出版社 : KADOKAWA
天才と呼ばれ、18歳で首席聖女となったミーティアに左遷命令! 一人で中央神殿を支える負担からの解放に喜びの笑顔で旅立ったミーティアは、 左遷先で【女神の加護】を放棄して戦う騎士リオネルと出会う。 二人は共感し距離を縮めるが、ミーティアは力と共に与えられた 【女神の神託】を打ち明けられずにいて……。 「力をどう使うかは、おまえが決めればいい」 ミーティアが導き出した答えとは!? 最強追放聖女のヒロイックファンタジー! 第一章 追放聖女と騎士隊長 第二章 果たすべき本分 第三章 やるせない日々 第四章 救国の聖女 第五章 星月夜の涙 第六章 決戦 第七章 新たな旅へ あとがき
アンの父と思われる記憶喪失の男ギルバートとともにコッセルの町を訪れたアンたち。 父が亡くなったとされる戦禍の爪痕が残る町で、アンは鎮魂祭の砂糖菓子を作る大役を引き受けることに! 町のことを調べる中で浮かび上がるかつての両親の姿は、"家族”の大切さを改めてアンに教えてくれて……? ーーずっとシャルやミスリルと幸せに暮らしたいから、この砂糖菓子に願いを込める。 少女と妖精の物語、ついに完結!
「好きにすれば……。男なんて、そんなものでしょ」 部屋に上がり込むや否や、僕のベッドに下着姿で寝る少女。鎖錠ヒトリ。顔が良いこと以外は何も知らない、隣人だ。 家にいたくない理由があるらしい、すべてを諦めたかのような、無防備で自暴自棄な少女との半同棲生活は、突然始まった。 お風呂に入れば、貸したパーカーにアレを収めずに出てくるわ、急に学校に来たかと思えば弁当を渡され、謎の不登校美少女との関係をクラスで噂されるわ、と心が休まらない。 でも、自分にだけ少しずつ心を開いてくれる彼女が可愛すぎてーー。 どこか危ういダウナー系美少女との同棲ラブコメ、開幕!
土の精霊が守護するこの国の庭を管理する庭師は、「影」の存在。 新米庭師のアゼリアも人目を避けて暮らしている。 ある夜、社交界の花形騎士・ディモルが精霊の呪い持ちだと知り!? 秘密を守る対価に始まった真夜中のお茶会で彼の優しさに惹かれるアゼリア。 そんな時、土の精霊に死が訪れ!? 「きみが育てた花を見たい」蔑まれていた自分にそう笑う彼のため、アゼリアは立ち上がる。 孤独な少女と騎士のラブ・ファンタジー! プロローグ 第一章 蕾だって、まだ咲かない 第二章 花降る雪 第三章 夜は通り過ぎる 第四章 風に揺れる 終章 星空を見上げて あとがき
衛兵隊の新人の育成や収穫祭が過ぎてシュリィイーレの町にも冬が来た。そして、それから5回目の冬が終わろうとしていた。ようやくタクトもあと半年で成人になる。 アラサーから異世界転移してなぜか19歳になったのはいいけど、成人して認められるまでが長すぎだよ……。それにこの世界には、まだまだ知らないことが盛り沢山あってーー? タクトはようやく立派な文字魔法師【カリグラファー】になれそうだが、医療用器具の開発やサツマイモの料理や、知らないおっさんの腕輪を直したり音楽を奏でる魔道具を作ったりと……色々なことが起こって……というかタクトが様々なことを引き起こしてーー。 あいかわらず美味しいものを作ったり魔道具を創ったりで、忙しくも楽しい生活を送るシュリィイーレ街角物語、第二幕開幕!
大公との謁見にて無断出国の罪を問われた玲奈は、誘拐犯キムが玲奈を王国へと連れ戻すための任務にあたる、大公の部下であることを知らされる。 玲奈は護衛のキムと共に召喚された王都へと戻る途中、キムの番(つがい)である奥さんの墓を訪れ、彼の内情と過去のしがらみを目の当たりにするのだった。 次第にキムへの心を開きつつある玲奈。しかしある日、玲奈の運命の番が王都に戻ったとの知らせが入る。 「キミの番の名は“ユージン”。留学中の俺の護衛に付いていた者だ」 事情を知る王子からそう告げられた玲奈は、ついに運命の番との面会を果たすのだがーー。 「……お聞きしたいことがたくさんありました。言いたいことも」 ご縁が紡ぐ物語の第二幕が始まる!
ヒロイン攻略の管理が大変な高難易度の恋愛アクションRPG『ラブリーソーサラー』。現世で攻略サイトを運営するほどこのゲームを愛した男は、ゲーム本編で名前も聞いたことがないモブ貴族に転生してしまう…… 「ヘルメス? こんなキャラいなかったけど……こいつ〈全属性適正〉持ちじゃん!」 願ってもない、最強になれる能力(ステータス)を手に入れた事で、ゲーマーとしての血が燃え上がる! 「モブキャラだからこそ思いっきり最強目指したら絶対面白いでしょ!!」 しがらみのない立場から最強キャラを作るはずだったのに、いつの間にか学園では注目の的に!? 更にゲームの主人公とくっつくはずのヒロイン達まで集まってきてーー!? 極めたゲーマーの最強キャラ育成譚、開幕!!
