作者 : 中山昌亮
1人の空間でいるはずのない人の気配を感じるような、誰かが自分を見つめているような、得も言われぬ感覚がふと襲ってくる時がある。そこで扉をあけてしまったら、もう二度と知らなかった時には戻ることができない…。この物語は8割がフィクションです。
一目では見逃してしまいそうな風景、子供たちの楽しそうな会話の中、意識しなければ気づかないような日常の中で突然感じる違和感。それに一度でも気づいてしまうと二度と知らなかった頃に戻ることはできない。これは不安の種が芽吹いてしまった人たちの物語…。
蠢く蟲たちに全身を蝕まれるようなざらりとした感触。暗闇の中でいないはずの誰かの気配を感じるような恐怖。歩いている時に、寝ている時に、ふとした時に経験したことがあるものの正体に気づいてしまったら、不安の種が芽吹いてしまうかもしれない。この物語は8割がフィクションです。
ローカル新聞社、報道の在り方を問う!! とにかく新しい情報を流せばよいのか!? 地元に生き、地元に寄り添う記者だからこそ書ける記事がある! ジャパンエクスプレス北海道脱線事故が発生した!! ここ最近、立て続けに起きているJE北の事故。 その原因を探るべく、取材に動き出した戸塚は、 一人のJE北のOBに辿り着く。 そのOBが教えてくれたのは、 JE北が今、抱えている、 日本全体を揺るがす巨大な問題だったーー!! 『北の脱線事故』含む5編、収録!! 【編集担当からのおすすめ情報】 『震える牛』『血の轍』などで知られる小説家・相場英雄氏。 元新聞記者だからこそ書くことができた、 ポリシーを持ち、ソウルが沸き立つ ローカル新聞社の記者達!! 堂々完結の第2集!!!!
『後遺症ラジオ』の1巻を一読し、「なんだ『不安の種』の二番煎じを作者自身がやってるだけじゃないか」と見くびっていた皆様のために、その認識を嫌でも改めざるを得ない続刊が、無慈悲にも刊行。何気ない日常に潜む“歪み”、“異変”、“恐怖”…。それらを描いた連作ゆえ、同工異曲と感じるのは無理もない…が、その危険度は段違い! 続けて読むうち…貴方の脳は嫌なイメージに“汚染”され…もう元には戻れない…! 読後ノ後遺症ニヨリ、脳内デ“異形ノ恐怖”ガ無制限ニ膨張スル恐レガアリマス。治療法ハ……アリマセン。 ……ぉがッ………わ…ラッ…………ヒキひき…引……グ…シッ…マ…………ぃる………ラ…ス?………たぁ……ぃたぁ…………ゅめ………誰…………なはたれ…………グガァ…アァ…ァッ!……げ……?………がばばばばば…ば……………ジョキッ………ぃたたたッ………か…み?……っ違ッ……………め…見…眼………ひび………こ……………………コチラハAERN-BBC、「後遺症ラジオ」デス。チューニングノ必要ハ……アリマセン。 019 42.17NHz 020 40.06NHz 021 61.18NHz 022 52.71NHz 023 28.26NHz 024 08.19NHz 025 99. 92NHz 026 09.77NHz 027 44.44NHz 028 90.01NHz 029 81.12NHz 030 34.58NHz 031 09.78NHz