2018年発売
『強制憑依召喚』。それは異世界から召喚した人間に魔物を強制的に封印し、その人間ごと封印した魔物を倒す術式。通常の手段では勝てないドラゴンを倒すために、人類が編み出した禁断の大規模魔法である。ブラック企業勤務だった小暮幸久は、徹夜続きのある日、『強制憑依召喚』により異世界へと召喚された。そんなユキヒサの体内に封印されたのは古竜・ヴェノ=イヴェバール。『強力なドラゴンである我を名も知らぬ異世界人ひとりの命で討伐できるのだぞ?何があろうと我を殺そうとするであろう。生き残るために我と協力しないか?』「それって断れない状況じゃないか?俺だって死にたくない」こうしてユキヒサとドラゴン・ヴェノの逃亡生活が始まった。稀代のストーリーテラー、アネコユサギが描く異世界逃亡劇、いよいよ開幕!
「うえーん!お兄ちゃーん!」俺はなぜか異世界でも妹の面倒をみることになった。二人でよく遊んだフルダイブゲーム『カオティック・フレイム』に似たこの異世界で。二週間前に失踪した妹、ルリからのメール。指示に従いゲーム内でイベントをこなすと気づけばゲームと同様の異世界へと辿り着いていた!さらにそこには本物のルリがいた!?けれどこの世界では、ルリは過酷な運命を背負わされているようで…。仕方ない、可愛い妹のためにお兄ちゃんが頑張るか。ここならゲーム時代のチームも使えるようだしな。「ここがあたしとお兄ちゃんの愛の巣だよ!ここで思いっきりいちゃいちゃしようね!」可愛い妹のために兄が陰ながら頑張る兄妹ファンタジー!
サン・フルーヴ帝国医薬大学校の教授となったファルマはすっかり大学に馴染み、そして加速度的に日々の忙しさは増えていった。そんな折、ファルマは大神殿による自身への度重なる干渉に決着をつけるべく、女帝エリザベート二世たちと共に神聖国へ向かう。そこでファルマは、この“異世界”に隠された真実のひとかけらを、そして神聖国の大神官が辿る呪われた運命を知ることになるのだった。時を同じくして、ファルマが不在となったサン・フルーヴ帝都にも異変が起き始めていた。それまでほとんど帝都に姿を現すことのなかった悪霊が、突如として大量に発生したのだ。悪霊に立ち向かうエレンは、ある一つの仮説に思い至り戦慄する。この未曽有の大惨事は、ファルマの力の“揺り戻し”ではないか、とー。
入社三年目、その青年は疲れていた。「ああ、刺身にタンポポ乗せる仕事がしたい…というのは冗談だけど、脱サラして職人になりたい。なにか一つに集中していたい」そんな現実逃避気味な五月病の彼は、自作電子部品の通電のミスで感電してしまう。急いで離さねばと手を動かしたその時、視界は見知らぬ天井を映し、動かした手は虚しく宙を漂う。さらには己の体がふた回り小さくなっていることにも気づく。どうやら、運悪く雷に打たれて意識不明だった十二歳の少年の体に憑依してしまったらしい。こうして新たな人生を歩む少年(青年)レナルドは、運命的に融合魔術と出会い、十年かけて融合の極意にまでたどり着くのであった。極めた融合魔術で、目指すは千客万ら…!!…ではなく、ゆとりある職人生活!!だが、そうは問屋が卸さず、運命は大冒険の日々に彼を誘っていくのだった!
人間嫌いで引きニートをしていたぼくは、女神様に「物と会話できる力」をもらって異世界転生した。人と交わる必要もなく、おしゃべりな樽オバちゃんと2人の生活に慣れたある日。ぼくは古物商で「物の声」を聞き、ホコリを被っていた剣ちゃん、盾ちゃんを手に入れる。やがて女の子の姿にもなれるようになった彼女たち。このまま幸せな日々をおくる予定だったけれど…。うん、そう。剣と盾は、武器と防具。冒険に出てこそ幸せなんだ。気づいたぼくは、剣ちゃん盾ちゃんといっぱい予行演習をやって、冒険者試験にも合格した!冒険者になって、たまたま戦士のいないパーティからスカウトも受けた!そして、ぼくは知った。「物と会話できる力」が、冒険では、こんなに役に立つことを…!物と話せるぼっち戦士が、剣ちゃん盾ちゃんに助けられて、はじめての冒険に出る!
