2018年発売
"花仙"に選ばれし者が王となり、百花繚乱の世にーー瑞湖国の片田舎で暮らす少女・明遠。ある日突然王宮からお迎えが。当代の花仙、美貌の青年"睡蓮"に指名され、新王として、陰謀渦巻く後宮に切り込む事に!?
神器“天命の華”を無事に太子・天藍に授けた華琳。平穏は束の間、華琳の故郷・蓮礼州で反乱の知らせが!華琳は新・蓮礼王として戦を止める決意をする。失敗すれば故郷は火の海、だが成功してもいずれ天藍と離れ、王と臣下としてしか会えなくなる…。「妃はひとりだけだ」変わらず自分を見つめる天藍の熱い瞳に、華琳が下した決断は?国と貴方、選べるのはひとつだけ。天命に翻弄される中華大河ロマン、感動の終幕!
街で働きながら、幸せ目指して婚活中のコレット。実はかつて国を救った『伝説の戦姫』だった!そんな彼女の前に、第二王子ヴィクトルが現れる。「俺と結婚してくれないか?」「結婚は好きな人とって決めているの!」笑顔と脅迫混じりの求婚を断固拒否!しかしヴィクトルのせいで、気づけば隣国の皇女の護衛をすることに!?その裏には何やら怪しげな思惑があるようで…!?WEB発・策略と求婚から始まる痛快ラブコメ!
「私は、イリスは、あなたが大好きです」サクラとその父親を救ったゼロは、自らの無実とギルバルドの嘘を証言してもらう為、心の内を読み取る“心眼”の使い手である元聖女・イリスのもとへ向かう。しかし、既にイリスは吸血鬼を狙う謎の『銀髪の女』に誘拐された後だった。急いでイリスを追った先で相対した『銀髪の女』は過去にゼロが圧倒した対戦国の元英雄でー!?「お前は俺が怖いんだろ?逃げてもいいんだぞ」過去から現在までー全ての因縁から囚われの聖女を救え!!Web発の大人気成り上がり冒険譚、第二幕!!
『大正摩訶不思議曲馬団』との戦いで、鈴や錬を救ったのは海斗の言葉だった。自分の力不足を千本神社で嘆く未來は、不覚にも影憑に襲われ軍病院に運ばれる。そこで、大郷一臣という軍医から、神憑の秘密を聞かされることに。謎めいた鳴子の過去も明かされ、いよいよ物語は中盤の山場に。随所に加筆修正と新規イラストが追加されたボカロ曲の金字塔『千本桜』の小説版第3弾!
公式に魔法が認められて、魔道師が存在する世界。戦争に傾く世界情勢の中、新たな軍事技術である魔法を持つ魔道師は法で裁かれることなく、強大な力を持っていた。そんな中、「辺境魔法学校」と呼ばれる魔法学校が存在する。年齢・学歴・犯罪歴不問。入学金及び授業料無料で、通常は修得に十年かかる魔法を、たった三か月で教えてくれるという。魔道師に憧れる神宮寺誠は置き手紙だけ残して家を飛び出し、死亡率八割といわれる入学試験を受けに向かう。だが、夢見た世界とは違い、そこでは厳しい現実が神宮寺を襲う。魔道師になれるか、死ぬかー。生き残りをかけた学校生活が今、幕を開ける。
アウラはかねてから検討していた「宰相」と「元帥」の役職を置き、宰相にレガラド子爵フィデルを、そして元帥にプジョルを任命した。アウラの国務の負担が減ることは喜ばしくもあったが、それは同時に、望まない方向に国が進みかねない危険性も孕んでいた。さらに、双王国の対応から北大陸への懸念を抱いたアウラは、フレア姫に同行する形で、ウップサーラ王国を訪問して欲しいと善治郎に告げる。しかし、木造帆船で数ヶ月にも及ぶ危険な航海に出ることは、善治郎にとって受け入れがたい話。そこでアウラは、少しでも安全な航海にするために、なんと『瞬間移動』の魔道具を作ってもらおうと提案するのだった。
ヴィレムは宿敵アスターを打ち破り、長きにわたる因縁に幕を下ろした。しかし、聖域を巡る争いはまだ終わってはいない。北からは異民族が、南からはオーレムが率いるオーデン王国の兵たちが迫ってきており、魔術師団は挟み撃ちに合っていた。連戦により消耗した魔術師団は、オーレムの大規模魔術に苦戦を強いられてしまう。それでも夢と仲間のために倒れるわけにはいかないヴィレムは、機転を利かせて異民族とオーレムの兵をぶつけることに成功し、西へ一時撤退して態勢を整え直す。そしてヴィレムたちは改めて思いを一つにして、最後の決戦に向け、立ち上がるのだった。
ミーナが戻ってきたことで、ハクトールのパーティは元通りになった。溶岩が流れる灼熱のフロアや、強力なボスがいる部屋に苦戦しつつも、ハクトールの鑑定による機転と、シャルたちの強力な攻撃によりなんとかダンジョン攻略を進めていた。レベルも上がり、ハクトールが新しい依頼を探して掲示板を眺めていると、ちょうどギルドが緊急依頼を出すところに居合わせる。リングランドの町にスライムが大量発生して、連絡が取れなくなっているので、原因の調査と、スライム討伐をしてほしいとのことだった。報酬が高額ということもあり、依頼に参加することにしたハクトールたちは、さっそくリングランドの町へ出発するのだがー。
