2016年6月30日発売
時は平安、京の都。稀代の大陰陽師・安倍晴明の孫である昌浩は、まだまだ半人前の陰陽師。日々、相棒・物の怪のもっくんと修行に励む昌浩だったが、雅楽器の付喪神から神隠しにあった若君を捜して欲しいという依頼が舞い込んできて?その頃、敏次は久しぶりに兄・康史が身罷った朝の夢を見ていた。陰陽師の見る夢には意味があるというが、果たしてその真意は…?長い刻を経て、ファン待望の小説「十二刻」が短編集で登場!!
時は大正。家柄だけは良いお嬢さまの有紗と、名門華族・烏丸家の御曹司である京四郎は「特別な雇用関係」にある。京四郎に対しての想いが変わりつつある最中、有紗は自分の出生にまつわる秘密をついに知ってしまう。さらに、三日月党からその身を狙われ、有紗は京四郎と二人で逃亡するのだが…?「君が嫌だと言わない限りは、ずっと君の傍にいるつもりだ」物語は佳境へ。恋と浪漫の大正乙女小説、緊迫の第4巻!
機械神と名乗る少女たちによって世界は消滅した。しかしー「たいちょー、朝デスよ?」傷無はアタラクシアで目を覚ます。待っていたのは楽しい仲間たちとの平和な学園生活。でもそこに機械神のホクトが現れて!?世界の秘密が明かされ、ホクトの“八卦麒麟”がすべてを焼き払う時、傷無と姫川はついに禁断の任務を開始する。それはネコミミ魔法少女となった姫川と、コアの再インストールをすることだった!!
邪神ウォルバクの手により、王都が危機ーーそんな知らせを耳にしためぐみんは、イヤがるカズマを引き連れて、戦いの最前線へと向かう。そこで判明したのは、ウォルバクも爆裂魔法の使い手であるという事実でーー。
同級生・桐原士郎のせいで、世界の支配を賭けたバトルゲーム「聖魔杯」に巻き込まれた日向葵。人工島を裏で支配する者を引きずり出すため、士郎とヒマワリは時価十億円のブツを餌に「宝さがし」を開催するが、「マフィアの首領」に「正義の味方」と厄介な敵が参戦し、なぜか後輩・アリスがさらわれて!?そして語られる四年前の事件ー「あれは最も純粋な正義の戦いだったんです」。魔法と実弾が飛び交う夜の街をヒマワリが駆ける!
奇跡の島『天空の大監獄』-そこには魔王の血肉と、恐るべき魔術が込められた600枚以上の『魔王の絵画』が封じられている。脱獄に失敗し、監獄内での自由すら奪われて監禁されてしまった看守のリオンと、囚人のキリカ、レオナ、アネット、フィーネの4人。しかし、リオンの師匠・イングラムが率いる革命軍の手助けにより、再びリオンは脱獄を決行するー。このままでは世界が滅亡!?天空の大監獄の謎がついに解き明かされる!!
『おいしい』--その一言が私の居場所になる。故国で神に捧げる食事を作っていた理美は、大帝国崑国へ貢ぎ物として後宮入りすることに。その際、大切な故郷の味を奪われそうになった所を食学博士の朱西に助けられる。彼の優しさに触れた理美は再会を胸に秘め、嫉妬渦巻く後宮内を持ち前の明るさと料理 の腕前で切り抜けていく。しかし突然、皇帝不敬罪で捕らえられてしまって? 「食」を愛する皇女の中華後宮ファンタジー!!
師匠セリスの暴走を防ぐため、大陸最大の霊木、ヴィテ・ユグドラシルの元にやってきたルーイたち。その内部に造られた巨大な迷宮で、ルーイは“地記の神術士”パユメール師匠と再会する。彼女は迷宮を造り出し、猫獣人のターシャと共にセリスの追跡を逃れようとしていた。しかしこの迷宮、パユメールも防げない罠だらけで…脱出不可能!?師匠たちの破壊と窃取を、防げ、弟子ども!
〈獣〉の侵食により死にかけた都市ライエル。 その外れの森で新たに発生した妖精の子供2人は、リンゴ、マシュマロと名づけられた。 「ふぇどーるーっ!」「ふぇどるー」 「まったく、どうして僕なんかに懐いてるんだか」 ぼやくフェオドール四位武官に、ラキシュは悪戯っぽい笑顔を返す。 彼女らと過ごす日々の中、フェオドールは自らの想いを告げることを決めるが、そこに〈十一番目の獣〉(クロワイヤンス)の『小瓶』が落とされる……。 新シリーズ、第2弾。