「今だけは俺が王だ。盲目的に、俺に従え」かつて異世界で無意味に死んだ少年・瀬名櫂人は狂王と化した。-たった一人の女を救うために。神と悪魔に囚われた『拷問姫』の代理として、人間、獣人、亜人による会合を掌渥した櫂人のもと、三種族合同の防衛戦線が動き始める。だが、従兵達の各地への侵攻は繰り返されるごとに激しさを増し、凄惨な地獄と化した世界は、櫂人に残酷な選択を突きつける。「今一度問おうーセナ・カイトには、エリザベート・レ・ファニュを殺せるのか?」綾里けいし×鵜飼沙樹で贈る今最も熱いダークファンタジー第六弾。話をしよう。これは恋の物語ではない。憧れと愚行と、幸福な愛の物語だ。
ラノベ編集者の賀内亮二には、絶望的なくらい仲が悪い妹・涼風がいる。昔は「お兄ちゃんに初めてをあげるね?」なんて危ない約束をするほど可愛かったというのに、今では「お兄ちゃん」とすら呼んでくれない。けど、編集者の仕事は妹を忘れさせてくれるほど容赦無い。そう、アニメ化もした人気作のイラストレーターが病気で降板してしまった今なら特に!必死で後任を探すがなかなか見つからず、そんなある日、賀内は大人気エロゲのイラストに一目惚れし、その原画家に仕事の依頼をするーが、打ち合わせの場に現れたイラストレーターは、未成年で妹の涼風だった!?世界一仲が悪い兄と妹を巡るライトノベル×ラブコメ、ここに開幕!
電脳神姫・春風とゲーム内で入れ替わり、鬼畜難易度の状況を知略とハッタリを駆使してクリアした少年・夕凪。そんな彼の学園生活に春風が加わり賑やかになった頃、スフィアから「7人の選ばれし特級プレイヤーが膨大なポイントを奪い合う」新たな裏ゲームへの招待状が届く。春風からゲームに参加する“姉”である電脳神姫・鈴夏を救いだして欲しいという願いを受け入れた夕凪。再び足を踏み入れた裏ゲームで彼を待っていたのは、その鈴夏との理不尽な「入れ替わり」、そして肝心の鈴夏にゲームをクリアする気がまったくない敗北確実な状況だった。少年は己の力を駆使し、再びの無理ゲー攻略に挑むがー10代から圧倒的支持を受ける超本格ゲーム、第2弾!
伝説の神剣にして神話聖装ケラウノスの力で異世界に召喚された少年・柊太陽。「…殿、方?」そんな彼を待ちわびていたのは、清らかな乙女しかいない浮遊都市の聖騎士団ーそして太陽はこの世界で女しか使えないはずの神話聖装を扱える唯一の男という前代未聞の存在だった。しかも彼を呼び出した神剣が「魅了スキル」を持っていたことで、聖騎士団中の女性がメロメロに、黄色い歓声を一身に浴びて戸惑う太陽だったが、騎士団のアナスタシアやイリスらとの邂逅を経て、謎の敵スパルトイとも対峙。神剣に召喚された神騎士を継ぐ者としての日々が幕を開けるー至高の異世界ファンタジー
晴れて希美と付き合うことになった僕、芦屋優太。少しずつ二人のこれからの思い出を作っていこうとしていたのだけど、僕の意図していないタイミングでの早送り能力が発動してしまう。気づけばクラスの風紀委員、柊木美月の制服盗難疑惑が僕にかけられていた!どうして僕がそんなことを!?さらには一緒に風紀委員をすることになっていたり柊木に希美との関係を否定されてしまったりと、僕の日常は変わってしまった…僕の知らないうちに一体、何が起きたのか、全てを知るために僕は動き出した。他でもない、希美との未来のためにー「一人じゃ意味がないんだ。希美と同じ場所にいて同じ時間を過ごさないと」第13回MF文庫J新人賞最優秀賞受賞作!
翼人たちも仲間に加えたカイ。戦士君の種類も増え着実に国力を高めていた。ある日、上空からの島周辺のパトロールを終えたリーベルから一隻の船が近くを航行しているとの報告が!いつ神殿関係者が攻めてきてもいいように島の軍備強化が急務になりカエデのゴーレムや戦士君たちの力を借りて海岸周辺を整備したり、アビスやレンと共に島全体の地図作りを進めていく。全ては島民の平和な暮らしのために!そして周辺都市で交易を繰り返しているうちにカエデの故郷、ゴディエの情報が入ってきた。早速ゴディエへと向かいカエデの父親との再会を目指すが…。どこでも生産&交易、自分だけのスキル『てのひら開拓村』を駆使して異世界のんびり建国記、第3弾!
「我が主であるアナスタシア様からのお言葉をエミリア様へお伝えします」 『聖域』での戦いから一年、陣営も一致団結し、充実した日々を送るナツキ・スバル。その平穏な時間は、使者が届けた一枚の書状によって終わりを告げる。水門都市プリステラへの招待状ーーそれが、王選候補者の一人、アナスタシアがエミリアへと宛てた手紙の内容だった。招待を受け、一路、プリステラへと出発したスバルたちは、水の都でアナスタシアを始めとした懐かしい顔ぶれと再会する。奇妙な旧交を温め合い、穏やかな時間を過ごすスバルたち。--その裏で、蠢く悪意の胎動に気付けぬままに。大人気Web小説、再会と再開の第十六幕。--新章開幕! 集え、歴史刻む星々。
高圧的で性格はキツく毒舌ばかりの氷室涼葉。そんな彼女の“デレデレな本音”が丸聞こえになってしまった田島愛斗は、想いを寄せる涼葉の本音と建前に振り回されたものの、晴れて『友達』となり関係は一歩前進。だが愛斗にはクラスメイトのギャル・砂城雅がいつも近くにいてー焦る涼葉は「両想いの友達の方が上よ!」と見当違いに張り合ってしまい、結果的にいつものこじらせたあまのじゃくっぷりを発揮する。そんなところも愛斗は嬉しく、微笑ましい気持ちで日々を過ごしていたのだがー二人の下へ新たな火種が…!?「生徒会書記の相沢波瑠。今日から頑張っちゃいます!」MF文庫Jが贈る、捻れ系青春ラブコメ第2弾!