最強のジョブ「転生勇者」とチートスキルを3つも授かった転生者トーイは、自由なセカンドライフのために、能力を隠して美女エルフのアンネリーセたちと充実した日々を過ごしていた。 ある日、彼が秘密裏に成敗した大盗賊団の件が公爵様に知られ、無理矢理名誉男爵に叙されてしまう。 トーイの力であればいつでも逃げ切れるお役目だが、断るほうが目立つため貴族の身分を隠れ蓑にし、彼は更なる楽しい異世界ライフの追求を決意する。 トーイが貴族として家来の増員や公爵様からの依頼を解決するうちに、 彼らの生活レベルは爆上がり! おまけに精霊召喚という伝説的な力やアンネリーセの奴隷解放権を手に入れてーー。 初心者貴族トーイの勢いが止まらない♪ 楽しい異世界ライフ、第二幕スタート!
お隣どうしの《メシ堕ち》バトルを続ける優月と鈴文。そこへ優月が所属するアイドルグループのリーダー・衛本留々が襲来する。優月の自称・姉として鈴文にライバル意識を燃やす留々は、超絶ヘルシーな《道徳メシ》で宣戦布告! 毎日の優月のご飯係を奪い去ってしまう。「俺のメシが恋しいんじゃないのか?」「そ、そんなわけないじゃん! 全っ然平気だし?」と強がる優月。でも本当は、鈴文の背徳メシじゃないとメシ堕ちできない──! 優月の一番でいるため、鈴文は一世一代の勝負に挑む。休日デートの公園、お忍び旅行のホテル、いつものマンションの部屋。二人の日々で、メシ堕ちもラブコメもさらに加速する第二巻!
あたしは女子高生・夏凪渚。 二人の親友と一緒に楽しい学園生活を過ごしていた。 そんな普通の女子高生になれたと思っていた。 でも。 「あんたが名探偵?」 ずっと探していた『名探偵』を見つけてからは目も眩むようなひと夏の冒険が始まり、新しい出会いもあった。 そして知らない世界に踏み込んでしまったことで、親友たちとの距離も感じ、日常に戻れるか不安だった。 それでも二人は以前と変わらずあたしを迎えてくれた。 またいつもの学園生活が戻ってくる、そう信じてたのに……。 「夏凪先輩。私と付き合ってください」 銀髪で『彼女』にそっくりな後輩女子にいきなり告白されてーー。
四月。クラス委員長の誠治は急に転校が決まったことをクラスメイトたちになかなか言い出せずにいる。そんな誠治のクラスに遅れてやってきた転入生は、偶然にも幼馴染の悠乃だった。小学校以来となる突然の再会に仲間たちと盛り上がりーーついでに転校することが悠乃にバレてしまう。 「内緒にしておいてくれ」「ごめん、私、やっちゃったかも……」 「!!!!!」……詰んだ。 その結果、誠治の予想以上に周囲の反応が変わっていき……! これは、転校まであと1ヶ月を切った僕に巻き起こる、刺激的な“青春ラブコメディ”!
ライナス=クルーガー。……詐欺師。 浜辺での死闘を経て、彼はクロニカと海の先を目指す。騎士団から逃げるため、そして彼女を救うため。 しかし、突如として現れた新たな刺客が二人の行く手を再び阻む。 そんな二人に差し伸べられた救いの手。 在共和国大使館で2人を迎える巫女・アナヒト。 彼女の善意がもたらすのは、希望の未来の約束か、それともーー。 次々に襲い掛かる敵、未知の脅威、自身の葛藤、そして仲間との再会。悩む時間も与えず運命は動く。 仮面を剥がれてしまった詐欺師と記憶が失われていく少女の旅路に救いはあるのか。 騙し合いと異能のバトルが渦巻く、近代風ファンタジーロードムービー第2弾、開演!
3年生がリーダーを務め、1,2年生クラス混合のグループで挑む合宿『交流会』が発表された。ただ今年の合宿は退学ペナルティもクラスポイントの増減も一切ない、他学年との交流がメインの緩いイベント。綾小路は鬼龍院リーダーの下、橋本、森下、山村、椎名等と同じグループとなり、押し花作り、トランプ、アーチェリーなど体験学習ゲームに参加する。 一方、勝利が求められない交流会の緩さを利用して、堀北は天沢とのリベンチマッチを計画。綾小路に対しアドバイスを求める。 「あ? 俺は真面目に相談してるぜ? 必死に助かる方法を探ってるんだよ」 綾小路に急接近する橋本の他、学年末に向け各クラスも動き出してーー!
