2024年7月発売
妹キャラは突然に。 昔から何かと女性関係のトラブルに巻き込まれる俺、九重雪兎。 そんな俺を頼って、異母妹・祇京ちゃんがはるばる京都から訪ねてきた。 「毒親」から逃げてきたという祇京ちゃんを九重家に匿った俺は、彼女を助けようと考えるがーー 「アンタ自身が理不尽と戦わなくちゃ、先へは進めない」 悠璃さんや同じ妹枠の灯織ちゃんの言葉を受け、彼女も変化を見せるのだった。 一方、灯凪や汐里はいつの間にか自身の進む道を見据え始めていた。 俺としては喜ばしい一方で、置いていかれたような寂しさもあり……? 傷つきすぎた彼と傷つけた彼女達が紡ぐ勘違いラブコメディ、第5巻!
廃棄、蹂躙、別離、邂逅。そしてーー「戻ってきたぜ、ヴィシス」--到達。 「ハズレ枠」と称されたスキルを駆使し、ついにヴィシスが座すアライオンへとたどり着いた三森灯河。 その直後アライオンの王都が概念魔法「神創迷宮」により変貌するも、己が復讐を果たすため灯河は、迷宮へ足を踏み入れるのだったーー。 そして灯河たちと同じく迷宮内へ突入した十河綾香と高雄聖、高雄樹は遭遇する。 堕神ヲールムガンド、虚人ヨミビト。現れたる“ヴィシスの仔ら”。 今、神創の迷宮にて、神創の大敵とS級勇者との死闘がーー開始される。 「…… 大分、かかっちまったが。」 宣言通り「戻ってきたぜ、ヴィシス」 かつて空気モブだったE級勇者が、絶対最強へと至る逆襲譚12幕。
美少女たちは俺の××に夢中!? いずれ最強へ至る異世界ハーレム英雄譚! 異世界召喚され「俺が勇者に!」と心躍らせるヒグレに告げられたのは、「いいえ、あなたは私たちのエ・サ・で・す」という、まさかのエサ発言!? 無限の魔力を持ち、相手の強い想いを固有魔法に昇華する伝説の存在ーー無休の箱(エリシオン)。 ヒグレはその伝説であり、虐げられているワケあり美少女たちを救う鍵を握っているらしい。 勝利のためにーーとキスを迫ってくる美少女たちの思惑とは!? 「ヒグレさんも私を食べていいですよ」「小さなおっぱいはきらい?」 「ね、幸せにしてあげるよ。私の弟になっちゃおうよ」 濃厚なキスと美少女たちの願いを糧に少年は英雄への道を歩きだす!
「あ、あいつ、もしかしてとんでもない実力を隠しているんじゃ……」 「--フッ(計画どおり……!)」 「……ッ!(こいつ、なにかヤバイ!)」「フフッ(これは……勝ち目がないぜ!)」 「SSS級」。かつて400年前に存在した大英雄が達した最強の極致。 そして長き時を経て、その最強と同じ高みへ達した者がいた。 その者こそ、クロフォード魔術学園に通う平凡な学生・一之瀬シオンだったーー。 ーーというのは嘘である。 彼は「本当の実力を隠している実力者」のように振る舞うことで快感を覚える異常者だった……! 学園の内外で「SSS級」のように振る舞い続けるシオンだったが、その奇行はいつしか周囲を巻き込み……? SSS級(本当はC級)魔術師学生の勘違い英雄譚。ここに開幕!
邪神に殺され続けた果てに、ハズレスキルが覚醒する──! 有力貴族の九男であるラディは、眼が良くなるだけというハズレスキル持ちで、周囲から無能扱いされていた。 ひょんなことから仲良くなった猫を助けるためダンジョンに潜ると、ボスと遭遇し絶対絶命のピンチに。 その時、精神と肉体を分離する魔道具を使用すると、ラディはボスの邪神とともに封印されてしまう。 精神世界の中では死ぬことがなく、邪神に殺され続けた結果、無能扱いされていたハズレスキルが覚醒。 見た相手の魔法やスキルをコピー出来ると気づいたラディは邪神の力を手に入れ、封印を破る。 しかし帰還した世界は数百年が経過しており、自分が無能だと思っているラディは最強と成った自覚が全くなく……!
