2010年4月20日発売
ふくろうとの決別の後、江戸にて剣の腕をさらに磨く新之助に、公儀隠密妖異改の影が忍び寄る。公儀隠密は家族を人質に新之助にある事件の解決を依頼する。そして、その事件にはふくろうが絡んでいるらしい。かつて、ふくろうは自分には譲れないものがある、自分の進む道に新之助は来るべきではないと言っていた。ふくろうの真の宿命とは何なのか?すべてを捨て、新之助は強くなりたいと誓う。彼に追いつき、再び出会うために…。旅に出る新之助、目指すは南国・トカラ列島。いよいよクライマックス突入したシリーズ第3弾。
俺たちの部費は420億円にまで増えていた。16歳の羽月巳継(=俺)は世界最年少で上場企業の社長となったのだ。何を言っているのかわからねーと思うが…俺だってこんな肩書きに実感ないんだよ!記者会見を乗り切り、やっと手にした1週間の休暇。のはずが、俺たち革命部はアメリカで軍事訓練をするハメに!?革命するには戦争に勝たねばならない、とは聞いていたが…その発想はなかった。そして帰国後、間もなく沙織に訪れるピンチ!どうしてこう、次から次へと!史上最大最速にしてもっとも危険な部活動、第2幕。
「…あなたは、わたしと真逆だ」絶望的な戦闘で、なおマハに挑むシェルティスを華宮は見つめる。「あなたは、あなたを信じる人をー信じられるのですね」巫女を守護する正護士を目指し、モニカの部隊に入るシェルティス。そこで彼を待っていたのは、3人目の隊員候補生・華宮だった。あなたには“過去”がないー異端ゆえ経歴を消去されたシェルティスは、華宮に不信を抱かれてしまう。そんな中、他部隊が何者かによって壊滅する事件が発生。真相を追うシェルティスと華宮の前に、圧倒的強さを誇る沁力術士『黄金のマハ』がたちはだかる。世界の理に拒絶された少年が絆を奏でる、重層世界ファンタジー。