2024年3月12日発売
名門公爵家の子女であるアリアとノーディスは、それぞれ自分にとって都合のいい結婚相手を探していた。打算だらけの二人だったが、お互いに相手を籠絡しようと頑張っているうちに、いつの間にか相手にすっかり惚れ込んでしまう。婚約も決まり、順調に進んでいると思っていた矢先に、アリアの双子の姉である問題児のライラが何やら怪しい動きをしていて……自サバ姉VSあざと妹の仁義なき戦いが始まるーー。
フリードリヒの婚約者になった文官令嬢のマーリカは、王命により王族補佐官として再び彼の元で働くことに。 「あのっ、無能っ! 後で、絶対シメるっ!」 彼に振り回される日々は健在で、マーリカは王立学園の視察についての対応に手を焼いていた。 そうして訪れた視察にて、彼女はフリードリヒに対してある想いを抱き、調子を崩してしまう。そんな中、とある陰謀が学園で動き出していることをマーリカは知ってしまい……!?
乙女ゲームのストーリー開始“前”の世界に転生し、侍女として働くユリア。 公務を終えて、いつもの日常が戻ってくる中、前々から相談していたアルダールとの旅行の予定も決まり、バウム伯爵領にある彼が育った別邸を紹介したいと言われる。 しかし、旅行へ向かう直前にアルダールの父であるバウム伯爵からの呼び出しを受け、 ミュリエッタとアルダールが面会していたということを聞かされ……!? (いやいや落ち着きなさい、ユリア。こういう時こそ冷静にならねば……!!) 有能侍女のおしごとファンタジー第十一弾、ここに開幕!
病蔓延フラグを叩き折るため奮闘するローゼマリー。 しかし恐れていたフラグがついに発生し、一刻を争う状況に。 一方その頃、流行り病について隣国で調査を進めるローゼの弟・ヨハン。 病が蔓延する村で目の当たりにした現実に絶望しかけたとき、 奇跡が舞い降りて…? 今は見えずとも、オレの希望の光は決して消えない 頑張り屋王女の全力奮闘記、激動の第9巻!