2026年2月25日発売
渋川流一は初彼女の美晴の家で彼女の双子の姉・沙雪と出会う。純朴な美晴と違い、大人びた魅力を持つ沙雪は流一の本心や好みを絶妙に当ててくる──何故なら沙雪は「タイムリープしてきた元カノ」なのだから。
5年前、妹は一度、死にーー別の誰かとして蘇った。 高校生・鴉双時雨は、女子高生インフルエンサーとして活躍する妹・凛音と二人暮らしをしている。 人気者の凛音には、周囲に隠した悪癖がある。 巷で囁かれる奇怪な噂の中から本物を探して回る、危険な《怪奇廻り》を繰り返しているのだ。 普段は見て見ぬフリをしている時雨。 だが妹からの危機を知らせるメッセージが届いたとなれば話が変わる。 特別な力を持たない兄は、命のリスクも顧みず怪奇たちの領域へと足を踏み入れる。 ーー目的は1つ、妹を連れて平穏な日常に帰ること。 これは互いを思い慈しむ”死亡経験アリ”(いもうと)と”霊力0の切れ者”(あに)の、きっと正しくはない、歪んだ青春怪奇譚。
夏休みが始まり、雪乃とできるだけ長く一緒にいようと目論む蒼衣。だが、泡禍解決に赴いた雪乃と颯姫が戻ってこない。雪乃たちは、死なない〈異端〉を相手に真喜多家に閉じ込められているらしい。 すべての起源に迫る奇書『マリシャス・テイル』初収録の完全版・第6巻。 序章 一章 森の城の姫の噂 二章 茨の内の眠の城 三章 屍の名の娘の嘆 四章 古の塔の媼の間 五章 泉の底の蛙の骸 間章(一) いばらのしたに 間章(二) いばらのしたで 六章 城の内の者の眠 七章 塔の室の呪の徴 八章 亡の国の王の務 九章 茨の壁の死の定 十章 眠の君の花の刻 終章 おしろのねむり 『マリシャス・テイル』
高校二年生の夏、職員室で偶然耳にした彼の詩。世界を嫌って生きていた私にとってそれは、あまりにも美しい奇跡だったーー。映画化で話題沸騰の感動ラブストーリー『君が最後に遺した歌』、知られざるもう一つの物語。 一章 詩人とロックンローラー 二章 二つ、あるいは三つの存在の重さたち 三章 君の名前を呼ぶ時は 四章 鳥と春 五章 ほんとうにうつくしいもの 終章 君が最後に託した歌