない事態を収めるため、莉杏は『わがまま』を言うことに!? 一方、暁月は莉杏の十四歳の誕生日を祝うため、極秘計画を進めていてーー。
◆--1巻が発売即重版の注目新シリーズ!--◆ 寵姫として持て囃されたり、はたまた教養のない妃候補たちに舐められたり。 コネと派閥だらけの後宮に辟易したライラーは気づく。有能な妃を育てれば、注目も減り、この面倒な状況も覆るのでは!? そこで後宮改革を決意。女たちを教育して導き、人材を登用していく。しかしその結果、後宮(ハレム)内にライラーの派閥が浸透して……意図せずさらに立場を固めることに! 一方、反抗的な軍部を掌握すべく、ついに皇帝(スルタン)・アスィールも動き出す。ライラーは軍部との"ある賭"で、いちかばちか皇帝の味方を増やす秘策を思いつくがーー? 新たな大河ロマン、待望の第二巻! ◆--登場人物紹介ーー◆ ライラー……元は和国の姫君。聡明で明るく、領民に慕われていた。謀略で捕われてしまい、ダリル帝国の後宮(ハレム)に入れられたが……? アスィール……若きダリル帝国皇帝。後世には、斜陽にあった帝国を見事な手腕で復活させたと語られる名君。ある出来事からライラーを気に入りーー? 母后……現・ダリル帝国皇帝の母。非情で冷酷な一面ももつ女性。一方で、あるライラーの行動から、彼女になにかを期待し、注目している様子も。 デュッリー……後宮でライラーの側付きとなった少女。素直な性格で、はっきりものを言い、強かな一面ももつ。 ヤーサミーナ……皇帝にはべるのを許された愛妾。高慢で贅沢が好き。次の母后の立場を狙い、ライラーを敵視している。 カマール……奴隷商人として、ライラーを故郷から帝国へ連れ去った男。しかし、実は彼の正体は……? ーー 序章 ーー 一章 和の国の姫君、行動を開始する ーー 二章 和の国の姫君、女同士の戦をする ーー 閑話 元イクバルは逃げ出したい ーー 三章 和の国の姫君、発破をかける ーー 四章 和の国の姫君、すべてを整える ーー 五章 和の国の姫君、小姓になる ーー 六章 和の国の姫君、腕力ですべてを解決する ーー 閑話 新米皇帝の胸のうち ーー 七章 和の国の姫君、伝説の始まりを予感する ーー 終章
伯爵令嬢のジャンヌは霊が見える。それを公言するせいで、十歳から修道院に入れられていた。月日は流れ十六歳のある日、女伯爵として辣腕を振るう姉マリーズから帰宅を促す手紙が届く。実家でジャンヌを待っていたのは、大量に生き霊を憑けたマリーズと、伯爵家存続のための意に沿わない結婚の話だった。ジャンヌはマリーズに「生き霊を祓ったら結婚の話をなしにする」という交換条件を持ちかけ、問題解決に乗り出すがー。霊を蹴散らし従える令嬢ジャンヌのホーンテッドコメディ、開幕。
幻想に満ちた魔術学院ドラクロウ。偉大な師の元で愛され育った天才少女・シャロムは、突然魔力を失い、今は学院の落ちこぼれだ。 ある朝シャロムが妖精の悪戯に困っていると、一人の少年に助けられる。 口の悪い彼は学院一優秀な生徒・ユエルで、なぜかシャムルは試験のパートナーに見込まれてしまった。 躊躇いながらも協力し、次第に心通わせる二人。だがシャロムは悲しい真実を知る。呪いに蝕まれ、もう決して元の<雨の魔術師>に戻れない事をーー。 すれ違いながらも二人の魔術師が歩む、恋と再生を紡いだ物語。 もくじ プロローグ ・・・005 第一話:かつての天才少女 ・・・006 第二話:星見の岬 ・・・069 第三話:残された精霊たち ・・・135 第四話:魔術師狩り ・・・204 第五話:雨の魔術師 ・・・242 第六話:贈り物 ・・・263 エピローグ ・・・286
後宮の宮女・翡翠の日常は突然一変する。反乱が起き、新皇帝が後宮全員の死罪を宣告したのだ。決死で抗議に行った翡翠は、思いがけず元婚約者の旺柳と再会する。 旺柳は憤る翡翠をなだめつつ内心焦っていた。--彼こそ新皇帝だからだ。今も翡翠を愛する旺柳は自分は皇帝の側近だと嘘をつき、死罪撤回を掛け合うと約束する。 かくして死罪は免れるも後宮解体の方針は変わらない。翡翠は妃や宮女総勢千人の行き先を探す「始末官」に任命される。翡翠と旺柳は彼女らの希望を聞き出そうとするが、無理難題の山積みで……!? ==登場人物== 翡翠(ひすい) 美しい筆跡を買われて女官として後宮に入ったが、現在は下働きをしている。 今でも旺柳が好きだが、立場が違うと自分に言い聞かせている。 旺柳(おうりゅう) 地方出身。腐敗した政治を行っていた前皇帝に代わって、現皇帝として即位した。 翡翠には皇帝であることを隠している。 元婚約者の翡翠を溺愛している。 プロローグ 第一章 後宮守翡翠、後宮を死守できず。 第二章 後宮始末官誕生! 第三章 後宮の外には素晴らしい世界が? 第四章 後宮始末官、陥れられる。 第五章 元婚約者の立場とは? 私、聞いていません! 第六章 後宮始末官、過去との対決!
