2024年2月19日発売
「全ての色彩を重ね合わせると、白になる。ぼくが目指すのは、全ての種族が共に暮らす『白き国』だ」。異なる種族同士が争いをつづける葡萄海。頭部に猫耳を持つ「ミーニャ」族が支配するガトランド王国の第二王子トトはある日、人質として送られた人間の少女アルテミシアと出会い、親交を深める。しかし人間とミーニャの間には根深い差別意識があり、ふたりの淡い恋にも残酷な運命が降りかかることに…。犬村小六が圧倒的筆力で描く超大型ファンタジー群像劇、ここに開幕!!
ますます予測不能の群像喜劇、第六弾! サラが芸能界にスカウトされ、惣助はサラと一緒に東京の事務所へ見学に行くことになった。 親子での初めての旅行や夏休みの様々なイベントを通して、さらに絆を深めていく二人。 そんな惣助を想う女たちも、それぞれの思惑で動き出すのだった。 一方、ヤクザと半グレ組織とカルト教団を一手に束ね、岐阜の裏社会の帝王となってしまったリヴィアは、当然ながら警察からマークされる羽目になる。 平穏な日常を取り戻すため、リヴィアは組織の健全化を図るのだが……。 ついにあの人物の正体も明かされる、予測不能の群像喜劇第6弾!
“人外の仕業”と噂される事件の謎を解くことで、怪異を封じる力を持つ混河葉介。葉介の助手を務めるのは、義妹の夕緋。25年前に失踪し、「神隠しに遭った」とされていた虹野瑠依珠。彼女が当時の姿のまま、記憶を失った状態で発見されたとの報を受け、葉介たちは調査に赴く。現場となった洋館には、失踪事件を知る戸黒家の人々が集っていた。神隠しの真相を探ろうとする葉介を阻むように、洋館は霧で隔絶され、さらに惨劇のループが始まるー。ワケあり兄妹探偵が「ありえない」謎に立ち向かう、シリーズ第2弾!
それは、現世と幽世のはざまにある場所ーー 衝撃の第17回小学館ライトノベル大賞《大賞》受賞作、 さらにスケールアップした第二弾。 「神去団地へようこそーーそして、ご愁傷様」 ここは神去団地。 怪異ひしめく古都・京都の裏側に隠された、現世と幽世のはざまの土地。 地上には量産された建物が歪に立ち並び、目も眩むような青空の中心では、赤く奇妙な太陽が人を惑わせる。 この土地に閉じ込められた無耶師たちは、赤い太陽が秘めた力を巡り争っているのだという……。 そんな異形の地で目覚めた撫子は、記憶を失っていた。 化物にすら畏怖される『獄門家』の血族としての記憶も、アマナと出会ってからの記憶すら失っていた撫子。かろうじて記憶を取り戻すも、何か大切なことを、忘れているような気がしてーー。 空に焦がれた天狗の一族、奇妙に身軽なタタリコンサルタント、向こう見ずなガスマスク達、蹂躙する狂信者たち、もはや終わってしまった一族の生存者……人々の欲望が絡み合うなかで、撫子とアマナはこの異形の地に巣食う因縁を断ち、脱出できるか。 そして撫子は、忘れてはならなかった約束を思い出せるのかーー。 化物とヒトとのあわいに揺らぐ、うつくしくもおそろしい少女鬼譚、霍乱の第二巻。
高校生としての初めての夏休み。凪夏と付き合い始めた幹隆は、カラダを使って幹隆の心を繋ぎ止めようとする彼女と乱れた日々を送っていた。一方の眞耶は、幹隆と一度だけキスを交わした時のことを、繰り返し日記に書き綴っていた。そんなある日の真辺家での夕食後のこと。流南の失言をきっかけに、以前のお泊り会で寝ている幹隆にキスをした犯人が伊緒であったことが、いとこ全員に知れ渡ってしまう。おまけに眞耶とあやねえも幹隆と一度はキスをしていることまでも暴露されてしまい、そこから事態は思わぬ修羅場に発展する。
