2014年発売
何不自由なく育った商会の息子・マティアス。そしてその家に出入りする薬屋の娘・リタ。二人は幼くして出逢い、それぞれの夢を語り合い、大きくなるその日を夢見て月日は流れたー。しかし当たり前に来るはずの未来は、巨人たちの襲撃によって破られた。ウォール・マリアが突破され、マティアスたちの住むクィンタ区にも巨人が出現、本国との物流が遮断されたクィンタ区住民は暴徒化する。駐屯兵団に入団したリタはそんな大混乱に陥った街の治安を維持しようと奮闘。一方、マティアスはリタと再会するため盗賊団と手を組むが…。人類の最大の敵『巨人』に襲われた惨劇を描く小説版公式外伝第2弾!
非常識。自由奔放。猪突猛進。圧倒的破壊力。誰もが一度は聞いたことがある、最高にかっこいい魔導士ギルドーその名は“妖精の尻尾”!大魔闘演武が終わってからしばらくー空から大きな卵が降ってきた!ナツの顔面に直撃したそれから、黒い謎の生き物が産まれケモケモと名付けられた。そんな中、大魔闘演武にて健闘したギルド6チーム間で、交換留学制度が設けられることとなった。ナツたちFTメンバーは意気揚々と青い天馬、蛇姫の鱗、人魚の踵、四つ首の猟犬、剣咬の虎など歴戦のギルドたちに乗り込んでいくのだが、もちろんなごやかに交換留学が終わるはずもなく…!?そしてどんどんどんどん大きくなるケモケモの正体とは!?真島ヒロ交認のオリジナル小説第2弾!
空白症候群ーースフィアシンドローム。枝誓館学園は、その治療困難な病気を発症してしまった10代の患者を集め治療する、病院であるーー表向きは。だがその実態は、スフィアシンドロームの患者が手に入れてしまう力をコントロールし、そしてある目的のために研鑽する場だった! 無燈霞は、その患者の一人として枝誓館学園へと編入することになった高校一年生。初めて他のスフィアに出会い戸惑う霞に告げられた、スフィアの目的はーー神になること!! だがそのためには、学園の奥にある異界ーークリフォトを攻略しなければならず……
ノエルとの戦いによって、右腕と右眼を失った縁の前に謎の武装 集団が襲いかかってきた。アサルトライフルと機関銃で武装した 男たちは、喫茶店カープールを吹き飛ばし、やがて姿を消した。 警察の事情聴取を終えた縁の前に、二人の少女が姿を現す。 「あなたのご両親に会いに来たの」 彼女たちは紫堂家の分家・天華規那と鈷条茉莉花。"犬神一来"か ら匿って欲しい、と。かつて紫堂家に仇をなし、縁の妹を殺した その男の名を、縁は忘れたことがなかった。世界中のネットワー クにつながる最強の義眼を手にした縁は、一来への復讐に包まれ るが、それは同時に自らの系譜と向き合うことでもあった……
高校生の育野耕介は、文芸部の部室を心のオアシスとしてオタク活動を楽しんでいた。しかしある朝、生徒会長補佐を務める黒髪の美少女(にして清楚系ビッチ)の東雲伊吹から、このままでは文芸部は廃部になると告げられてしまう。そのため耕介は、生徒会の手伝いとして、伊吹と一緒に生徒の相談に応えることになった。そして最初に相談を持ち込んで来たのは、伊吹と人気を二分する金髪巨乳美少女の愛沢愛羽で……!? 現実の美少女はビッチばかりだーー。そう信じる高校生の育野耕介は、文芸部の部室を心のオアシスとしてオタク活動を楽しんでいた。しかしある朝、生徒会長補佐を務める黒髪の美少女(にして清楚系ビッチ)の東雲伊吹から、このままでは文芸部は廃部になると告げられてしまう。そのため耕介は、生徒会の手伝いとして、伊吹と一緒に生徒の相談に応えることになった。そして最初に相談を持ち込んで来たのは、伊吹と人気を二分する金髪巨乳美少女の愛沢愛羽。何人もの男と付き合っているビッチだという噂があった彼女だが、実際には恋愛経験がまったくないため、擬似彼氏になって欲しいという依頼を耕介にしてきて……!? ビッチ×オタクの学園ラブコメ!