リーデルシュタイン帝国は隣国との戦争に勝利し、戦勝の式典のために慌ただしい時を過ごしていた。そんな中、第六皇女のヴィクトリアは父である皇帝より、先の戦争で武勲を挙げた第七師団長のアレクシスー通称「黒騎士」に降嫁させると告げられる。ドラゴンすら屠ると言われる剣の腕に加え、その鍛え抜かれた大きな体躯と厳つい風貌は、令嬢なら顔を見ただけで泣いて逃げ出すと恐れられている黒騎士。対するヴィクトリアは16歳という実年齢なのに、10歳程度の子供にしか見えないほどに、幼くあどけない少女だった。政略結婚にしても可哀想だと周囲は結婚に反対するのだが、当のヴィクトリアはなぜかアレクシスとの結婚に前向きなようでー。
辺り一面真っ白な空間で目を覚ました青年は、黒髪の美しい少女に自らの死を告げられた。「特別に異世界に行かないか」という提案を受けることにし、異世界生活のために世話を焼いてくれた少女との感動の別れーも束の間、創造神の思いつきにより、少女もろとも強制的に転移させられてしまう。気がついたときには青年は洞窟の中にいた。そこは異世界に転移する前の試練の場である「選定の迷宮」だった。青年は、同じように飛ばされたはずの少女と合流しようと決める。が、少女は何故か本になっていた。『理の教本』たる少女と契約し、晴れて相棒になった二人は、青年はギンと、少女は恭香と名を改め、迷宮攻略を開始する。いずれ最強へと至る青年の物語が、今始まろうとしていたー。
彼女は夏よりもまぶしく、輝いていたー。幼稚園の頃に海外に引っ越した、幼なじみの少女・榊原叶恋。俺が一人暮らしをすることになった高一の夏、叶恋は十一年ぶりに俺の前に現れた。しかも、彼女はずっと俺のことが好きだったそうで、お嫁さんにしてくださいと言ってくる。突然のことに驚きつつ、俺は叶恋と同棲することになった。そして、日本に戻ってきたら、コスプレがしたかったと語る彼女。俺はそんな叶恋に振り回されながらも、彼女の明るさに彩られた、楽しい一夏の日々を過ごしていく。だが、彼女の帰国の背景には、とある重大な秘密があって…!?幼なじみの少女との、切なくて甘い、きらめく夏の物語ー開幕!
人間誰しも、苦手なものがあるだろう。光の巫女付きの護衛騎士ヒルベルトにも、いくつかあった。一に妄想王女ティファンヌ。二に、その護衛兼侍女のメラニー。辛辣で、最強…メラニーは、苦手は苦手でも何故だか気になる存在で!?近付きそうで、果てしなく遠いー二人に恋は生まれるのか?大ヒット!個性派揃いのラブコメディ。人気キャラも続々登場で、全力疾走のまま遂に完結!!
先王の遺児として、寂れた古城で、穏やかな幽閉生活を送っていたエレアノール。だがある時、第二王子ダリウスの妃候補として、急遽、王宮に召されることになる。昨今、王家との縁戚関係を望む宮廷貴族たちの争いが激化しており、その動きを牽制するため、彼女に白羽の矢がたったのだ。十年ぶりに帰還することになったエレアノールに宮廷中の注目が集まる中、事件がー。華麗な陰謀劇の幕が開く!
流した涙がすべて真珠になるという「真珠姫」。海の呪いによって真珠姫となった少女は、処女を失うとその呪いもとけるといわれている。公爵夫人となった漁師の娘セシリアは、すっかり人生を諦めていた。彼女を痛めつけ、真珠の涙を得て喜ぶ夫との生活に、いつまで耐えなければならないのか。そんなセシリアの前に現れたのはー?真珠姫たちに訪れる運命の恋を描く、大人のためのお伽話。
かつて辿った仲間との旅を夢に見たアキ。懐かしい記憶に感傷を覚えながら目を覚ますと、その枕元には“灰色の魔女”を名乗る少女が姿を現していた。ソニカたちを攫って消えた魔女を追ったアキはその終着点で世界の真実を知ることになる。人類とは、魔族とは、そして、過去にアキを送った灰色の魔女の真の狙いとはー。失敗した未来を覆す、元英雄によるバトルファンタジー第3巻!
フォルの強くなりたいという願いのため、一時的に成長ができる魔術を使用したザガン達。だが、儀式の暴走で、フォルは大きく、ザガンが小さくなってしまった!オリアスの助言から、魔術とは違う力を求めたザガン達は、極東にて執り行われる“大陸種族長老会議”に出席することに決める。そこで待ち受けていたのは悠久の時を生きる夜の一族の一人・アルシエラ。会ったことのないはずの彼女はどうやらザガンとネフィを知っているらしくー。大人気ラブコメファンタジー絶好調の第6巻!
千紘から告白まがいの事をされ、悶々とした日々を過ごす風也。しかし、普段と変わらぬ千紘の姿に、悩みは増すばかり。そんな中、夏休み最後のイベントとして、風也は千紘たちと特別クエスト“幻の島”探しに挑戦!!そこで、異世界神の遣い・ライカと出会い、地球を満喫したいという彼女の願いを叶えることに。プールや、バーベキューと夏らしいイベントでライカをもてなす二人は、否応なく、その距離を縮めていきー世界を行き来するラブコメファンタジー、関係発展の第3弾!!
自分の意志を貫き通そうとした結果、改めて周りの人たちの優しさや、小春を傷つけていた事実に気がついた悟郎。立ちはだかる現実に苦悩する悟郎に対し、小春はある提案をする。『あたしが今までできなかったこと、全部かなえて!』この言葉をきっかけに、悟郎は小春のワガママをかなえようと、女子高に潜入したり、春休みを利用して旅行へ出かけたり、小春のご両親に挨拶をしに行ったりするがー…。一途すぎる二人が紡いだ“どうしようもない青春ラブコメ”、ここに完結。