2006年発売
最後の《方舟の闘士》として覚醒した拓也の前に、《金色の戦器》奪還の命を受けた双子の《獣》火凛と水漣が現れた。いまだ《金色の戦器》の真の力を引き出せない拓也は、熟と冷気を操る火凛と水漣に苦戦し、拓也をかばい無理を重ねた日向子は倒れてしまう。 そんな二人の許に、人類に残された最後の切り札である拓也をサポートするため《方舟》から派遣されたという少年・亨司が現れる。 一方《最も凶暴なテリオン》ルスランに連れ去られた礼菜が、テリオンの拠点の一つ《城》で出会ったのは……。
人類を護ってきた座敷童たちの長であり、“時を超越せし者(エターナル・ワンズ)”でもある伊邪那岐(いざなぎ)が、ついに『神話矯正の儀式』を開始した。 それは、『世界をもう一度やりなおす』ための儀式……つまり、「人類の滅亡」を意味していた。 真相を知った守屋克喜(もりやかつき)と座敷童・未麟(みりん)は、最強と謳われる座敷童“剣宮(けんぐう)”鞘月(さやつき)と共にその暴挙を止めようとする。 しかし、伊邪那岐の力は圧倒的で、未麟の仲間達が次々と倒れていき……! 豊葦学園を舞台に、座敷童とワラシモドキ、そして人間の運命が交錯する! イマドキの座敷童シリーズ、激動の最終巻!
陰陽師見習いのアグニエシカが学校幽霊の詩月に取り込まれてから、はや数か月。なりゆきで風紀委員に立候補してみたりと、なんだかんだ言いながらもアグニはそれなりに学園生活を謳歌していたのだがーー。
地の実りから見捨てられた世界で生きる少年レイフォン。十七小隊は徐々に連携が上手くいくようになり、対抗試合にも連戦連勝するようになってきた。一方でそれを面白く思わないフェリは嫉妬を感じるのだがーー。
「お姉様!」箱を開けたら妹が出てきました!って誰の妹!?-「妹なんですけど。」“学園”の次期制服を決める“まゆこん”が五年ぶりに開催!超底抜け脱線ジェノサイドなコンペの行方は?-「ファッションショーなんですけど。」ファルチェがフリーマーケットで出会った、ある品とは…「骨董品なんですけど。」の三本立てでお贈りする『まじしゃんず・あかでみい』短編集第4巻。
街にはびこる麻薬組織の黒幕はなんと市長だった。度重なる裏切りに憤る魁や球らに対し、敵は“実験”という名の殺戮ゲームの開始を告げる。否応なしに闘争へと巻き込まれ、己の身を守る術を身に着けながらも、彼我の力の差に無力感に苛まれていく嬢。そして、事件は李と名乗る青年が現れたことにより急転していくー!互いの心の痛みと血とに惹かれあう嬢と彰の生きる世界は交わるのか?愛と狂気と暴力のセンチメンタル・ストーリーついに終幕。
次々と崩落する外殻大地に、フォミクリー技術による大量のレプリカの製造ーヴァンの目的は一体、何なのか?ルークはガイやナタリアたち仲間と共に、そしてアッシュはただ一人で、それぞれ世界の崩壊を食い止めようとするのだが…!?人気RPG『テイルズオブジアビス』のノベライズシリーズ最終巻。ルークとアッシュー二人の青年の約束の物語が、遂にクライマックス。
アトルガン皇国の皇都アルザビの人民街区。ここに住むミスラのコンビ・パーシャとネリィの信条は、目指せ玉の輿。いつか必ず、贅沢な暮らしをしてやるぞ〜!!と、今日も今日とて、人様の懐やらお屋敷やらを狙う泥棒稼業に精を出す毎日。ところがある日、大変なモノを盗んでしまって…!?好評『ファイナルファンタジー11』ノベライズシリーズ最新刊は、シリーズ初の女性主人公が登場!!新しい冒険が、今、始まります。
