2008年発売
花菜が突然神結島から姿を消した!負の言霊に繋がれた神の仕業だと気がついた匡一郎が追うが間に合わず…その陰に京処の貴族の存在を感じ取り、急ぎ京処へ向かうことに。そこで貴族らを襲う白い妖の噂を耳にするが…!?一方、目覚めた花菜の前には、幻術を操る12神の猿鬼と花菜に想いを寄せる高遠が。「ひとつ忠告しておいてやろう。あまり龍族を信用しない方がいいぞ」-今までの神とは力も全く違い、弄ぶように過去をにおわす猿鬼に、花菜は…!?大人気和風ロマネスク第3弾。
東領聖撰軍に所属する舞師シュマリアは、義兄アレスらと『闘舞』に参加するため帝都アムサールを訪れた。そこで、印象深い瞳を持つ美貌の“自称”宮廷楽師見習い・シフルという青年と出逢う。その後も度々彼と遭遇するのだが、なぜかいつも帝都を騒がせる事件に居合わせることに。帝政アシュラートを脅かすバルク家の仕業だというその陰謀に、シュマリアも知らず巻き込まれていくがー!?第10回えんため大賞ガールズノベルズ部門佳作受賞のアラビアンファンタジー。
最近の日課はアリッサを師範に迎えての魔術訓練。「こらっ!ケースケ、寝てるとはたくわよ!」ぐげっ!そんな放課後を過ごしつつ、ある夕暮れの下校時、僕は、“群れ”のオウルと再会した。宣戦布告かと思いきや、対話による「和解」をしたいのだという。「そもそもきみは“方舟”の行いが、本当に正しいと思っているのかね?」突然、彼の口から出た意表をつく質問に、僕はふと立ち止まる。アリッサを信じて彼女と戦ってきたけれど、本当のことなど、何も知らない。すれ違い始めた僕たちの前に、アリッサを「天使」と呼ぶ、謎の少女が現れるー。なぜだろう、僕は彼女を、知っているような気がする…。
物理法則を変異させる咒式を使う攻性咒武士であるガユスとギギナは、今日も過酷なエリダナの街で生きる。警察からは、邪悪な“禍つ式”による連続殺人事件の解決を依頼され、嫌々ながらも商売敵ラルゴンキン咒武士事務所との共闘が始まる。さらに巨大咒式企業ラズエル社からは、反政府組織の人質となったレメディウス博士と巨額の身代金の交換立ち会いを依頼される。無関係なはずの二つの事件は、エリダナの街を盤面とした狂気の遊戯となっていく。ライトノベル史上最悪の謎と悲劇が交錯する「されど罪人は竜と踊る」シリーズ第2巻。
噂って奴には尾ひれがつきもので、場合によっては背びれ胸びれ尻びれのデラックスセット!であるからして、「転校生がやってくるぞ!しかも美少女だ!」なんて噂もそうしたものだと予想された…はずだった。のに!?「お兄ちゃん!!」かたまる藤倉冬麻の前にやってきたのは美少女転校生ならぬー妹!?知・美・才に優れた、全校生徒選りすぐりの“トップ3”とそれを支える“パートナー”が存在する、私立御城学園。知力体力共にへっぽこ、逆“トップ3”と呼ばれる冬麻のもとに、最愛の妹・葉琴がやってくる。へっぽこ姿を見せてはならぬと“パートナー”の泉や理事長令嬢都の協力のもと、奮闘する冬麻だが。
今日も元気に旅を続ける天才魔道士にして戦士のリナ=インバース&美形凄腕傭兵のガウリイ=ガブリエフ。シルフィールの護衛でセイルーン・シティへとやって来た2人。だが、今この町はお家騒動のまっ最中。暗殺の危険から逃れるため、宮中を脱出した第一王子。悲劇の王子といえば聞こえはいいが、セイルーンの王子といえばあのむさいおっさんのフィル王子!気は進まないが見捨てる訳にもいかず、事件の黒幕と思われるフィル王子の弟を探るうちに見えてきたのは、またも魔族。だが、どうやら狙われているのはリナ自身!?ファンタジー小説の金字塔。ここに見参。
今日も元気に旅を続ける天才魔道士にして戦士のリナ=インバース&美形凄腕傭兵のガウリイ=ガブリエフ。アメリアを一行に加え、今日も盗賊いぢめに精を出すリナだったが、女魔道士・マゼンダの呪いで呪文を封じられてしまう事態に!呪いを解くためマインの村へ急ぐ一行。だが、マインの村は魔王シャブラニグドゥを信仰する邪教の本拠地だった!教団を追うリナたちの前に現れた、謎の神官ゼロスから語られたのは伝説の魔道書、『異界黙示録の写本』の存在!?伝説の魔獣ザナッファーまで出てきて、事態は更に混迷するが!?ファンタジー小説の金字塔。ここに見参。
