2011年7月10日発売
容姿端麗で才色兼備、『白銀の星屑』という二つ名まで持つ超お嬢様、乃木坂春香。彼女に対するもやもやした気持ちのまま、二人きりで過ごしたスウィートルームでのアニバーサリーな一夜。ベッドの上で見つめ合う中、確信していく自分の心の内側。そう、俺は春香のことが好きなのだー。そして三年生になって新学期が始まった。春香ともより親密になれた気がするし、彼女も少しずつ前向きになろうとしていた。そんな折に春香から飛び出したのは“二人のこども”発言。様々な想いや過去を解放するため、二人で共同作業に挑むことにした矢先、事件は起きー。クライマックス直前、二人の結末は。
『太陽の金貨』事件から数年。元羊飼いのノーラと女商人エーブはホロからの手紙を手に、北へと向かっていた。その旅の途中、錬金術師デイアナも同じ馬車に乗り込んできてー。果たしてホロとロレンスは、幸せであり続ける物語を紡ぐことができたのか?第16巻の後日譚を描く書き下ろし中編「Epilogue」のほか、「電撃文庫MAGAZINE」に掲載された短編3編を収録。第12回電撃小説大賞“銀賞”を受賞するや、剣も魔法も登場しないファンタジーとして多くの読者に愛された賢狼と行商人の旅の物語が、今巻でついに完結!二人の旅の結末を、ぜひその目で見届けてください。
これは、謎の正義の味方に変身する腰にモデルガンを下げてちょっと大飯喰らいなだけの普通の女子高生・木乃と、人語を喋るストラップのエルメスが繰り広げる、硝煙反応たっぷりの連射乱射な物語。今回は「もし高校野球の女子マネージャーが茶子先生の『すぐやる部』を呼んだら」ってお話と、「かなりピンぼけ」ってお話の2本立て。
クリスマスが近づき、探偵事務所のそばにあるホームレス公園の改装工事が始まろうとしていた。そんなある日、事務所にやってきた依頼客は、なんと売り出し中のアイドル歌手。子供の頃に失踪した父親そっくりのホームレスをその公園で見かけたのだという。父親捜しの過程で浮かび上がる、エアガンで武装したホームレス狩り集団。そして、なぜか探偵団を離脱する少佐。「これは自分ひとりでかたをつける」やがてー事件が起きる。僕が探偵助手として体験した中で、最も奇怪なあの事件が…戦慄のニートティーン・ストーリー、第7弾。