2021年3月31日発売
文庫未収録作への加筆修正に、新規書き下ろしも追加。シリーズ最後を飾る超豪華傑作集!!澪、柚希、万理亜、胡桃、長谷川、ゼスト、七緒、そしてセリスー彼女たちと主従契約を超えた絆を結ぶ結婚式、その当日。刃更が思い返すのは、運命的な出会いから歩んできたこれまでの日々…そして新たな覚悟と決意を、その胸に刻む!ザ・スニーカープレミアム掲載短編、アニメ1期2期&OVA特典小説、各巻店舗特典ショートショートを収録!
「新たな勇者が現れました。彼はゾルタンに向かっています」唯一にして大陸最大の宗教である聖方教会が擁立した新たなる『勇者』ヴァン。無垢さと危うさをはらむその少年は、かの大英雄であるテオドラさえも戦慄させる程の力を示していた。一方、座礁している魔王の船を回収するために『勇者』が接近している事を知ったレッド達は警戒を厳にする。「ねぇ…たまにはゾルタンを離れてゆっくりしない?ヴァンが目的を果たすまで遠くでのんびりしようよ」新たなる勇者との衝突を避けるため、レッド、リット、ルーティはゾルタンから離れた村で一時バカンスを楽しむことにしたのだが!?
人生初のデート直前に車に轢かれ、異世界へと転生した少年。容姿端麗、地位は王族、美少女揃いの家臣たちにチヤホヤされ、完璧セカンドライフが始まろうとしていた…そう、ただ一点を除いては!?なんと、彼ーいや彼女は「女」に転生していた!美姫アウローラとして転生した元少年。男性より魔力の強い、女性が権力を持つこの世界で、男性に戻ることはすべてを失うことと同義。しかし、彼女は「俺は絶対に諦めない、いつか男に戻ってみせる!」と秘書官であるメモリアに宣言する!自由奔放なお姫様、「男」を求めて愉快な家臣たちと欲望の赴くままに大暴れ!前代未聞の異世界・痛快コメディ、爆誕!!
大学入学を目前に、小熊は思いがけず愛車のカブ50を全損してしまう。代替車として用意されたのは「スーパーカブ90」。東京での小熊の大学生活は、新しいバイクと共に始まった。入学式、オリエンテーション。それから木造一軒家の自宅のセルフリノベーション。試行錯誤しながら大学生活に慣れ始めた小熊は、不思議な雰囲気の2人の女性に出会う。黒いドレスが目を引く美女・竹千代と、なぜかカブを見て辛そうにする少女・春目。「セッケン」という謎のサークル活動をしている彼女たちに誘われ、夜の街に出かけることになって…。新しいカブが小熊にもたらす出会いとキャンパスライフ。
特待生の学費免除を維持するため勉強とアルバイトだけをして高校生活を過ごしてきた結城祐介はある日、猛烈に彼女が欲しくなってしまった。そんな思いつきから寂しさがこみ上げた帰宅途中、ふと空を見上げると廃ビルの屋上から身投げしようとしている少女を見つける。「なんでこんな事してんだよ!」「私は…生きてる意味…無いですから…」「待て。美少女が死ぬのはもったいない」「…?」「死ぬくらいならさ、俺の彼女になってくれ」「えぇっ?」こうして奇妙な出会いからはじまった謎の少女・初白小鳥との新たな日常と恋物語。失意の底に落ちた女子高生との、温かな同居生活が始まる。
別れる原因となった誤解が解け、友達だった頃に戻りつつある天海七渡と元カノ・須々木育美。バイト先で一緒になることも、満更でもなくなってきてー元許嫁・翼とその恋敵・麗奈は、そんな二人の急接近を阻止するために一時休戦!七渡が育美になびかないよう、彼にとって最高の夏休みを演出する作戦に!ビーチで遊んだり、温泉ではしゃいだり。楽しそうな七渡の笑顔に手応えを感じる一方…「私が勝ったら、あなたの夏休みの一日を頂けないかしら?」裏で育美は七渡を誘い出していて!?ちょっぴり大人でSっ気のある育美に、ドキドキが止まらない!!夏到来でヒロインレースもアツくなる!
数多のダンジョンが出現し、人類がレベルとステータス、そしてスキルという超常的な力を手に入れた世界。無能と蔑まれていた冒険者の天音凛だが、彼の持つユニークスキル“ダンジョン内転移”が覚醒し、ルールに縛られない特別な存在となる!「俺は世界最速でー最強の座に辿り着いてみせる」ダンジョンを自由に行き来し、驚異の連続レベルアップ。さらに凛だけが知るダンジョンの仕組みを利用して、最強条件が確立する!やがて“迷宮崩壊”という緊急事態から大切な存在を守るべく、加速度的に増した無双の剣技が発揮されるー!連続限界突破で全ての最強を凌駕する、世界最速の成長譚!!
「放課後、話があるから待ってて」最近はロクに話すらしていなかった幼馴染・雛形栞から突然呼び出されることになった俺、殿村隆之介。まさか告白ー「好きな人ができた」「…おう…ああ、うん、あ、そ」どうやら、彼女いない歴=年齢の俺に恋愛相談をしたいらしい。人選を間違えているような。ちなみにどんなヤツなんだ?1.身近にいて優しくてイケメン、2.同じ学校にいるから話そうと思えば話せる、3.連絡先は知らないー見当もつかないな。“4.昔からずーっと好き”ん?これってもしかして…!?高2。夏。不器用な幼馴染同士。甘くて焦れったい恋物語。
漫研所属の吉村里穂子・高校2年生。怒涛の修学旅行が終わっても天然イケメン・岩迫君の猛アタックで止まらない!帰り道ほっぺにキスされて…ちょっと待って!?さらにチャラ男・神谷の家でなぜかお泊まり発生…しかも2人きり!?「ちょっと警戒心なさすぎじゃない?」(神谷)、「今度は、口にするから」(岩迫君)。三次元には興味がない(はず)のにリア充男子に迫られまくりで大ピンチ!胸キュン大爆発の第5弾!
