2007年発売
1705年、イタリア地方都市。15歳の誕生日を迎えたヒューイ・ラフォレットは人生に退屈し、同時に絶望もしていた。 全てに無関心で世界の破壊のみを考える少年が住むこの街では、奇妙な連続殺人事件が起こっていた。噂されるのは白い仮面を纏った『仮面職人』という怪人の存在。目撃者は次の被害者になるという。 街が不穏な空気に包まれていく中、ヒューイの身辺に新たな異分子が入り込む。錬金術を教える学舎の同窓であり、ヒューイに恋心を抱くモニカ。『仮面職人』を目撃して殺されることを諦観しているニキ。そして、全ての人の幸せばかりを願うエルマー。彼らと連続殺人事件が絡み合う時、ヒューイの「世界」は変わるのか──。
こんにちは、パステルです!クレイの婚約者サラが謎の病にかかり、余命一ヶ月と聞いた時は、どうなるかと思ったけど、元気になって本当によかった!でも、なぜサラだけがヨウグス蛾の鱗粉を吸ったんだろう?それに、クレイの顔を真似している謎の行商人は何を企んでいるんだろう?間違われるクレイがかわいそう。そうそう、クレイとサラの婚約解消もビックリしたよね。サラの本心を思うといろいろ考えちゃうけど、クレイを密かに好きなマリーナには手紙でちょっと知らせておこう!と思っていた矢先、マリーナが行方不明だって!?まさか、マリーナも…?マリーナを捜す新たな冒険の始まり。
上条当麻と吹寄制理の世間話を発端に、クラス全員で鍋パーティ!小萌先生は大困惑!?-『鍋と肉と食欲の大戦術』。舞台はロンドン。魔術師の少女たちが織りなす乱れた(?)一日とは?-『イギリス清教の女子寮』。学園都市の暗部へと堕ちていった一方通行。そこで彼を待っていたものは?-『灰色の無味乾燥な路地』。ビリビリ中学生に瓜二つなその容姿。彼女が学園都市にやって来た理由は?-『酔っ払った母親の事情』。『禁書目録』本編を補完するSSシリーズ登場。
生徒会の増永南です。 夏と言えば私、海と言えば私、水着の似合う女といえば私!ってわけでウチの学校も臨海学校の季節なんだけど、北校舎で水泳部の兼平久美が裏で法行君との結婚を画策してたらしくって、久美の親父さんが「臨海学校最終日の遠泳大会で法行君と久美が二人で優勝と準優勝独占したら結婚させる」とか言い出して……。 久美の親父さんはこの辺の海一帯仕切ってる大親分で臨海学校でも世話になってるから会長も逆らえないし、ほっといたら実力的に久美と法行君の二人がトップなのは確実だし、さぁどうする? やっぱここは私がイルカにでも乗って横から優勝かっさらうしかないかしら。大人気シリーズ・第6弾!
あれから約十年ーーアルセイフの王宮で王弟フェリオの子供・アスティナとリグリスの教育係を任されているシアは、二人を捜して王都・セイラムを駆け回っていた。やんちゃな二人が王宮を抜け出すのはいつものことだが、今日は養父のムスカ司祭がフォルナム神殿から訪れる大切な日。王宮ではささやかなお茶会の準備も進められている。慌てるシアだが、そこで思いも寄らぬ人物と出会いーー? 王宮騎士団の迷(?)コンビ・ライナスティとディアメルや、北方民族の美しき守人・シルヴァーナとラトロアの剣士・ハーミットのその後などなど、本編では語りきれなかったキャラクターたちの過去や未来が明らかにーー!