モフモフが大の癒やし! そんな青年は、ある日見知らぬ美少女から“異世界転生チケット”を渡され、気づくとエラドリア王国の第三王子・ルーファスに転生していた。 継承したのは珍しい“召喚スキル”。スキルの知名度を上げるという使命のため、ルーファスは自由気まま思いつくままにそのスキルを使ってみるとーー。 「何このモフモフハーレム。最高なんだけど」 おしゃべりな鳥、全身ふわふわなホワイトドラゴン、絵描きのクマ。召喚されたのは、モフモフを愛する彼にはたまらない可愛らしい魔法生物たちだった。さらには怪しい宝箱や料理上手なアイアンゴーレムなど、個性豊かすぎる仲間たちと共に、ルーファスは世界を大きく変えていく。 周囲の人たちを巻き込んだルーファスの異世界モフモフライフが始まる!
異世界転生した先は、泣く子も黙る武闘派貴族、レックス・ヘッセリンク。 古参の名門貴族。だけど領民がいない! 領地の広さは国内有数。だけどほとんど魔獣の巣! 家臣からの忠誠は青天井。だけど自分の二つ名は『魔人』! まったくいい予感がしない異世界転生をした男。しかし彼は、忠誠心がバグった優秀な家臣達と、時に力を合わせて、時に力技オンリーで、困難を乗り越え幸せな日常を送っていく! 戦う執事ジャンジャック、美少女(?)暗殺者メアリ、天使系マスコット少女ユミカが外交から帰ってきた。彼らが持ち帰ってきた成果は……縁談? プロローグ 第一章 転生貴族の縁談 第二章 転生貴族と花嫁候補御一行 第三章 転生貴族と恋敵 第四章 転生貴族と結婚式 間章 隠し姫と転生貴族
早乙女(ソウトメ) 辰馬(タツマ)、31歳独身。毎朝同じバスに乗り合わせる学生3人組を見るたびに『リア充爆発しろ』と優しく呪うサラリーマン。 ある日、タツマは学生リア充3人組と、事故のような衝撃と共に『勇者召喚』に巻き込まれ、異世界の王国ダイオラーデンに転移する。ところがタツマは勇者でもなく、所持魔法も「回復魔法」「空間属性」と珍しくないものだったせいで他の3人と違い保護対象とならず、安定を求めて一人で生きていくことになる。 一方、この国では「悪素」と呼ばれる謎の風土病が流行していた。そこでタツマは回復魔法を活かしてギルドの一角で治療を始め、自立した生活を確立しながらこの国の人々と交流を深めていく。 「報酬はね、串焼き5本分。銅貨10枚でどうかな?」 お人好し回復魔法使いの、自由でのんびりな異世界交流記。
長きにわたるヒラギス奪還作戦も終盤。 ヒラギス最北の拠点、北方砦を奪取したマサルだったが、城壁が崩壊した砦で魔物たちの最後の猛攻に晒されてしまう。追い詰められたマサルは、かつて勇者が使っていた光魔法を取得して兵士たちを鼓舞する。そして、最後の魔力を振り絞り大規模な攻撃魔法によって、辛くも勝利を収めるのだった。 「世界は二十年後に滅亡する」 そんな平穏を取り戻しつつあるヒラギスで、マサルの口から今まで誰にも明かせずにいた神託が語られていく。加えてダークエルフからは裏切りの誘いがあり、更にこの世界の驚愕の真相が明かされる。それでもマサルは平穏な生活を求め、ウィルの恋を応援するが、まったく偶然に、帝国の暗躍に巻き込まれ大騒動に発展してしまう。
軽音部に所属する高校生の楓月は、周囲の環境にうまく馴染めず、目標も定まらない自分自身にモヤモヤを感じていた。 そんなある日、好きなバンドのライブに初めて参加したところ、姉の友人である飛鳥と出会う。飛鳥は保育士の専門学校に通いつつも、かつて打ち込んだ音楽の道を諦められずにいた。 閉塞した日常に息苦しさを抱いていた楓月と飛鳥。意気投合した二人はバンド活動を始めるが、様々な障害が立ちはだかりーー。 友達、家族、大人、好きな人。 人は誰かを理解しようとする。 誰かに理解して欲しいと思う。 その過程で、ちょっと好きになれる自分を見つけ出す。
寮長ミュールが誘拐されたーー冒険者として行方不明者の捜索に当たっていた俺、ヒイロのもとにそんな情報がもたらされる。 どうやら犯人の正体は、俺の命を狙う三条家の一味と魔神教フェアレディ派の混合勢力。 仲間たちと敵のアジトに潜入し、妹を餌に誘い出されたクリスの姿を認めた俺は、奇襲をかけてミュール奪還に成功した……かに思えた。しかしその直後、精神に干渉する「夢畏施の魔眼」を操る魔人、烙禮のフェアレディが復活してしまう。 「さぁ、夢限の格子においでなさい」 残酷で甘美なフェアレディの「夢」に囚われた俺とクリスの運命はーー!?