出版社 : KADOKAWA
友達は多いが親友はいない。運動も勉強もそこそこーー自称「ウラオモテの無い高校生」こと俺・花城夏彦は、憧れの生徒会長・八重樫さんがノーパンかもしれないことに気付いたせいで生徒会室に連行されてしまう! 体育会のエース・一ノ瀬ひより、天才肌の年上副会長・紫藤アリス、寡黙な秀才・双葉椿姫……。そこで俺は、華々しき青春を謳歌する鳳明高校生徒会の《ウラ》を目の当たりにする。 「卒業まであと8ヶ月、花城君にもお手伝いをしてもらいます!」 「えぇ! じゃあやっぱりアレ、穿いてなかったんですか!!?」 成績、友人関係、世間体ーーすべては「完璧な高校生活」のため。輝かしい青春のウラ側で自分らしさを殺してきた彼女たちの生徒会活動に巻き込まれることになり!? 誰もが羨む楽しげな青春のウラには努力とウソが隠されているのかもしれないーー。 完璧(?)な彼女たちと過ごすタネも仕掛けもある学園ラブコメ、開幕!
14年ぶりに故郷に姿を見せた父オウマは、姿を消した時と同じように街を襲い、街の魔術師協会が保管していた遺物を持ち去った。取り戻すべく旅に出た召喚士ユウゴは、王都で父が西方辺境、ソザートン湖の北にある遺跡を調べていたという情報を得、湖近くのダンヴァーズの町へやってくる。しかし町は、すでにオウマ一派の武力と召喚術によって支配されていた。その町で、ユウゴはひとりの少女サリタと出会い、町を召喚士から救うことを約束する。 町を救うため、そして遺物を取り戻し、父オウマと決着をつけるため、ユウゴは仲間達と遺跡へと向かう。遺跡の奥でユウゴ達を待ち構えるものは何か? 明かされるオウマの目的とは……そしてユウゴのまわりに神出鬼没の銀髪の美少女カティの存在とは何なのかーー。 いくつもの謎が絡まり合い、やがてひとつになった時、ユウゴの熱い想いは仲間達や召喚獣達へ力強く伝わっていく! 少年は、いま、血の因縁から解き放たれる!
明石伊緒のもとに届いた、日浦亜貴に関する不穏な連絡。原因は彼女の所属するテニス部で起きたいざこざだった。部内で孤立する日浦を助けようと奔走する伊緒。しかしそんな折、日浦自身から釘を刺されてしまう。「もう、お前に隠し事されたっていい。だから、あたしのことも見逃しとけ」強くてドライで自由な美少女、日浦亜貴。クラスでは目立たない平凡な男子、明石伊緒。真逆なふたりが親しくなった、そのきっかけが明かされる。秘密と本音が響き合う、すこし不思議な青春ストーリー。
僕たちの青春は、まだはじまったばかりだーー。 三雨の事件に決着をつけ、正式に衣緒花と付き合うようになった有葉。 穏やかな日常を過ごす中、行方不明だった姉・夜見子が眼帯姿で帰ってくる。そんなある日、夜見子がロズィに悪魔が憑いていることを看破する。 「見ての通りよ。その子、悪魔に憑かれてる」 病を振りまく〈犬〉の悪魔に憑かれたロズィの心に向き合う有葉。一方で、有葉と離れて過ごす衣緒花の心にも変化が起こっていく。 すべてが絡み合い、〈アオハル〉は予想外の結末へーー! 目次 ーーーー 序章 ゴーイング・アウト 第1章 豚肉とトマトのバルサミコ風味スパゲッティ 第2章 ただいま、そして、はじめまして 第3章 6駅12分のラプンツェル 第4章 ピラルクはドーナツではない 第5章 鳴らないララバイ 第6章 ヤングレディとビッグガール 第7章 千の顔を持つ英雄 第8章 あのときふたりで見た星空 第9章 迷える羊、岸壁の山羊 第10章 アオハルデビル ーーーー 序章 ゴーイング・アウト 第1章 豚肉とトマトのバルサミコ風味スパゲッティ 第2章 ただいま、そして、はじめまして 第3章 6駅12分のラプンツェル 第4章 ピラルクはドーナツではない 第5章 鳴らないララバイ 第6章 ヤングレディとビッグガール 第7章 千の顔を持つ英雄 第8章 あのときふたりで見た星空 第9章 迷える羊、岸壁の山羊 第10章 アオハルデビル
長期休暇を終えて通常業務に戻ったアリナ。帰省先ではひと騒動あったし、これでようやく平穏な日常にーー戻るなんてことはもちろん、あるはずもなく……。 「今年からランク査定をクエストカウンターでも受け付けることとなりました」 受付担当は重鎧装備が必須! 応対窓口は対属性強化ガラスで防御! 年に一度、荒くれ冒険者「全員」のランクを見直す激ヤバ業務が頭の上に降って来た!? でも大丈夫。アリナには残業を手助けしてくれる、ジェイドという存在が……。 「……俺、今回は残業手伝えないんだ」 受付嬢がボスと残業を駆逐する異世界コメディ第7弾!!
