2011年7月10日発売
全治一ヶ月のはずが、一週間で退院してきた月島。バカの超回復力に宮本は眩暈を覚え、長瀬は大喜びするのだった。 こいつらが揃えばロクなことはない。今度は月島を仇と狙う少女が現れ大騒ぎに!? 少女がかわいかったせいか、長瀬は色々なことにキレて青筋を立てるのだった。 揉め事を嫌う宮本と、とにかく女性を月島に近づけたくない長瀬。二人はあの手この手で、月島に気づかれぬ内に事態を収めようとするのだが、話はこじれにこじれ!? 話題沸騰の青春ストーリーだ、コノヤローッ!!
ここ十文字学園に立つ“伝説の木”は、木の下で告白した男女の間に恋愛フラグを立てるという迷惑な力を秘めていた……。 そんな木を巡って火花を散らす2つの裏組織がある。一方は勝ち気な少女・桜子が 「リア充、全滅しろ! 」 とフラグを折る《アルテミス》。対するは清楚な舞が 「非モテ、ひがむな! 」 とフラグを守る《アポロン》。 そして、運悪く分岐粉砕(フラグ・ブレイカー)の力が覚醒した俺は2人に迫られ ── 恋とバトルが渦巻くフラグ粉砕型ラブコメ開始!
夏の海で親睦を深め、強い絆で結ばれた月、真一、藍川の3人。イベントだらけの二学期も、力を合わせれば── と、考えていた矢先思わぬトラブルが襲いくる。男装をして生活している月に、女の子からラブレターが舞い込んだのだ。送り主はひみこと同じ中学のちょっとツンツンな女の子、鷹島真琴。超・積極的な彼女のアプローチの前にタジタジの月をフォローするため、真一と藍川は奔走するが……。 そして月は自分の作品についてや、藍川が加わってますますカゲキ♪ になった体験取材について、思うことがあるようで ──?
容姿端麗で才色兼備、『白銀の星屑』という二つ名まで持つ超お嬢様、乃木坂春香。彼女に対するもやもやした気持ちのまま、二人きりで過ごしたスウィートルームでのアニバーサリーな一夜。ベッドの上で見つめ合う中、確信していく自分の心の内側。そう、俺は春香のことが好きなのだー。そして三年生になって新学期が始まった。春香ともより親密になれた気がするし、彼女も少しずつ前向きになろうとしていた。そんな折に春香から飛び出したのは“二人のこども”発言。様々な想いや過去を解放するため、二人で共同作業に挑むことにした矢先、事件は起きー。クライマックス直前、二人の結末は。
『太陽の金貨』 事件から数年。元羊飼いのノーラと女商人エーブは、ホロからの手紙を手に、北へと向かっていた。旅の途中、錬金術師ディアナも同じ馬車に乗り込んできて──。 果たしてホロとロレンスは、幸せであり続ける物語を紡ぐことが出来たのか? 第16巻の後日譚を描く、ファン必読の書き下ろし中編のほか、電撃文庫MAGAZINEに掲載された短編3編も収録。 剣も魔法も登場しないファンタジーとして多くの読者に愛された賢狼と行商人の旅の物語が、今巻でついに完結! 二人の旅の結末を、ぜひその目で見届けて下さい。
偽りの王子であることが暴かれたジャン。だが、彼は自分こそがヴィクトルであると主張する ── 偽物は自分が討つと宣言をして。それはジャン・アバディーンの名を捨てるということであり、二度と本当の自分に戻れなくなることを意味していた。 そして、すべての決着をつけるべく、ジャンは驚くべき秘策を編み出す。その姿は神童と呼ばれたヴィクトルそのもので。物語はついにクライマックスへ!!
今回は 「もし高校野球の女子マネージャー茶子先生の 『すぐやる部』 を呼んだら」 と、「かなりピンぼけ」 の2本立て! この小説は、いつだって元気よくフィクションです。実際の事件、出来事、『キノの旅』、某高校の野球部なんかとは一切関係ないったらないのですよ。ないんですって。
クリスマスが近づき、探偵事務所のそばにあるホームレス公園の改装工事が始まろうとしていた。そんなある日、事務所にやってきた依頼客は、なんと売り出し中のアイドル歌手。子供の頃に失踪した父親そっくりのホームレスをその公園で見かけたのだという。 父親捜しの過程で浮かび上がる、エアガンで武装したホームレス狩り集団。そして、なぜか探偵団を離脱する少佐。 「これは自分ひとりでかたをつける」 やがて── 事件が起きる。僕が探偵助手として体験した中で、最も奇怪なあの事件が……戦慄のニートティーン・ストーリー、第7弾!
現状を報告しよう。 俺は自分の部屋で、四つん這いになり、小学生女子(9歳、名前はアリス。ちなみに胸は皆無)の人間椅子になっていた。しかも、あろうことかお尻をペンペンされていた。ガツンと言うつもりが、むしろ俺がしつけられていた。何この現実? 高飛車小学生の馬乗りプレイのせいで、自己紹介すらままならない。亭主関白系男子であるはずの俺が、なぜか捕食系ドS幼女と一緒に住むことに。詳しくは、本編を読んでくれ。