『お隣さんってば料理上手のイケメンだけど、すごく面倒くさい』二人の出会いは最悪だったー。隣室の萱代が振る舞ったのは、感動を覚えるほど美味しいパスタ。「ワタシだって料理ができる!」料理の腕を証明したくて百合子もパスタをご馳走するのだが…。「これはローマ人に対する冒涜だ」辛辣すぎる感想と圧倒的な料理の蘊蓄に打ちのめされてしまう。それでもやっぱり美味しいパスタを作りたい!そこで百合子が萱代に願いでたこととは…!?感動のパスタに出会ったズボラ女子が、再び料理にいどむ物語。
いつものファミレスーーそこは、親の再婚でなんとなく家に居づらくなった俺の逃避先。家族と無理に過ごさずにすむ、自分だけの居場所。 そんなファミレスでいつも見かけるクラスメイトの加瀬宮小白は、誰とも馴染まない孤高の美少女。どうやら彼女も家に居場所がないらしい。ひょんなことからお互いの秘密を語り合った俺たちは、遅く帰るためのアリバイを作る《ファミレス同盟》を結ぶことになって……。 その日から俺たちは、お互いがありのままでいられる関係になり、退屈だったファミレスでの時間は小白と愚痴り合う楽しい時間になった。 「「---明日の放課後、いつもの店に集合で」」 放課後のファミレスで、今日もふたりの帰らない理由探しが始まる。
全ては師匠・ラディアータとの約束を果たすため。聖剣演武の頂へ駆け上がる“元・無能”の少年・識は、ついに日本トーナメントへの出場権を獲得した! ところが聖剣“無明”の秘密が白日の下に晒され、識は聖剣協会から出場辞退を迫られる。 そのシナリオを書いた主は、世界の頂点に君臨する『剣星二十一輝』の一人・オリヴィア。 かつてラディアータの妹弟子だった彼女の策略、そして試合での敗北を強いられる識。 彼が夢を諦めかけた時、ラディアータは告げるーー「少年、勝ってしまえ」と。 そして、かつて無能だった少年の刃が、ついに世界の頂へと届く! 師弟の絆輝く青春〈決闘〉ファンタジー、白熱の第3巻。
☆短編集Alter.1も好評発売中☆ 連邦領内を騒がす自爆テロ、〈レギオン〉の猛攻に疲弊する最前線、大量発生する避難民への対応。 憶測と疑心と悪意がさらなる混乱を生むなか、誰かがぽつりとこう言った。連邦政府は〈レギオン〉を一掃する兵器を秘匿している。誰かが言った。共和国の連中は〈レギオン〉どもと内通している。誰かが言った。俺たちが助けてやった、〈エイティシックス〉どもは……誰かが、ダレかが。ああ、『俺たち』以外の誰かのせいでーー! そしてーー最悪のタイミングで一部の共和国民が武装蜂起を決行し独立を宣言。前線で撤退支援に従事する機動打撃群も鎮圧に動員されることになる。しかし、彼らの女王陛下たるレーナがいまだ後方に留め置かれたままで、シンは心をかき乱し続ける。 時を同じくして、ユートはチトリたち〈仔鹿〉をともない、共和国領にある彼女たちの故郷を目指す旅を続けていた。旅のなかで育まれる友情、そして愛情。境遇を同じくして、しかしともに歩めなかった彼女たちとの、最初で最後の旅路…… 一方、ユートからの『伝言』を受け取ったダスティンは過去と現在の狭間で苦悩し、彼の様子にアンジュは自己を苛む。 青銀の髪を持つ彼女は、白銀の瞳を持つ彼に言った。 --ずるくいてね。 淡紫の瞳を持つ彼女は、淡金の髪を持つ彼に言った。 --きっとあなたは私を忘れないね。 "おそらく人々は知らない。相反するはずの愛と呪いが、じつはよく似た形をしていることを。"
コーストリアと共に魔弾世界に侵入したアノスは、要塞深部で大提督ジジと対峙する。一方、それを陽動として別行動をとるミーシャとサーシャは自らの母にして先代創造神・エレネシアと邂逅し、銀滅魔法の秘密を聞かされる。それは一つの世界そのものを弾丸として放つという、世にもおぞましいものだった。 自らの世界すら使い捨てることを厭わないーーそんな魔弾世界の本質を変えるため、エレネシアはこの世界の主神に戦いを挑む。勝利の鍵は、かつて彼女を愛し、救った“第二魔王”の遺した力の一端ーー!! 第十四章《魔弾世界》編、完結!!