教師からの信頼厚いクラス委員・大楠直哉は、同級生と交流しない問題児・江南梨沙を進路面談に出席させること、という難題を押しつけられる。義務感から声をかけるものの、江南の頑なな態度に大楠はかつての自分を重ねてしまい、つい強い言葉で説教してしまう。だが、なぜかそれ以降、江南は大楠を待ち伏せて一緒に帰ろうと付きまとってくるように。「興味があるから、かな。あんたのことが知りたい」とんでもなく人嫌いで美少女は江南が心を開いたと驚く周囲をよそに、大楠と江南のぎこちない交流が始まるー。問題児と優等生、正反対なふたりの素直になれない恋物語。第5回カクヨムWeb小説コンテスト特別賞(ラブコメ部門)受賞。
聖女の儀式で力が発揮されず、婚約破棄された公爵令嬢のマーガレット。義妹が聖女と王子は宣言するが、実はマーガレットは妖精と話せる力を隠し持っていた!計画通り、これで嫌な王子と義妹から解放されるとばかりに妖精たちと楽しくお喋りしていたら、伯爵家の堅物・ルイスに見られてしまい!?“マーガレット様が聖女ではないですか?”WEB発・妖精に愛された公爵令嬢が奇跡を起こすー痛快シンデレラストーリー!
魔導書“黒のグリモワール”を持つ、地味な公爵令嬢クロエは妹の策略で王太子に婚約破棄され、全てを横取りされてしまう!追い出されたクロエは森へ引き籠るがー実は黒の書こそ最強の魔導書!「もう地味に装う必要はないわね」クロエはその力で幻獣たちと楽しく過ごすことに。ところが魔法騎士エルネストが現れ、状況は一変!かつてクロエに殺されかけたと言う彼は「悪しき魔女なら私が殺す」と突然言い放って…!?第5回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛部門“特別賞”受賞。
マリウス達はバーラ、エレンと一緒にホルディアの王城へと戻ってきた。アウラニースも加わってこれまでのこと、そして将来のことについて歓談する一同。そんな中、ゾフィがエルムに尋ねた。「今度は何を企んでいる?」「皆幸せ計画です」。その内容を明かさぬエルムだったが、国家の危機を救う計画と知るのはもう少し後のことだった。また、皆で魔法の練習をしたり、アウラニースを相手に魔法戦を繰り広げる中、マリウスはその強さを一同に改めて示す。そんな平和な日々の中、ホルディア王国に大問題が持ち上がる。解決の為、アネットの能力でドラゴンを呼ぶことになるのだが、果たして…!?普通の高校生が剣と魔法の異世界で、最強の魔法使いとして送った第2の人生。8年間の物語、終幕。
薬草採取にロアルたちと向かう平太。探索困難とされる山だったが平太はこれまでの経験から十分な成果を上げることができた。これで約束が果たせると喜びながらエラメルトに帰ったが、エラメーラから思いもよらぬ一言を聞かされる。「ミナが暗殺者に誘拐された」。平太は、ミナを助けるため王都へロナたちと向かう。小神リヒャルトの力を借りて、王に謁見し協力して暗殺者たちからミナを救出する作戦を立てる。作戦実行当日、平太は諜報員たちと合流し、暗殺者たちの隠れ家となっている老舗の店に侵入するのだがー。「再現」の使い手となった青年の異世界での冒険もついに完結。平太の運命は?そして未来は?
姉妹のイタズラから強制的に幼女アバターにされてしまった少年、絆。無人島で謎生物のペックルや呼び寄せた仲間たちと共に、様々なトラブルに見舞われながらも島の開拓やダンジョン探索に励んでいた。そんなある日、ダンジョンで釣りをしていた絆が戻ると、ペックルが巨大化して船代わりになるというイベントが。巨大ペックルに乗って新大陸に向かおうと、期待に胸を膨らませるのだが……「島から出られない!」。新天地を目指すため、まずはダンジョンで物資の調達をしようと、一同は再びダンジョンを潜り、地下100階に到着……「この先にボスがいるのですよ」。
「やだ、絶対にやだ、もうアイツとは関わりたくない」とヒカルが感じていた相手、それはこの世界に絶大な影響力を及ぼす教会組織のトップ、新教皇ルヴァインだった。教会における千年を超える因縁を解決したヒカルを見込んだルヴァインは、再度「難題」を依頼した。現在、国境を越えて攻め込んできているクインブランド皇国へと教皇自らが赴き、皇帝と停戦交渉をするつもりなのでその「護衛」を頼むというのだ。戦争が終わるのならば自らの命と引き換えになっても構わない、と覚悟しているルヴァインをヒカルは無視することできなかった。たとえルヴァインがヒカルの同情心を利用しているとわかっていたとしてもー。
龍王様に宣戦布告された田中は、それに対抗すべく、王の一人である精霊王様を味方に引き込もうと大精霊を通じ面会に臨む。そこに待っていたのはまさしく「ざーこ」とでも言いそうな(言ってない)全裸のメスガキの姿であったー。