俺はファンタジー小説の悪役キャラに転生したらしい。 悪役貴族ルーク・ウィザリア・ギルバートーーその怪物的才能に溺れ、格下と侮った主人公に敗れる“やられ役”。 読者をスカッとさせるためにある“破滅エンド”を避けるには……自惚れずに努力するしかない! 運命に抗い、ひたむきに強さを追い求めーーアスラン魔法学園に入学したルークは、学年最強の名をほしいままにしていた! 才色兼備の名家令嬢を虜にするだけでなく、本来なら関わらないはずの陰の実力者、主人公の味方となるはずのヒロインまでルークの下に集い始め!? 破滅エンドの悪役が努力した。 たったそれだけの改変が、どこまでも物語を狂わせていく!!
戦争で両親を失って、敵対する侯爵家へ形だけの「白い結婚」で嫁いだクロエ。 虜囚同然の五年を終えた彼女を迎えたのは、氷に閉ざされた辺境の主・セオドアだった。 幼い頃に慕った「初恋のお兄さま」そのままの優しさに、ぼろぼろのクロエの心は救われていく。 そんな時、離縁したはずの侯爵家の手が迫り!? 「あの時、駆け出して君を攫いたかった」 叶わなかった運命を再び手繰り寄せるためにーー再会シンデレラ・ロマンス! プロローグ 第一章 新しい人生と新天地 幕間 元夫の屋敷にて 第二章 失った人生、取り戻せる未来 第三章 過去の清算と決着 エピローグ
中間試験が近づく中“小日向さんは大の勉強嫌い”という新事実が発覚した!勉強を教えようと奮闘する俺に対し、彼女はぐりぐりと俺の体に頭を押し付けて全身全霊で甘えてくる。「赤点とったら一緒に遊べなくなるぞ?」「…(ふるふる)」それでもやる気が出ない様子の小日向さんを見かねて思わず『勉強頑張ったらなんでもする』と言ってしまったのだが…。もこもこのウサ耳パジャマを着た小日向さんにぎゅっと抱き着かれながら、一緒の布団で眠ることになってようやく悟った。-軽々しく『なんでもする』なんて言わない方がいいぞ、俺。無口ヒロインの甘え度が急加速!?癒されラブコメ第2巻!
仇敵たる毘比白を神戸から退け、右腕を取り戻した璃々栖。そして、皆無は魔王化を経て、大印章の力に目醒めた。 次なる覇道への一歩、阿栖魔台移動城塞の起動の鍵を求め、十二聖人がひとり神威中将と共に、魔界へと臨むーー。 「皆無、征くぞ。予の祖国まで凱旋じゃァ」 物理界と霊界を跨ぎ、旧・阿栖魔台王国へと向かう璃々栖らに、やにわに毘比白の魔の手の影が差す。暗雲立ちこめる出立と時を同じくして、日本國を取り巻く情勢もうねりをあげーー悪魔祓師と大悪魔、二人の旅路は新たなる局面へ。 明治悪魔祓師異譚『腕を失くした璃々栖』、第弐幕。
『クラスで二番目に可愛い』朝凪海と俺・前原真樹は、この春二年生になった。 海とは別のクラスになってしまったけど……登校前の30分は、変わらず大事な恋人同士の時間。 廊下越しにスマホで交わすメッセージもなんだか新鮮だ。 海の新しい友達に“彼氏くん”として迎えられたり、拡がる人間関係に戸惑いつつ、期待に胸が高鳴りもしてーー。 そんな俺のクラスには、天海さんの他にもう一人目立つ人物がいた。 遅刻常習犯でいつも冷淡な荒江渚。 天海さんが話しかけても無視するばかりで、クラス一丸とは言い難い中、クラス対抗球技大会が迫り!? 手を取り合って、ぶつかって。青春と恋が芽吹く第4巻!