聖女の迫る黒い影ーー最強の死神が闇を振り払う! 知識の国と呼ばれるブリューゲル王国にある禁忌図書館。 一つの事件を解決すれば、すぐにまた次の事件が舞い込んでくるーー。 ある日、聖女であるシスレが禁書の解読を依頼してくる。 禁書に目がないクムラは喜んで引き受けるが、書物はシスレの実家にあるとのことで訪問する事に。 無事にシスレの実家へ到着した一同。 クムラはすぐに解読に入るが、ヴィルに告げられたのは魔物の討伐依頼だった。 突如出現するようになった魔物と毎晩のように対峙するヴィル。 ある日、これまでと違う雰囲気の魔物と、知った顔がヴィルの前に立っていて……? そして魔物と禁書との関係が明らかになるーー。
勇者(とも)と交わる戦場ーー「計略」を巡らし魔将に立ち向かう。 転生したゲーム世界で生き残るため、前世の知識を総動員するヴェルナーだが、過去の功績から、王より子爵の称号とアンハイム地方の代官の勅命を受ける。 着任早々、アンハイムの荒れた町政を整えるため奔走するヴェルナー。 さらに周辺に蔓延る山賊たちの討伐と、落ち着く暇がないようで……? そんな中、魔将ゲザリウス率いる魔軍がアンハイムへと侵攻。 知略を尽くし防衛戦に挑むヴェルナーだったが、魔将の圧倒的な力で絶体絶命の危機に……! しかしそんなヴェルナーの眼前に、世界を救う力を持つ、親友が現れるーー!! 伝説の裏側で奮闘するモブキャラによる本格戦記ファンタジー、第五幕。
「よくもまあ昔の俺は、こんな恥ずかしいことノリノリでやってたよ!」 中学三年生のとき、異世界に召喚され世界を救った勇者、日崎司央。悪魔王を倒し現代に強制送還された彼は、その三年後、今再び異世界に召喚される。秘密結社「ヘルヘイム」の暴走を止めるためにーー。 しかし、実はその組織、かつて厨二病を患っていた彼が「屍王」と名乗り組織した、思い出すも恥ずかしい黒歴史だった!? 一体誰が"ヘルヘイム"の名を騙り、悪名を振りまいているのか。その謎を解き明かし組織の汚名を返上すべく、屍王はかつてヘルヘイムを最強たらしめた幹部「八戒」を再集結させ、再び異世界で行動を開始するーー黒歴史に悶えながら……。 まずは鉄鋼都市ガギウル。不作に喘ぐ街と窮地に立つ鈍色の伯爵令嬢を救出せよ。 「--ヘルヘイム、作戦開始だ」 プロローグ 第一章 帰還 第二章 忠義の再会 第三章 ガギウルの鍛冶神 第四章 鈍色の覇槌 エピローグ 閑話 狭間の少女
国王から、クレーゼン領で領民に知識を広める許可を得た公爵令嬢アリステリア。彼女が家で開いた『メティア塾』は、連日多くの塾生が訪れる場所となっていた。 ある日、領地の新事業について相談に来た領主代理のルステンが、「いつかクレーゼンの名産を作るのが夢だった」と語る。それを聞いたアリステリアは、夢を語れる場所をこのクレーゼン領で作れていたことを喜ぶ。そして、塾生たちの夢を手助けしていくことを決める。 ロナの、いい物がきちんと売れる店を作りたいという夢。シーラの、体を丈夫にして家族と一日中お出かけがしたいという夢。そして、塾を訪れた少年ディーダの、将来の夢。 知識を最大限に活かして彼女たちの手助けをするアリステリアを、再び王太子の悪意が襲う。そしてその背後にはーー。 プロローグ:サラディーナはほくそ笑む 第一章:クレーゼン領で生まれゆく夢 第二章:ロナのお店と『物語』 閑話:エストエッジの夢想 第三章:シーラの成果 第四章:リズリーと人魚・リーレンの食堂計画 第五章:平民ディーダの大志 閑話:サラディーナの手招き 第六章:クレーゼン領主・アリステリアの反抗 エピローグ:こうして領地はまた一つ
あらゆる強者が覇を唱え、天地鳴動の争乱が巻き起こった龍界。群雄割拠の世を平定し、君臨する竜王・アマネは…… 「もう働きたくない〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」 平和のため馬車馬のごとく働かされる悲しき生活をおくっていた! そんな彼女の前に現れたのは勇者召喚の魔法陣! 仕事をサボるために逃げこんだ異世界で、都合よく追放された竜王さまは自由気ままなスローライフを目指す! ボロ屋で出会った半魔の少女と猫を眷属にしたら超強い魔物にクラスアップ!? なんとなく育てた畑が竜王パワーで超豊作! 金貨欲しさに作ったポーションもバカ売れでうっはうは!! そんな竜王さまの生活地に押し寄せる魔族! そして同時召喚された勇者ちゃんも助けることになってーー!? はたして竜王さまは異世界でまったり休暇を手に入れることができるのか!? 竜王さまのドタバタ異世界ライフが今はじまる!!