紅龍と分かれ、ふたたび白虎を居場所と決めた紘。MARIKAの策略による誤解も解け、下っ端くん達とも和解した。日常が戻ってきたかのような日々-。しかし、何故か距離を取るように不機嫌になっていく要、甘えてくる俊、変わらず紘を守ろうとする仁、そして卒業が近づいてきた由樹も…。それぞれが紘に対する想いを胸に抱えていた。そして紘もー?それぞれの気持ちが動き出した先に待っているのは、果たして!!?大長編シリーズ、ついに完結!!
美鷹高生徒会メンバーと共に一緒に暮らしはじめた彰。温かく自分を受け入れてくれるみんなにようやく本来の姿を取り戻しつつあった。そんな彰を見て、ついに恋心を自覚した麗。それがキッカケでメンバーの恋模様が急展開ー!?ドタバタな日々の中はじまった、美鷹と卯玄の合同文化祭。旧メンバーも現れ、すっかり和やかな雰囲気の途中、彰が何者かにさらわれちゃってー!?!?彰のために全員が大奮闘!笑い、涙、ラブもいっぱい。大ヒットシリーズ、ついに大感動のファイナル!
オルタナに戻るべく、ハルヒロたちは山だらけの敵地を突き進んで海を目指す。冒険に次ぐ冒険の末、ようやく辿りついた海辺には一隻の船が乗り上げていた。様子を窺うハルヒロたちの前に、なんと付け髭をつけた少女が現れる!「あたしはモモヒナ!であーる!名を名乗れーっ!」謎の海賊(?)モモヒナとの出逢いに導かれ、大昔から竜が住まうというエメラルド諸島へと向かうハルヒロたち。到着した一行を待ち受けていたのは、その竜に襲われて大混乱に陥っている海賊の楽園だったー!?灰の中から生まれた冒険譚が、舞台を海に移し新たな物語を紡ぐ。
地上への帰還を目指すカナミに立ちはだかる『風の理を盗むもの』ティティー。呼応するかのように千年前へ変貌するヴィアイシアの街。愛憎に満ちあふれるノスフィーはカナミを『未来』へ逃がしはしない…。全ての罪過を償うと誓ったカナミは、『詠唱』の『代償』を糧に未来の先端を紐解いていく。-それは、千年と百十一年に及ぶ前日譚。見栄っ張りの魔人混じりが起こした、他愛もない『ごっこ遊び』。「なんで…?」「なんで、こんなところまで…!?」虚ろに満ちる『第五十の試練』の果てで、いま童の原風景が想起する。
無念の死を遂げた勇者の転生者・レイ。試験を合格して冒険者となった彼は、ハーフエルフのメイド・リリナ、人造魔族の少女・セーラと共にプロとして活動を開始する。そんなレイ達に舞い込んだ初依頼、それはー。「聖剣の在処を突き止めた。故に、それを入手したい」かつて勇者アキラの死と共に喪われた「聖剣」。停戦状態の人族と魔族の緊張が高まる中、圧倒的な戦力をもたらすソレは人族、そして魔族にとっても見逃せないもので…!?これは真の最強を目指す少年が、かつての最強を乗り越える物語ー。
龍王フェルフィヴィスロッテを味方に付けた骸骨騎士のアーク。いよいよ「ヒルク教国」との戦争に臨むアークは、精霊獣のポンタ、ダークエルフの美女戦士アリアン、獣耳忍者少女チヨメ、そしてエルフ族の戦士達とともにカナダ大森林より「ノーザン王国」へと向かう。人族の部隊と合流したアークはーアリアンを取り合い火花散らす!?王子と王女の対立で板挟み!!龍王に乗り大空へ出発!とマイペースを崩さずに開戦を迎える。部隊を輸送する転移座標を設けるために、ひと足先に戦場に赴いたアーク。そこで待ち受けていたのはヒルク教国の教皇にしてアークと同じ異世界転移者であるタナトスだった。ここに、プレイヤー同士の決戦が始まるー。最強の骸刻騎士による“無自覚”世直し異世界ファンタジー第八弾、全身全霊を賭して参上!
“働かない生活”のためのダンジョン経営を続けるうち、村長だけでなく教祖なんてものにまでなってしまった俺、増田桂馬。さすがに目立ってしまったのか、ツィーアの領主からご指名(依頼)が。会うだけ会ってサクッと断ろう、なんて思っていたら、報酬は『神の枕』の情報だと!?仕方ないので依頼をこなしたんだけど、「うん。我が娘、マイオドールとの婚約を認めよう」ちょっと何言ってるかわかんないですね…。俺史上最大(?)の危機に立ち向かう、“働かない”ための俺流ダンジョンストーリー第7巻!アイツもコイツも俺を狙ってる!?