「せんせいは、ナツメさんと付き合った方がいいと思います。きっと……そうした方が、幸せですから」そう言い残して、桃音しおんは夜の街に消えたーー。そして僕は、しおんとしばらく距離を置き、ナツメと付き合うことになる。担当編集である桃香さんからシリーズの打ち切りを告げられながらも、なんとか最終巻を書き上げた僕。だが、月日は流れてクリスマスイブ。久しぶりにしおんと再会した僕は、自分の書きたい物語が何もなくなってしまったことに気づいて……!? 桃音しおん、椎名アユム、秋月ナツメ。僕たちが駆け抜けた物語の結末はーー。平凡高校生×天才小学生が織りなす、ラノベ業界の裏に迫る(?)青春ラブコメ、クライマックスの第四弾!
高校生の十七夜青は、ある日の帰り道、クラスメイトの白咲乃亜が謎の異形に襲われている場面に遭遇する。そのとき、「-我を取れ。我をふるえ。主が望むまま、我が名を呼べ!」そんな澄んだ声とともに、光を纏った剣が彼の手に現れた。そしてなんとか異形を撃退した青が家に戻ると、自室にはまるで人形のような美しい少女の姿が。ステラと名乗った彼女は、自らを先ほど青がその手にふるった剣だと語る。彼女によれば、このままでは“零の扉”が開き、世界が永遠の無に帰す“十三月○日”が訪れてしまうらしい。そして、それを止められるのは青たちだけらしく…!?その手に剣を、心には希望をー。新人賞“佳作”受賞の学園バトルアクション!
ついに楡崎は、千代菊との結婚を諦めた…。自分でそう仕向けたのに、つらい気持ちを抑えられない千代菊。思わず宏章のいる東京まで行ってしまう。宏章と話し、楡崎に本当のこと、つまり自分は男の子だということを話す決意をした千代菊は、京都に戻ってー?真相を知った楡崎はどうするのか、千代菊は今後どうなるのか!?ロングヒットシリーズ最終話バージョン“その1”、ここに決着!!
とうとう、龍臥殿で一夜を過ごした花蓮ー。翌朝、漢の純情が本懐を遂げたという情報が、またたくまに後宮中に駆け巡る。一方、花蓮は梅花殿へ帰る途中、キラキラ光る綺麗な石を拾っていたのだが、この石が最後の大騒動を巻き起こして…!?妄想寵妃の中華コメラブ、完全無欠の大団円…!!
ここ、夏丘学園にはあるひとつの噂があった。身体の一部が透明になり、最終的には消えてしまうー。この信じ難い噂の出所を突き止めるよう生徒会に依頼された主人公の氏家要は、学園の有名人である椹目美智子と共に調査を開始する。学園内で最も人の出入りが少ないクラス「あの場所」へ授業補助を行うという名目で潜入することに成功した要は、そこで信じ難い事実と直面することとなるー。個性的なヒロイン達に振り回されながらも「透明化現象」の謎を解き明かしていくミステリー系ラブコメ。
モーツァルトの“手稿”-それは彼の幻の遺作である。その捜索を任命されたアンであるが、そんな彼女の前に聖十字教会の修道女、フローラが忽然と現れる。更に、組織的には対立しながらも古くからの友人である“竜の娘”、イシュタルの突然の来日に驚くアン。“手稿”が引力となりあらゆるものが錯綜してゆく中で明らかになる、彼女たちの真の目的とはー。そして今、神秘のベールに包まれた真実が解き明かされる。さらなる多重奏へ遷る壮大な音楽ファンタジー第3弾。
ラチェカに託されたメッセージを“レイメイ”にいる若葉の父・涼風教次郎に届けるため、メイ、セト、マヤは、再びルルティカ盗賊一味と共に、荒廃した外の世界を駆けていく。出生の秘密を図らずも知ったセトは、自分自身と向き合う試練を与えられた。一方、深い傷を負った若葉は、エクリファスに帰還し治療を受けるが、ツクモ、アサトやラチェカとともに創主・ラズの審判を受けることになる。巫女・メイの不在のまま儀式を迎えることになった“エルゼム”は、奇策を用いた賭けに出る。-そして、ミハルに隠された秘密とは?時空を超えて舞台と役者が出揃い、物語はクライマックスに向けて加速していく。
栄養士のメイが街で出会ったイケメンは、同じ病院のお医者様!?「足くじいてるんだろう。うちに来な」失恋に疲れた心を優しい言葉で癒やされ、マンションへついていくとー良真がケダモノに!ドSな彼の極上テクに蕩かされて…。勤務先の病院でも、挑発されたり悪戯される毎日。いつしかメイも彼のことがー。
