2019年2月19日発売
その一歩が黒歴史となり、しかし希望となる 夏休みがやってきた。部長のみとせ先輩は夏が終われば部活を引退し、受験勉強に専念することになる。 いまのメンバーで創作ができるのは、この夏だけ。そこで、思い出作りのために湊介たち創造部は合宿を企画する。 合宿に出向いた先で出会ったのは、一人の孤独な車いすの少女。比香里はその少女のためにゲームを創りたいと言いだし、合宿の作品のテーマが決まるが……。 そのゲーム制作が創造部解散のきっかけになってしまう!? 胸に秘めた想い。秘密。青春の焦燥感から気持ちはすれ違い、ぎくしゃくしてしまう部員たち。 そして、比香里に残された時間も少ないことがわかって……。 青春とは黒歴史と見つけたり。痛くも恥ずかしい、むき出しの青春群像劇、シリーズ完結。
「ジャナ研」シリーズ、ついに完結! ユリに連れられ、とある教会を訪れた啓介。そこで『Silent Night』と題された小説と、1枚の写真を見つける。その謎を探るうち、60年程前のソ連強制収容所で起きた「クリスマスイブの奇跡」に行き着く。 「謎を解き明かすだけでなく、必要であれば真実の先に踏み込むこと」 啓介はこれまで避けてきたことに向き合う決意をし、真冬と話そうとする。(「ロシアン・ウィスキー・ホーリーナイト」) 良太郎が「退学する」と言い出した。 突然のことに驚きながらも、良太郎のために親友としてできる限りのことをしようとする啓介と大地。徐々に明らかになっていく「綺麗じゃない真実」を前にして、啓介はどう行動するのかーー。(「消えた恋人」) 卒業式を間近に控えた「追い出し祭」の日。啓介と真冬は、「ジャナ研」の部室で残り少ない時を過ごしていた。 校内見学にやって来た少女を介抱することになった二人は、「最後の事件」を一緒に解き明かす。(「ジャナ研の憂鬱な事件簿」) 卒業する真冬、苦悩する啓介。 解き明かした「真実」の先に、待つものとはーー。 本格ミステリーに相応しい、重厚な謎と心揺さぶる真相。 「憂鬱な事件簿」に光明が差す、シリーズ最終巻!!
笑いがとまらない日常編!! 俺こと小林一郎は、ただの友人キャラである。 親友・火乃森龍牙の世界の命運を懸けた戦いにがっつり関わってしまったり、 龍牙ヒロインズとなぜか次々フラグを立ててしまったり、 気がつけば敵の美少女使徒が3人ほど居候してきたり、 ラスボスであるはずの魔神に2体ばかり取り憑かれたりしているが、 やはりただの友人キャラである。 『そんな友人キャラがいてたまるかァ!』というご指摘はいったん呑み込んでいただきたい。 俺もツッコみたくて必死に我慢してるから。ことは俺の存在意義にかかわってくるから。 これは、そんな俺の、悩ましくも騒がしい日々の記録である。 読売中高生新聞で連載されていた『友人キャラは大変ですか?オフコース』を改稿し、伊達康先生&紅緒先生のかき下ろしが加わった永久保存版! 友人キャラの日常は大変ですか? イエス、オフコース(もちろん)!