「お願い……。私のこと、抱いてほしい」 若手社員の実沢春彦は、会社で『女帝』と恐れられる厳格な 上司・桃生結子から、飲み会帰りホテルへと誘われた。 戸惑う実沢に、彼女は恥じらいながらお願いするーー 「私と……子作りだけしてくれないかしら?」 誰にも言えない、恋愛なしの男女の関係が始まる。 「こ、こらっ……。会社では普通にしてなさい!」 女上司が俺にだけ見せる顔。好きになってはならないルール。 それなのに俺達は徐々に惹かれ合いーー 美人上司と部下、禁断と背徳の大人ラブコメ開幕!
「--実は私、運命的な出会いをしたんです」「私もバイト先の常連さんに気になる人がいるんだ〜」 類いまれなる美貌から男女問わず尊敬と羨望を込めて、《S級美女》と呼ばれる女子高生の姫川沙羅、小日向凛、高森結奈。 誰もが羨む彼女たちの恋バナにクラス内がざわつく中、クラス一地味な赤崎晴也は心の中で焦っていた。実は彼女たちが話題にしている男性こそ赤崎晴也なのだ!! 絶対に学校で目立ちたくない晴也はどうにかして彼女たちからの興味をなくさせようと動くのだが、全てが裏目に出てしまい……。 地味系男子と《S級美女》の学園ハーレムラブコメ、開幕。
ハロウィンでコスプレしたり、修学旅行でキスしたり、と今まで以上に関係性を進展させた由弦と愛理沙。 クリスマスでは一泊二日の遊園地デートでアトラクションを楽しんだり、イルミネーションを観たり、大晦日には一緒に年越し蕎麦を作ったり、新年の初詣には一緒にお参りするなど、甘く楽しいひと時を過ごしていく。 そして翌月のバレンタインデー。由弦が愛理沙の手作りチョコを期待して待っていると、学校の下駄箱に可愛いリボンで飾りつけされた箱が入っていて……。 ニヤニヤ必至の焦れ焦れ甘々ラブストーリー、第七幕です。
春華と共に語り合いながら一緒に眠るという夢のような一夜を過ごした新浜。しかし二度目の高二の夏をこのまま終わらせてしまっていいのか? 行動力を振り絞った新浜は、青春の夏休みを謳歌するため、舞や美月、銀次と共に春華を夏の海に連れ出した。 「私の水着姿を……一番初めに見てくれますか……?」 群がるナンパ達を社畜力で蹴散らした新浜に、春華は恥じらいながらゆっくりとパーカーのファスナーを下ろして……。 「いつだって心一郎君は『嬉しい』をいっぱいくれるんです」 真夏の太陽の下、無防備に晒された柔肌と、大好きな子の眩しい笑顔。 タイムリープ青春ラブコメ真夏の海水浴編!
