2015年9月15日発売
香魅堂奇譚 二(2)香魅堂奇譚 二(2)
京都最大の祭に向け、賑わい活気づく古都。しかし、水面下では謎の多い殺人事件が連鎖的に起こっていて……。暗躍する犯人の目的はーー祇園祭?「香が満ちたぞ」十代目香魅堂当主・辰巳が、香を以て魑魅魍魎を制す。
かくりよの宿飯 二 あやかしお宿で食事処はじめます。(2)かくりよの宿飯 二 あやかしお宿で食事処はじめます。(2)
大旦那に食事処「夕がお」の開店を認めさせた葵。だが、鬼門中の鬼門といわれるその場所はなかなか一筋縄ではいかず……。お客を呼ぶためにあの手この手を考える葵だったが、何者かの妨害に見舞われーー!?
お後は笑顔がよろしいようでお後は笑顔がよろしいようで
落語家一門、久条亭には二人の弟子がいる。お調子者の朱雲と、クールで堅気な蒼雲は、いつもの如くケンカしながら、ある日高座で万引きを捕まえた。ところが犯人は意外な人物で、ワケありの悩みを明かされて……!?
お客さまは、神さまです。お客さまは、神さまです。
谷中銀座の外れにある駄菓子店「こおり屋」。店を整理するため訪れた彰次だが、神さまも訪れるというこの駄菓子店を何故か手伝うことになってーー。「にんじん」「こざくら餅」……駄菓子でつなぐ人と神さまの物語。
貸出禁止のたまゆら図書館貸出禁止のたまゆら図書館
閑静な山奥にひっそりと佇む≪たまゆら図書館≫。千穂は一冊の書籍を手に取ったことで、本に憑く妖怪・白火と出逢う。「藪の中」「伊豆の踊子」……本に願いを込めた人と、その想いを糧に生きる儚きあやかしの物語。
傭兵物語 〜純粋なる叛逆者(リベリオン)〜(1)傭兵物語 〜純粋なる叛逆者(リベリオン)〜(1)
14歳の少年ユートは、幼い頃故郷の村を焼かれて両親を失った。今も夢に見る記憶…村を焼き払い村人を殺していた者達が、掲げていたのは王国の紋章。無力な少年に王国に立ち向かう術は無かったが、命を救われた師に厳しい訓練を受けたユートは少年傭兵となり両親の死の真相を知るために旅に出る。旅の途中、色々な人々や仲間、そして強敵達と出会い、王国の秘密と勇者教会が掲げる勇者信奉の真実を目の当たりにしていくのだった。
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