2011年2月25日発売
精霊剣舞祭の開催まで二ヶ月を切った。だが、クレアとカミトたちのチームは、学内ランキングの剣舞祭出場枠にはまったく届かず、そもそも出場に必要なメンバーさえ揃っていなかった。そんな中、学院にオルデシア帝国第二王女、フィアナが編入してくる。かつて火の精霊姫候補だったが、いまはその資格を剥奪されて、“喪失の精霊姫”と呼ばれている彼女。学院長の依頼により、彼女とカミトたちはとある任務に挑むことになる。だが、カミトに積極的に迫るフィアナの様子に、クレアは内心穏やかではなく、料理対決や背中流し対決が始まり…!?カミトの過去を知る少女。仲間たちの絆。そして、少女の胸に秘められた想いー。エレメンタル・ファンタジー第2弾。
科学が隆盛を極める現代。だが、その片隅にひっそりと息づく異形のものたちがいた。存在を知る一部の者たちは、それを「怪異」と呼んだ。当然、怪異を相手にする生業もある。修験者、法力僧、呼ばれ方は様々だが、その中でひと際変わった青年がいた。九条湊ーどこか斜に構えたクセのある青年だが、彼が同業者から疎まれているのはそこではない。霊力、法力、神通力、彼はそんな力を一切持っていない。それにもかかわらず怪異を倒すという。その手腕は驚くべきものだった。
お嬢様として学校生活を送りながら、龍や“青竜”の仲間たちと楽しく過ごすようになった華。だけど、青竜と対立関係にある“紅虎”の総長・蒼磨に気に入られてしまい…「お前を絶対手に入れる」ついにチーム同士の抗争が勃発。華を巡って男たちの闘いが始まる。イケメン暴走族と運命の出会いをしたお嬢様のドッキドキ不良学園ラブストーリー。
出版社で多忙な毎日を送る中津藍。そんな彼が、煙草を吸いながら空を見上げると、一匹の魚が泳いでいた。目をこすっても魚は消えることなく優雅にヒレを揺らして通り過ぎていく。オフィスを街を家の中を悠々と泳ぐ魚たち。この鬱陶しい現象はなに?藍は魚を消す方法を探し始めるが、魚は増える一方で、しかも視界を埋め尽くすときに訪れる運命を聞かされ…。さまざまな想いを交差させ、ちょっと変な仲間たちが繰り広げる、未来を賭けた大騒動。第17回電撃小説大賞・メディアワークス文庫賞受賞作。
演劇サークルの活動費を捻出するため、心理学部の教授が行う奇妙な実験に参加した大学サークルのメンバーたち。外界との接触を遮断されて、一ヶ月間、ひとつ屋根の下で過ごすことになった彼らは、「お風呂が狭い」、「部屋の壁が薄い」、「外の空気を吸いたい」と文句を言いながらも、文化祭前夜のような日々を、それなりに楽しみながら過ごしていた。しかし実験開始から6日目、サークルのアイドル的存在の雪姫が、忽然と姿を消して…。
鬼姫と呼ばれ、世間から疎まれひっそりと生きてきた詞子は、雅遠と出会い恋に堕ち人知れず愛を育んできた。そんな詞子に、雅遠の両親と妹が住む左大臣邸へと、正式な招待が舞い込む。いよいよ雅遠との関係が、許されるのか?それとも二人は引き裂かれるのか?大人気シリーズ「桜嵐恋絵巻」最終巻!二人の恋が永遠となりますよう…。ドラマチックなラストは必見!感動のクライマックスです。
私は何者なの?『失われた皇帝の秘宝』って?最愛の人と同じ外見をした皇帝との対面を経て、海賊エルディックと共に謎の手がかりを探す旅に出ることを決意したディア。ディアの母親の出身地であるギヨーネへと歩を進める中、エルディックは過酷な運命に立ち向かっていくディアをいつの間にか愛しく感じるようになっていた自分に気づく…。二人の間に訪れる心の変化とは?明かされていく驚くべき真実とは。
「やっぱりわたし、サイトのこと好きなのかな」「見せるの、そんなにイヤじゃなかったの」「わたし、悪い女の子なんだわ。友達の恋人を好きだなんてー」-ティファニアの『革命胸』のおかげでエルフの追っ手から逃れた才人たちは、ルクシャナの導きでとある島を訪れる。この世界の生き字引といわれる水韻竜に会うためだ。だが有益な情報はなく、やきもきしながら過ごすうちに、ついにテファがレボリューション!?一方、ルイズは学園の仲間とともにエルフの土地へ。才人の無事をひたすら信じ、迎撃するエルフたちと戦う。世界を巻き込む災厄に翻弄されるルイズと才人は、再び手を取り合うことができるか!?いよいよファイナルへ、カウントダウン3。