新たな出会いの季節、四月。景行想は中高一貫の私立征心館学園に唯一の編入枠として入学することに。 見渡す限り富裕層の学校で、ただ一人異邦人として過ごす日々。 そこで出会い、心通わせた少女はなんと──五人全員下の名前が同じ《ナツキ》だった!? しかも、ナツキというのは幼少期、とある理由で想にとってトラウマとなる名前で──。 これは、青春の一切を諦めて打算で学校を選んだ少年が、ただひとりの少女を下の名前で呼んでみるまでの、なんでもない青春の物語である。
剣の名家の長男に生まれるも非戦闘職とハズレスキルを授かったクリスは、実家から追放され、最強の双子の弟からも命を狙われてしまう。 必死に逃亡する最中にクリスは、ハズレスキルだと思っていた《毒無効》が、「毒」を食べると能力がレベルアップするという規格外の力だということを知る。彼は、生きるために毒を食らって弟への復讐を目指すのだった。 そんなクリスは、旅先で出会った心強い仲間たちと共に着々と力を蓄える日々を送っていた。ある日、クリスと仲の良い冒険者パーティーが壊滅してしまう。 なんとそのパーティーを襲った敵は、クリスを狙う刺客で、彼は刺客への復讐を果たすべく、伝説的な毒植物から力を得ようとする。弟の右腕である刺客との激闘の結果はいかにーー。
愛したゲーム世界のモブ貴族に転生し、最強を目指すヘルメス。ゲームの大イベント【狩猟祭】が待ちきれないヘルメスに声をかけたのはーー 「その魔法テク、ボクにも教えてよ!」 メインヒロインの一人【魔法の申し子】と呼ばれるレアだった!? 本編(ルビ:ゲーム)シナリオを壊したくないヘルメスだったが、レアの猛烈なお願いで魔法の特訓を行うことに。そんな中、ヘルメスはゲームになかった【妖精魔法】の情報を入手する。 【聖剣】スキル以外の新たな力にゲーマーとしての血が騒ぎ、更なる高みを目指すため、ヘルメスは動き出す! だが、学園に魔族が潜入したことが発覚し、狩猟祭の最中に事態は急変する! ヘルメスは魔族の野望を打ち砕くため、その身に秘めた聖剣を振るう! 転生ゲーマーの最強キャラ育成譚、第二弾!
心の余裕を取り戻して沙季との最後の高校生活の思い出を積み上げることと大学受験と向き合うことを両立させると決めた悠太。 将来においても自分のやりたいことを優先させるか、それ以外の軸で道を選ぶかを天秤にかけて、ついに自分なりの結論を導くことに……。 いっぽう沙季は“ある人物”の影響で恋人としての“もう一歩進んだスキンシップ”に興味を持ち始める。 自己分析、やりたいこととやるべきこと、音楽ライブデート、はじめての○○、文化祭。 選択と邂逅の秋に“兄妹”が新たな愛情表現を知る触れ合いの恋愛生活小説、第11弾。
危険で有能な仲間たちをスカウトし、永彩学園内で完全犯罪を成し遂げる秘密結社【迷宮の抜け穴(アナザールート)】の黒幕となった俺・積木来都。 最初の歴史改変で名乗りを上げた俺たちが次に挑むのは、一学期末定期試験ーー仲間の潜里羽依花が友人を引き金に「最強暗殺者」に闇堕ちしてしまう歴史的特異点(デスポイント)だ。 真の目的を隠したまま、潜里の闇堕ち阻止のために俺がとった行動は、一条さんとペアを組んで試験に挑むこと!? (なぜか一条さんも)ドキドキしながら最強の協力者を得た俺たちは、敵の黒幕の罠をかい潜り、未来を変えることができるのか? これが、黒幕同士の戦いの本当の始まりだーー!