今日も元気に旅を続ける天才魔道士にして戦士のリナ=インバース&美形凄腕傭兵のガウリイ=ガブリエフ。旅を続ける一行の前に、かつて倒した暗殺者ズーマが現れた。ヴェゼンディに来なければ、誰かを殺すと脅迫するズーマ。とりあえずヴェゼンディに向かう一行。調査をするうちに、狙われているのはラドックという資産家と判明し、すったもんだの挙句に護衛を引き受けることになる。だが、襲って来たのはズーマではなく魔族。そして、復活して欲しくない、もうひとりの相手がそこに居た!圧倒的なスケールで展開するファンタジー小説の金字塔、ここに見参。
「わたしたちのことを、忘れないで」再会したリーリンが、レイフォンに渡そうとしているもの。それは、レイフォンの育ての親であり武芸の師でもある、デルクが託した錬金鋼だった。しかし、デルクの「許し」の証ともいえるそれを、レイフォンは拒説する。思い悩むリーリンだが、レイフォンもまた、行き場のない思いを抱えていた。その頃、ツェルニにはまたもや非常事態宣言が発令されようとしていた。都市戦が行われる中、ひそかにツェルニに潜伏中のサヴァリスは、うろんな男と接触する。そして、さまざまな思惑がツェルニに集い、動き出すー。恋も物語も、かつてない劇的展開へ。
高校に入学したばかりのある日、幸恵は叔父から乱暴されてしまう。そんな矢先に訪れるいくつもの不幸な出来事。傷つき絶望しかけたとき、手を差し伸べてくれたのは「彼」だったー。実体験を元に“生きる意味”と“人を愛すること”を描き、書籍化が切望された待望の感動ラブストーリー。
神によって呪われた異世界に、「救世主」として召喚された高校生・香芝省吾。レネゲイドによってとらわれていた恋人・メリニを救い出すべく行動を起こした省吾は、前救世主・レオンの協力もあり、レネゲイドからの奪還に成功する。そんな中、代行者出現の報を受けた省吾は迎えうつべく出撃するが、残存する代行者たちは驚くべき戦法ー自らの身体の構成を変化させ、世界に直接「呪誼」をまき散らすーに出る。呪誼に呑み込まれた省吾は、そこで神の記憶と対面することになるがー。榊一郎が贈る本格異世界ファンタジー、いよいよクライマックスの第9巻。
わたし、ハルカ。智子中尉が隊長になってますます絶好調の「いらん子中隊」。みんな、敵ネウロイを快調に撃墜しているの。もちろん、わたしも絶好調!昨晩は、智子中尉を六回も撃墜して…、ぼげッ!中尉、アッパーカットはやめてください!そんなある日、補充兵としてやって来たのがジュゼッピーナ准尉。彼女、智子中尉を知っているみたい。いったい何者なの!?ヤマグチノボルが放つ超カゲキ作。パワー増大の第3弾。
“奇し也”という、不思議の力を持つ少女・香久耶。義兄たちのもと、一人前の術者を目指して修行中の彼女は、ある日不思議な男から勾玉を(無理矢理)渡される。しかし、その勾玉のせいで、今上帝・天翔の弟宮・朱皇の自由を操れる存在になってしまったというのだ!!戸惑う香久耶に、天翔は自分の妃となるか、巫女としての力を示せと無理難題を言ってきてー!?編集部おすすめ!伝説が今花開く、アジアン・ファンタジー。
「祈ってやろう。この先お前が、何一つ忘れることがないように」過去の記憶を失い、立ち竦む青年が森の中で出逢ったのは、その身に光を宿す傲慢な男。闇を纏う自分とは余りに対照的な男の存在に、青年は畏怖とも苛立ちともつかぬ感情を抱くが…。眞魔国創成の祖・眞王と大賢者の邂逅を描く『通り過ぎた森の先に』ほか、渋谷有利と村田健の地球でのエピソード、『故郷マ』後日譚など、珠玉の短編を収録したまるマシリーズ外伝第5弾。
リヒャルトとの急接近に戸惑い、小麦粉をぶっ叩き続けるミレーユは、自らの存在が国内外に漏れた事を知る。ジークは「政略結婚をするか、後宮に入るか」という究極に最悪な二者択一をミレーユに持ちかけ、暴れるミレーユを拉致してしまう!!さらにリヒャルトの正体が判明し、彼はある決意を固めるが!?かくして『身代わり伯爵』の大波乱の脱走劇がはじまる!!ついにミレーユが初キッス!?怒涛の新章スタート。
大陸の平和を左右する、魔法の指輪が盗まれた!少女船長ジャリスは、指輪のありかを求め、超大国・サウルナ国に潜入する。同時に、国王暗殺未遂事件の調査も進めていたジャリスだが、どうやらアヤシイ奴は、女人禁制の大神殿にいるらしい。大神殿に入れる女性は、王族の花嫁だけ。困り果てていた時、熱烈な求婚者・クアイ皇子が手を差し伸べてきて…!?ついにジャリスが花嫁に!?クアイ皇子歓喜&大暴れの第5弾。