2022年9月16日発売
“手を繋いで歩いていく。それだけで、胸がいっぱいになる。この『道』がどこまでも続けばいいのにー”。リュート&月愛のギャップカップルを中心とした“あるある青春群像劇”第5巻。今回は高校生活最大のお楽しみ、修学旅行のシーズンをお届けします!思い通りにならない人間関係、切ない思い。そしてたくさんの笑顔を通り過ぎながら、自分の歩む『道』を見つけ始める愛すべき「#キミゼロ」キャラたち。みんなちょっとずつ大人になっていくのです。もちろん、我らがリュートもー。“お父さん、お母さん。俺をこの世に産んでくれてありがとう。加島龍斗、十七歳。俺、大人になります”って、ええっ?どういうこと?
回復魔法が使えない薬師の少女・メディ。濡れ衣をかけられ治療院を追い出されてしまった彼女は、辺境の地で自分の薬屋を開くことに。けれど、やることは変わらない。みんなの病気の原因は見ればわかるし、後は患者一人一人の体質にあわせたポーションを作ればいいわけでーと、お薬を出しているうちに、あっという間に村の人気者となったメディ。やがて周囲には、様々な事情を抱えた仲間たちが集まってくる。更にその活躍は、メディが去ってから病気が治らなくなったと嘆く患者たちで溢れる、かつての職場まで轟いていき…!?中毒注意なお薬スローライフ系ファンタジー、ここに誕生!
『判決。呼称番号FF03-100、伊良子燐音を死刑とする』世界を滅ぼす災厄として、少女は“断頭台”へと移送されたーはずだった。奇跡か運命か、彼女を乗せた航空機は何者かに撃墜され、少年・太宰龍之介の眼前に“竜”が降り立った。「人類の危機を救うために、私とケッコンしてください」「!?」“竜”の少女・燐音の暴走を鎮め、人類滅亡を避く唯一の方法は、龍之介が彼女と“結合魂魄術式”を結び、愛しあうこと!?かくして、世界を救うためのふたりの同居生活が始まっー「もはやわれわれは番です。私のこと、好きにしていいんですよ」…このドラゴン娘、毎晩ふとんに入ってくるので困ります。
私はアルヴィンの妹であり、玉座を奪われた者。衝撃の事実を告げたエンデアは、憎悪に突き動かされるまま黒の妖精剣を解放する。自分からすべてを奪った王国をその手で滅ぼすため。それは伝説時代の“魔王の降臨”を意味するものであった。アルヴィンは国民の絶望を振り払うべく“魔王”との決戦を宣言する。取り戻したエンデアの記憶。王としての覚悟。様々な想いが彼女の胸中で交錯する中、シドはある決断を下す。「悪いな、アルヴィン…俺は、騎士の掟を…初めて破る」シドと“魔王”が激突する時、伝説に終止符が打たれる。新たなる王と古き騎士の物語、ここに決着ー!
『この度良縁に恵まれ、結婚することになりました』身に覚えのない自身の結婚の知らせを受け、不夜城本家に直談判へ向かったはずの瑠璃から届いた衝撃的な報告。「彩禍さんに一言もないなんてあり得ません」「そこですか」瑠璃の真意を確かめたい玖珂無色だが、不夜城家当主が学園長を務める“虚の方舟”は魔術師養成機関唯一の、男子禁制の女子校でー。特別講師の久遠崎彩禍として潜入することに!?「どうか俺と瑠璃を結婚させてください!」「わたしと瑠璃は相思相愛さ。そうだろう?」婚約を破棄させるため兄は妹に、魔女は騎士にプロポーズ!
アイドル級の美人幼馴染・日比谷沙由から恋人にして欲しいと迫られた。しかも手に握っていたのは昔彼女にあげた「なんでも言うコト聞く券」。どんなお願いも叶えると約束したけど、そもそも俺はお前のことが好きで…実は両想いだった俺たちは付き合うことに!そして恋人になったから発生するカップルイベントの数々。「はい、あーん」、「手、握ってくれないんですか?」彼女から券をチラつかされ…もといおねだりされたら行動で示す。相合い傘やショッピングデートをしたり、果てにはキス、それ以上だってー!?ヘタレ脱却のシチュエーションラブコメ!
サラサがヨック村にお店を構えてから、早一年。アイリスと結婚しロッツェ士爵となったサラサに、殿下直々の勅命が下る。おまけに、久々に再会した学生時代の後輩ミスティからは弟子にして欲しいと頼まれて……!?
まともなVTuberが遂にいなくなってしまった大手運営会社ライブオン。切り忘れから大人気となった三期生・心音淡雪は、シオンママと性(聖)様のカップル成立に末永く爆発しろと思いつつ、迫る『三期生1周年記念』に向けて準備を進めていた。しかし、オールスターコラボやデートなど楽しく活動する中で 「い゛、い゛ら゛っ゛じゃ゛い゛、あ゛わ゛ゆ゛ぎ゛ぢゃ゛ん゛……」元気で良い子な光ちゃんが頑張りすぎて喉を壊してしまい!? それでも休もうとしない光ちゃんだったが、淡雪から「リスナーの想い」を伝えられることで徐々に心境も変わっていきーー。衝撃のVTuberコメディ、アニバーサリーな第5弾!
妹が入学したのは女子のみが通う騎士養成学園。王国最高と名高い学園でも優秀な妹は縦横無尽の活躍を見せていてー「兄さんがわたしなんかよりずっと強いこと伝えてきました!」いや、ぼくはただの庶民だけど…?(※嘘です。兄さんはヤバい強さです。無自覚なだけです)そのせいで学園の女子がぼくの前に来たので一応模擬戦したり(※学園最強の女騎士が一瞬で実力差を分からせられました)運動後のケアをしたり(※兄さんのマッサージは女騎士大喜びで貴族でも評判に!)普通にしてるだけで、ぼくは王女の目に留まりーえ、何故?自称庶民による無自覚女騎士ハーレム×成り上がり!第7回カクヨムWeb小説コンテスト“異世界ファンタジー”部門特別賞受賞。