駆け出しの揉め事処理屋・紅真九郎にきた一通の電話。それは、商売敵である悪宇商会からの勧誘だった。一度は応じた真九郎だが、最終課題に出されたのは、なんと暗殺計画への参加。標的となるのは、一人の病弱な少女。真九郎は当然のごとく拒否し、交渉は決裂。そして暗殺阻止へと動き出す。しかし、踏み込んだ闇はあまりに深かった。立ち塞がる悪宇商会の殺し屋・斬島切彦。その恐るべき刃は、真九郎と紫の仲までも引き裂き、さらなる窮地へと追い詰める…。
日本画の大家を父に持ち、美貌と才能に溢れる若き洋画家・佐伯渓舟は、助手であり恋人でもある相良司とともに暮らしている。小さなトラブルが起こることもあるが、強い絆で結ばれているふたりは幸せな毎日を過ごしていた。そんなある日、司の過去を知る男、そして渓舟の過去を探る男が現れたことにより、平穏な生活は少しずつ狂い始めていき…。
「我が名は光焔。汝を守護するものなりー」無事に黄金の竜との契約をすませ、晴れて幻獣遣いとなったアリアを待っていたのは、「アランダム騎士団の巫女姫」という大層な地位だった。戸惑いながらも、騎士団での暮らしに飛び込むアリア。しかしそれは、ここまで共に旅をしてきた聖従者の仲間と別れることであり、幼なじみと敵対する運命でもあった…。本格異世界ファンタジー第二弾。
「あんたは人を殺せるか? 新宿で情報屋なんかやって、何人もの人間を好きなように弄んで。折原臨也、あんたは、人を殺せるのか? 自分の手で、直接な。ナイフで死なない程度に刺して、お茶を濁し続けやがって。まあ、何を言っても……結局をお前は誰か他人を使うんだろう? 笑える程に、卑怯な奴だなお前は」 東京・池袋。そこには寂しがり屋な過去が集う。現実から逃避し続けるボス、責任を感じている女子高生、友人の想いに気づけない少年、乗っ取りを図る男、未だ情報で人を操る青年、そして漆黒のバイクを駆る“首なしライダー”。 そんな彼らが過去を乗り越え、三つ巴の哀しい現実に立ち向かう──。
真っ白な少女は、空にたゆたっていました。そこは、不思議なくじらが舞う世界。忘れものの森。電波塔の上。海が近い街のどこか……。傍らには真っ黒な猫の姿をした仕え魔がいました。少女は、死神でした。それは、ひとびとの命を運ぶ存在。真っ白な少女は、ひとびとと関わり、交わり、そして変えていくのです。これは、白い死神と黒猫の、哀しくてやさしい物語。
傲岸不遜な気質で知られる九条院アリスは、みずから「冷嬢の心得」を定め理想的なお嬢様を目指す十四歳。十五歳の誕生日を間近に控えたある日、アリスの前に彼女を「十三番目(サーティーンス)」と呼ぶ謎の少女が現われる。「私は三番目よ。貴女が眠らせている力を暴き出してあげるために来たの」平穏な学園生活を謳歌していたアリスに、突如訪れた過酷な試練。そして彼女に隠された秘密とはー!?誇り高くて意地悪でワガママで、でも、ちょっぴり優しくて…そんなお嬢様・アリスが巻き起こす“ハイ・ゴシックアクション”、ここに開幕。
長い眠りから覚めた川平カオルと、啓太、ようこ、ともはねの4人で始めた新生活。でも恥ずかしがり屋の彼女はなかなか心を開いてくれない。しかも、年少のともはねは、かわいいカオルにちょっとヤキモチを焼いてみたり。そんな川平家に、いったんバラバラになった薫の犬神が帰ってくる。なにやらヘンなものを引き連れて…。犬神・ようこと犬神使い・啓太の大人気ハイテンション・ラブコメディ、新展開で第10弾!若月神無猫き下ろしショートコミックも収録。
別れの日から、約半年。ルルフェットやサヴァランと出会い、魔法戦士としての道を歩みはじめたデュアン。一方、かつての師とともに戦い、その戦いの果てに師を喪ったオルバ。それぞれのクエストを成し遂げ、出会いと別れを経て、ふたりは同じ目的地・ガイトムンドへと向かっていた。再び会うためにー。その二人のもとへ、さらになつかしい仲間が向かおうとしていた。新たな、そして壮大なクエストを携えて。三人が再び集まる時、新たな冒険の幕が上がる!新章スタート。