全てに『金』が介在する高校ーー長者原学園。そこは国家経済特別指定学園として積極的に個人資産を増やすことが推奨され、在学中に積み上げた資産は卒業時にほぼ自分のものになるという、破格の『稼げる学園』だった。 その入学セレクションを受けにアメリカからやってきた獅隈志道は、とある理由から金が嫌いな少年。「金じゃ手に入らないモノが欲しい」という彼は、金で釣ろうとする院瀬見琉花子の誘いを断って、生真面目な少女・芹沢在歌とセレクション通過に向けて共同戦線を張ることに。だが彼らの前に、琉花子が立ち塞がり……? 果たして誰が《ビリオネア》に届き得るのか?
「……うん、灰島君は『知りすぎた男』だもんね」 部活のかわいい先輩・雪葉さんと一つ同じ布団の中でーー。 入学式のあの日、彼女の囁き声に気づいてしまったのが、僕こと灰島爽斗のちょっと変わった高校生活の始まりだった。 女の子と一緒に温泉に行ける部活!と聞いて入ったのは、まさかの「枕投げ部」! え……いや?トランシーバー?枕に当たったら死んだも同然……?そんな枕投げは知らないです!!!! 僕が夢見ていた青春とはだいぶ違っているれど、全力でバカをする先輩たちは楽しそうで、色んな表情を見せてくれる雪葉さんともっと仲良くなりたくて……。 友情も恋愛も、僕の青春ラブコメは枕とともに!
長かった2年生も最終盤、最後の特別試験『学年末特別試験』が遂に実施される。各クラス先鋒、中堅、大将、3人の代表者を事前に選出し、対戦クラスの代表者と勝ち抜き戦を行う。ただし試験内容は当日まで不明というもの。 「俺の本気って奴を坂柳と、そしておまえに見せてやるよ。俺には似合わないが正々堂々とねじ伏せてやる」 「学年末特別試験が片付いたら、ゆっくりお茶でもいたしましょう。彼を倒した後は綾小路くんとの勝負が、3年生で待っていますから」 龍園と坂柳、生き残るのは1人だけーー。大人気学園黙示録、2年生編クライマックス! 「お互いに特別試験で退学せずに済んだら、その時は時間を作ってくれ」
7か月かけた数々の発明により困窮する領地を救ったベルシュマン男爵家の兄弟コンビ。ようやく安定した長閑な生活を満喫する一家のもとに、王都の父から手紙が届いた。内容は建国記念祭を見に王都へ来ないかという誘いだった。ウォルフとルートルフは家族を連れて王都へ行くことを決める。 しかし数日後、王都への道中、ルートルフは妹のミリッツァと一緒に謎の男たちに攫われてしまう。護衛の助けが間に合わない絶体絶命の状況に、ルートルフは勇気を振り絞り……!? さらに、自分が別世界の『記憶』を持っていることをこのまま隠し続けるのは難しいと考えたルートルフは、兄以外にも秘密を打ち明けることを決意してーー。 新展開の数々に目が離せない、頭脳派1歳児の本格異世界ファンタジー第3弾。
『発見者』の神痕を持つ冒険者ギルド職員のサズは、理不尽な理由から辺境のピーメイ村に左遷される。しかし、新しい出会いや多くの経験を経て、相棒イーファと充実した日々を過ごしていた。 ピーメイ村の温泉の効能で、神痕の力を取り戻した彼は、世界樹のダンジョンに潜む謎を解明するため、再び王都に赴く。そんなサズは王都の仕事で、凄腕冒険者である幼馴染や左遷の原因となった上司と再会。彼らは新たに出会った「王都の魔女」の力も借りて、ダンジョン攻略と世界樹の謎を解明すべく地道に活動を続けていく。果たしてサズとイーファは問題を解決することができるのか!? 一方で、世界樹の謎は相棒イーファの辛い過去も関係していて……。左遷された元冒険者の日常譚、第二弾開幕!!