強力な夢魔ユーモレスクを倒し、江尾丘で暮らし始めた夏希の許に、米国の夢魔研究機関“巨象機関”の研究者、オズワルド博士が訪れる。取り憑いた夢魔を力ずくでねじ伏せ、快復した夏希を研究したいというのだ。時を同じくして、智紀達の周囲で夢魔による事件が起こり始める。だが智紀と夏希の金属バット型夢魔殲滅用個人兵器は、ユーモレスクとの戦闘のダメージで機能を停止していた。夏希は新たなアルプバスターと引き替えに、オズワルドの申し出を受けるが…。第13回電撃小説大賞銀賞受賞作、待望の続編が登場。
“死んだ恋人・冬月日奈を生き返らせる”-堂島コウの願いが叶うかどうかは、皮肉なことに『イブ』と呼ばれる異性の存在にかかっていた!悪魔ベルゼバブからその事実を聞いた小鳥遊恕宇、真嶋綾、舞原イハナー『イブ』候補の資格を持つ三人の少女たちは、それぞれの決意のもと、三日間、順番に、コウにアプローチをかけることになったのだが…。一方、全ての事実をナイショにされた堂島コウ。己の身体の異常に加え『イブ』候補たちの“本気”のアプローチを前に、さすがの『悪魔のミカタ』もとうとう我慢の限界かー!?人気シリーズ、新章第2弾。
純粋に対象の能力を見極めて“主”を選ぶ電子妖精。驚異的な演算処理能力によって戦闘をコントロールする彼女たちが選んだ人間が、そのまま階級にかかわらず提督として艦隊を率いることになる。今回、コーデリアとオフィーリアという2体の電子妖精が式典で選んだのは能力と家柄を誰もが認める巨大複合企業の御曹司ロイ・クローバーと、そして式典で給仕をしていたコックのレン・エバンスだった。2人が提督に選ばれた直後、ミレニアムとクローバーを中心とする民間企業が連合組織『企業連盟』の樹立を宣言。企業連盟は人民共和国に対して独立戦争を挑む…!正統派スペースオペラ登場。
鯨が空を飛んでいるちょっと不思議なこの町で今日も真琴は元気です。 部活も三年生は引退で大好きだった剣道もしばらくお休み。あまり実感のわかない受験も憂鬱だけど、気にしない気にしない!お節介でまっすぐな彼女は何にでも首を突っ込みます。クラスメイトの洋助はそんな彼女に対して冷やかです。「クールでかっこいいってみんな言うけど、ただ冷たいだけなんじゃないの(真琴評)」と言われていた洋助も、いつのまにか彼女のペースに引き込まれ…。また二人で厄介事を引き受けてしまうのです。 ちょっとノスタルジックな普通の少女と少年の物語。
優秀な異生物使いとして軍に在籍しているトルクは、戦場で殺戮や破壊を繰り返す殺伐とした日々を送っていた。ある日、ディスパレイトを飼育する特殊な施設を警護する任務についた時、トルクはテレスという少女に会う
旧ソ連の人工衛星〈アンタレス1140号〉が軌道修正に失敗、ウィーンの森に落下する。超小型原子炉を搭載したそれは、核爆弾への転用が可能だという情報をつかみ、出自も目的も違う七つのテログループが動き始める
「次の戦いで勝とうが負けようが、あなたは死ぬ。そうよね?」-この地球を15体の「敵」が襲う。迎え撃つのは全長500mの巨大ロボットー“人形”。そして、それを動かす代償は、ぼくらの命…。戦えば、死ぬ。地球の命運をかけた過酷な「ゲーム」に挑む、ぼくら15人。逃れられない残酷な「ルール」を前にして、彼らは、いったい何を思って戦い、何を願って死んでいくのか?“人形”の恐るべき力をめぐって動き出した国家軍部に翻弄される子どもたちは、ついに自らが戦う「敵」の正体を知る…!「月刊IKKI」連載作品「ぼくらの」アナザー地球編。
時給五千円につられ、外国人家庭の乳母のバイトに応募した剛。だが、肝心の坊ちゃまーバーソロミュー・ウェリントン、通称バブーは一つ年上の18歳。知能も運動能力も高いが、“悪魔の尻尾付き”と称される、超トラブルメーカーだった!!歴代乳母が手を焼いた坊ちゃまを腕力でねじふせるため、若くて腕っ節の強い剛が選ばれたのだ。その日から、平穏で堅実だった剛の毎日は激変し…!?荒唐無稽な設定を、問答無用の説得力で描き切る!!読み出したら止まらない、嬉野君、衝撃のデビュー作。