夏休み、ウィレミナは義弟・ナイジェルから告げられた想いに返事ができないまま、公爵領に行くことに。 そこで発生した問題の解決策に悩み落ち込むが、傍でいつも支えてくれるのは弟だと思っていた彼で…… 「姉様自身が姉様を甘やかさない分、私が甘やかすのです」 新たな婚約者候補も登場で波乱と思いきや、義弟の溺愛牽制で入る隙間ナシ!? ウィレミナは領地のために力を尽くし、ナイジェルへの答えを出すことができるのか!? 第一章 わたくしと義弟の夏のはじまり 第二章 わたくしと義弟の領地への旅 第三章 わたくしと義弟の領地の視察 第四章 わたくしと義弟による事態の解決 第五章 わたくしと義弟の未来のこと 番外編 エルネスタとリュークの夏休み
伯爵令嬢・ジゼルは突然の王命で、冷酷と噂の公爵・クアンツに嫁がされる。ところが彼女を出迎えたのは、言葉を話す子犬ーえ、クアンツ様!?呪いで夜だけ犬になってしまうらしく、噂も人避けのための演技。「(かわいいから)人前では笑わないで」って、その本性はただのツンデレです!?かわいすぎる公爵様との新婚生活、呪いを解くため協力し、最高のものにしてみせる!ツンデレ公爵と大胆令嬢の最強ラブコメ!
高等魔法学院に通う英雄と聖女の娘・シャルロット=ウォルフォード。いつものように騒がしくも楽しい学院生活を送っていると、新大陸・ヨーデンから留学生・ラティナ=カサールがやってきた。クラスが沸き立つ中、彼女の世話係を任されたシャルロットは学園を案内したり魔法を教えたりと少しずつ親交を深めていく。そんなある日、宿舎で休むラティナのもとにヨーデンの使節団の一員である兄が現れ、「ヨーデン繁栄のために、奇跡の子・シルバー様と恋人になってほしい」と頼み込んでくるのだが……。《魔王》の座を巡る学園ファンタジー、第二弾!!
異世界に召喚され、魔法職最強の賢者になったトウヤは、視察に訪れた街の異常事態を解決するため、高ランクモンスターがあふれる危険なダンジョンに入り、あっさりと攻略する。 そこに手柄を横取りしようとした王国兵達も現れるが、彼はジェネレート王国最強の勇者でさえも一騎打ちで倒し、王国に一泡吹かせた。 街の異常事態を無事に解決し、一安心して帝都に戻ったトウヤは、サヤのために子ども達の養護施設を建てようと思い帝都の養護施設を調べるのだが、不審な点に気がつき……!? 「帝国の子供(未来)を守るのが貴族の役目だろ!」 召喚された最強賢者、今度は悪徳貴族と対決!? 待望の第4幕が開幕!
元女子高生のレニは、前世でのめり込んだゲームでのレベルやチートアイテムを持ったまま異世界に転生していた。 異世界を楽しむため、エルフのサミューと共に旅に出たレニは、途中で知り合った王女のキャリエスを助けるため、新興教団の地下施設に潜入する。 彼女は無事にキャリエスを救出するが、そこで魔力暴走を起こしてしまう。 このままでは自身の生命にかかわるため、レニは魔力暴走を抑える術を求めて母の故郷・エルフの森へ向かうのだが、途中でドラゴンの少女に襲撃され……!? 最強幼女レニが異世界を満喫しつくす冒険、第三弾!
士官学校へ途中入学してから半年が経過し、期末試験を終えたミツバは無事に進級する。 しかし、祖国ローゼリア王国が大国プルメ二アと開戦したことで、ミツバは級友のクローネたちとともに、戦地前線へと駆り出されてしまう。 一方、王都に残ったサンドラは王政廃止へ向けて着々と準備を進めておりーー。 騙し合う貴族たち、革命を企む市民、麻薬に溺れるカルト集団。戦時中でも一つにまとまらない祖国の動乱に乗じてミツバが狙うのはーー!? これは、呪いの力を手にした少女がわがままに生き抜く姿を描く、最凶ダークファンタジー。 EPISODE 01 私と私と私 EPISODE 02 戦争ごっこ EPISODE 03 楽しい冬休み EPISODE 04 優雅な鉄火場 EPISODE 05 戦争勃発 EPISODE 06 地獄への切符 EPISODE 07 撃って撃たれて撃たれて撃たれて EPISODE 08 敗北の味 EPISODE 09 悪魔の歌が聞こえる EPISODE 10 舞台への誘い EPISODE 11 ミツバ派と難民大隊 EPISODE 12 HAPPY BIRTHDAY EPISODE 13 王冠を手に