今宵、死者と共に伝説が蘇る。 魔王都市内で派出騎士の変死事件が発生。 その陰で蠢くのは、偽造聖剣の製造元でもある≪致命者≫と呼ばれる謎の組織であった。 ≪致命者≫の痕跡を追うキードとアルサリサだったが、アルサリサの捜査を危険視した人類司法機関・不滅工房は魔王都市に調整官フォレーク・イズニェルを派遣。彼によって捜査線は歪められ、無実の魔族達が容疑者にされてしまう。 正義の名の下に、正しい裁きを遂行しようとするアルサリサ。 仁義の名の下に、法に背いてでもはぐれ魔族を救おうとすうキード。 両者の思惑はすれ違い、ふたりは別々に捜査をすることに。 過去に消えた亡霊と、底知れぬ陰謀が襲いくるなか、アルサリサとキードは騎士殺しの犯人に辿り着くことが出来るのか。そして、≪致命者≫の正体とはーー世界破滅級クライムサスペンス第二幕。
星美と心寧、二人の契約の先にあるものーー 夏休みが明け、転校生がやってきた。未羽美憂は、星美の幼馴染みでありトラウマの元凶だ。幼少の頃に彼の“可愛い”を否定した彼女は、笑顔で「また仲良くなりたい」と言う。複雑な心境の星美は距離を置こうとするが、ある日女装して出かけた先で彼女と遭遇する。正体を隠したまま彼女をプロデュースすることになった星美だったが、ついに女装がバレてしまう……。傷つき、苦しむ星美。そんな彼の姿を見た心寧は、とある決意を固め、そして彼らの契約関係は終わりを告げるーー。プロデュース系ラブコメ、シリーズ完結巻!
ガガガSPの『ノベルライト』をきっかけに出会う早乙女青春と田中京子。「あなたもガガガ好きなの?」夕日に染まる空。きらきらと光る川面。ガガガ文庫を愛してきた青春にとって、ラノベのように完璧な、運命の出会い…のはずだった。だけど、まさかのガガガ違い!京子が好きなのはガガガSPだった。青春は京子に弱みを握られてしまい軽音部の設立計画に協力することに。正反対である二人のガガガ少女。でも、時に小説に思いを馳せ、時に不満を叫びながら、やがて一人では辿り着けなかったどデカい青春が動き出す!
平凡アラサー女子が目覚めたら名門侯爵家の令嬢マグノリアに転生していた!?しかし、美しすぎる容姿が災いして両親に疎まれ、あくまで政略結婚のコマとして扱われていることが発覚!「こうなったらお金を貯めて、身体を鍛えて、出奔すりゅ!」マグノリアは刺繍など得意な現代知識を活かして新商品を生産し、自立するための資金集めに奔走する!その才能は直ちに商会長の興味を惹き、マグノリアの商売は一気に拡大の予感!?元アラサー女子による異世界生活改善活動(略して異世改活)、楽しく開幕!
『約束、守れなくてごめんにゃさい』シロウに心を残しながらも、許嫁のサジリの下に行くことを決めたキルファ。キルファを取り戻す作戦を練るためオービルの街に戻ってきたシロウだが、そこでこの国の獣人が商人たちに酷い搾取をされていることを知る。獣人たちを助けるため、シロウは「優勝したら全獣人を解放する」という条件で闘技大会に出場し、獣人たちを連れてサジリのいるヅダの里に凱旋する計画を立てるがー。シロウが闘技大会に連れてきたのは、あまりにも最強すぎるメンバーだった!!
「小説家になろう」2,000万PV越え! 超本格異世界ファンタジー第二巻! 見知らぬ世界に迷い込んだハルは、詐欺で捕まったのちに国王に製紙を命じられる。彼はまず動力を用意するため水車小屋へと向かうが、街に唯一ある水車小屋は売春窟になっていた。 水車を使用させて欲しいと交渉するハルだが、そこで彼は運命的な出会いを果たすーー。 「先生、私は何をすればいいの……?」 WEBで超人気の本格ファンタジー第2弾開幕!