別の世界である『異郷』からやってきた少女・一妃。床辻の土地神としての権能を引継ぎ、東の地柱となった少年・蒼汰。そして『血汐事件』の影響により、首だけになって生きる蒼汰の妹・花乃。奇妙な関係でありながらも、三人は家族として新しい生活を歩み出していた。 そんなある日、床辻の怪異を管轄する『監徒』の手引きで、蒼汰の転校が決定。そこには北の地柱・墨染雨が待っていた。土地神の先輩である彼女から忠言を受けながらも、床辻の守り手として蒼汰は着実に成長していく。 だが、異郷からの浸食現象【白線】が日に日に勢いを増す中、『血汐事件』で消えたはずの少女が現れーー。
カグヤが意識を失ってから一週間が経った。《勇者》の内部に精神を囚われ昏睡状態のカグヤ、そして研究長の訃報。混迷するカローンの前に《勇者》は再び現れる。 「……元に戻っただけだ」 そう言い聞かせるように戦いへ身を置くアズマたち。だが、カグヤが示した“救い”を今更忘れることなどもう出来ない。 《勇者》と『勇者』。殲滅軍の内と外。彼らはどこから来たのか。なぜ戦わなければならないのかーー終わりなき戦火の果てに逆転する世界。 全てを知った少年は再び“勇者”になることを決意する!
聖法競技会開幕!禁断の学園ファンタジー第2弾!ツンデレ聖女・ステラの杖に転生した俺。無事に二年生へ進級したステラは、学年代表として年に一度の『聖法競技会』に臨むことに!もう一人の代表、炎を操る名門フランツベル家の令嬢・クインザに対抗するため、水を操る少女・アンリを仲間に勧誘しようと試みるがー「ど、どーしてもって言うなら、仲間に入れてあげてもいいのよ!」…ステラ。そんなツンデレ構文でホイホイ釣られるのは俺だけだぞ!でも、クインザに勝つためには彼女の聖法が必要なんだよな?よし。押してダメなら“推す”までだ!愛するステラのため、俺はクーデレ少女・アンリの攻略に乗り出す!?そして、再びステラの抹殺を目論む女神の次なる一手とは…。
よる十二時、ぼくらは『ほうかご』に囚われるーー。 『ほうかごがかり ニ森啓』 小学六年生の二森啓はある日、教室の黒板に突如として自分の名前が謎の係名と共に書き込まれているのを目撃する。その日の深夜十二時、自室。学校のチャイムが爆発的に鳴り響き、開いた襖の向こうには暗闇に囲まれた異次元の学校ーー『ほうかご』が広がっていた。 学校中の教室に棲む、『無名不思議』と呼ばれる名前のない異常存在。ほうかごに呼び出された六人の少年少女は、それぞれが担当する化け物を観察しその正体を記録するために集められたのだった。絵が得意な啓は屋上に潜む怪異『まっかっかさん』を捉えるべく筆を手にするが……。 鬼才・甲田学人が放つ、恐怖と絶望が支配する“真夜中のメルヘン”。 序章 一話 二話 三話 四話
「やっほー、彼氏クン見てるー?」佐久原颯太、高校一年生。初めてできた彼女は彼女に奪われました。ヤツは水嶋静乃。ボーイッシュな顔立ちと高身長で「彼氏にしたい」美少女No.1。けど、なぜか俺にだけは飄々とした態度でからかってくる、憎き恋敵だ。それなのに…「本当の狙いはキミだよ、颯太。私と付き合ってよ」こ、こいつ、いきなり壁ドンしてきやがった!しかも「お試しで付き合う一か月間で私を好きにさせてあげる」なんて言いだしてきて…。俺は絶対お前なんかに落とされないからな!イケメン美少女に毎日くどかれる、一方通行ラブコメ!第8回カクヨムWeb小説コンテスト・ラブコメ部門“特別賞”
3Dバイオプリンターの進化で、バックアップから生命を再生できるようになった近未来。世界最先端のテックカンパニーで働くエンジニア・園晴壱(その はるいち)は、突然の異動辞令を受けた直後──意識を失った。 その後バックアップから〈復元〉されて目覚めた晴壱は、なぜか死亡直前の記憶を喪失していた。そのため面会に訪れた保険調査員を名乗る謎の美女・殿森空(とのもり うろ)より、保険金詐欺として多額の債務返済を迫られる。さらに時を同じくして、全人類の記憶のバックアップをロックするという前代未聞の大規模テロが発生。晴壱はその主犯としてまさかの指名手配を受ける。双方の打算から空と手を結んだ晴壱は、身に覚えのない容疑を晴らすため自らの死の真相の解明に挑む。 プロローグ 追憶(二〇二×年四月五日) 1章 二〇三×年十月二日 栃木県・桧山サーキット 2章 オルタネート 3章 ファントムサーキット 4章 データスフィア1 5章 セピア×セパレート エピローグ