2010年7月17日発売
駒王学園に北欧の神オーディーンがやってきた。護衛を任されたイッセーたちだったが、暴走スケベじじいオーディーンに振り回されっぱなし。その上じじいの命を狙う謎のテロ集団が乱入してきた。どーするイッセー!?
ついに明かされたウィスパードの謎。歪んでしまった時間を元に戻そうとするレナードとかなめ。その行いに単純な善悪論を超えたものを感じ、歯切れの悪い宗介。戸惑いながらもかなめを取り戻す、最後の戦いが始まる!
莉音倒れる! 不在のままTOB天王山へーー 「ぼくが真実を口にすると ほとんど全世界を凍らせるだらうといふ妄想によつて ぼくは廃人であるさうだ」とは吉本隆明の詩の一節ですが、日本最大の衣料チェーン・アクアスをめぐるTOB(株式公開買付)合戦の討論の席でテンパって「世界を革命し、あたらしい人類の未来を創るのです。何かに支配されない社会。連綿とつづく争いの歴史からの脱却。機能不全に陥った世界をいちどリセットしましょう!」などと叫んだ株式会社革命部社長の巳継もまた、観た者すべてを凍らせてしまいました。……スベったわけですが。 さて、メディアを利用したPR戦においてアクアスに対して劣勢となり、かつ、資金調達のアテが外れて大ピンチの革命部に、追い打ちをかけるような出来事が起きます。 今まで革命部をひっぱってきた莉音が倒れてしまうのです! 巳継たちは莉音抜きでアクアス戦に勝ち抜かなければいけません。 しかし、政府転覆発言の真偽を問われる記者会見の前夜、恒太が巳継のもとに持ってきた質疑応答の想定問答集「天才・春日恒太の軍略」には「無関係の人間が見た場合には爆発する」などと注意されていました……そんな調子で大丈夫なのか、革命部!?
待ちに待った完全新作書き下ろし長編第二弾! 人と竜と〈異貌のものども〉が絡み合う混沌の都市エリダナ。命のやりとりなど日常茶飯事であるこの街だが、ここ数日の殺人の連続は狂気じみている。富を極めた成功者であり超弩級の咒式を操る快楽殺人者アンヘリオの仕業。しかし、アンヘリオだけではない。 皇国中から快楽殺人者がエリダナにおいて殺しに殺しまくる! 一体何のために? なぜ今? 前巻エピソードで語られた悲劇の少女アナピヤの死、そして恋人ジヴーニャとの別れで抜け殻同然のガユス、心なしか剣も鈍りがちのギギナ。否応なく巻き込まれる吐き気を催す殺人ゲームに、出口は全く見えない。されどころか、血の臭いを嗅ぎつけたか、仇敵である最凶の女咒式師パンハイマが事件捜査に加わり、死体の数は倍加する!! 完全新作長編としては実に1年9か月ぶりの本作。人が人を殺すことの意味に深く容赦なく切り込む作者浅井ラボの「物語への挑戦」がはじまる!
大反響を呼んだ話題作、ついに続編登場! 僕の名前は、赤神楼樹(あかがみ・ろうき)。 つい数か月前まで、紛れもなく平凡な日本の男子高校生だった僕は、馬鹿げた殺人ゲームに巻き込まれてしまった。友人は死に、先生も死に、それでも僕は生き残った。そして、僕は僕が生きた日常に別れを告げた。ゲームで殺された仲間たちの無念を晴らすため、愛した少女の日常を護るため、僕は「彼ら」に「狩り」の代償を支払わせる旅に出た。「彼ら」=世界中で、殺人ゲームを愉しむケモノたちを一匹、一匹、狩るために。 僕は、ケモノガリだ。 リストに刻まれた名前がまた一つ減る。「…………問題は、次か」僕はリストの名前を見て、思わずそう呟く。その名前は、“コリキア・リンドマン”。これまでの連中は皆、権力者で有り余るほどの金を持っていたが、中でも彼は特筆すべき存在だった。なぜなら彼は小国の終身永世大統領ーーつまり僕は今から、一国を相手に戦いを挑まねばならないのだ……。 今回も“泣ける”ストーリーテラー東出祐一郎×幻想画家・品川宏樹(GAINAX)の見事な才気が爆発! 奇想天外な“娯楽提供者”も大挙登場! 奈須きのこ氏、絶賛の話題作がついに続編登場!!
駒王学園に北欧の神オーディーンがやってきた。護衛を任されたイッセーたちだったが、暴走スケベじじいオーディーンに振り回されっぱなし。その上じじいの命を狙う謎のテロ集団が乱入してきた。どーするイッセー!?
『プロジェクト・アダムカドモン』の遺産をめぐってUGN、ファルスハーツ、そして“ドクター”の戦いが始まる。その秘密を体に宿したあやめを守るコウたち。正調DXリプレイ、いよいよクライマックス!