夏から続く「女子中高生連続誘拐殺人事件」と「連続放火事件」。更紗が保護した少年・海斗は、犯罪者の心理がわかるという特異な感受性を持っていた。彼は史上最凶の犯罪者・タナトスと因縁があるようでーー。
──ねえサクラコ きみのこころが見たいよ 「とある飛空士」シリーズの犬村小六が描く、愛と青春のボーイ・ミーツ・ガール! 畸形都市、丁都に囚われた美貌の姫君・サクラコの“ありえない美しさ”から創られた「原子の矢」は、七つの都市国家を焼き払う猛威を秘めていた……。 その抑止のために各国の軍が丁都に迫る中、サクラコの護衛にして牢番、「無機物から創造された生命特性を持つ短期システム」、通称“バケモノ”と呼ばれる少年・ナギはいつしか彼女に魅せられていくのだが……!? 星海社FICTIONSより2011年に刊行された名作が、ラストシーンを改稿しての文庫化。
「怖いのは人間をやめようとしている、世界のすべてを敵に回してでも“突破”しようとする者だけ。もしもこれがそうなら、私たちでは歯がたたないーー」 葛城貴士は、蛇口をひねるようにして、他人の血液を弄ぶ。世界一有名なバンドの歌になぞらえて『プリーズ・ブリード・ユー』と名付けたその能力を駆使し、幼なじみの七ノ輪ほのかを“不敗のカリスマ”と呼ばれる売れっ子タレントへと仕立てあげていた彼だったが、そんなほのかの出来すぎた快進撃が世界の裏側に潜む“とある組織”の調査対象となってしまうーー。上遠野ミステリーの傑作<しずるさんシリーズ>入門編となる、熱く苛烈な恋の物語。「しずるさん」はここからはじまった!
パートナーである輝夜と妹の揚羽とのダブルブッキングに頭を悩ませていた御門神威だったが、それ以上に悩ましいのが生徒会副会長になってしまったことだった。生徒会は個性的なメンバーばかりで、神威は戸惑う。その上、生徒会長の遙歌になつかれてしまった。「生徒会で合宿を行いますわ」生徒会で行くことになった神港島への合宿に輝夜、揚羽も参加することに!?一方、虹界種の伝説的な存在、六禍仙が学院を狙っているという噂が出ていた…。薬の力で最強の覇者を目指す、オルタナティブ学園バトル第2弾!
「キリト、教えて……。私は……どうすればいいの?」 最高司祭アドミニストレータを倒した代償、それはユージオの死、そしてキリトの精神喪失だった。 激闘から半年後。アリスは、意志の無い虚ろな表情で車椅子に乗るキリトと≪ルーリッドの村≫に身を寄せていた。 整合騎士としての役目≪人界の守護≫をベルクーリに託したアリスは、心を失ってしまったキリトと静かに暮らすことを選んだのだ。そして、≪アンダーワールド≫には、賢者カーディナルの預言した≪最終負荷実験≫が刻一刻と近づきつつあった……。 ≪ダークテリトリー≫からの邪悪な息吹が≪人界≫に流れ込み始める。ついに、恐るべき闇の軍勢が動き出そうとしていた。
2月4日、バレンタインデー10日前。放課後に二人で出かけたモール内のドーナツ屋の前で、安達が聞いてくる。 「14日に、しまむらはなにか、用事ありますか?」 「ないですけど」 「ないなら、14日に、遊ぼうという……」 鼻の上に加えて、手の甲まで真っ赤に染まっていた。そんな安達の決意や覚悟に感心して、私はこう応える。 「いいよ。今年はバレンタインをやっちゃおうか」 2月14日までの10日間。安達のどきどきな10日間が、しまむらの日常に彩りを与える。そんな二人のお話。
少年・サトルには二つの顔がある。昼は『少々』問題児の男子高校生。しかし、夜は魔王の娘・ロレッタによって召喚され、彼女を助けながら魔物や罠を駆使して冒険者たちから迷宮を守る『迷宮の主(ダンジョンマスター)』。気弱で心優しいロレッタの住処を蹂躙せんとする、愚かな人間たちを駆逐するため、今日もサトルは、知略を巡らす──! とはいえ、面接でよい魔物が集まらなかったり、ドジなロレッタが勝手に罠にかかったり、『覇王』なる謎の超強い冒険者が現れたりと、サトルの『迷宮運営』はなかなかに前途多難であり……? 電子書籍だけの要素として、キャラクターデザイン画ほかを特別収録!