作者 : 亜樹直
『神の雫騎士団』から新たに出された課題。それは4品からなるフランス料理のコースにマリアージュする4つのワインを見つけ出すこと! シンプルだが奥深いその4つの“難題”を解いた者が、『神の雫』が描写された7枚の記述のうち4枚を手中にできるーー! #47 新たな戦いの兆し #48 前代未聞の“実験”ワイン #49 四枚の争奪戦 #50 前菜 #51 本当の「ラタトゥイユ」 #52 素材の「気持ち」 #53 戦いへの船出 #54 第2の課題 #55 不機嫌なシャンパーニュ
カリスマワイン評論家・遠峰一青と、ワインに対する天才的な嗅覚を持つ神咲雫。 『神の雫』を巡る2人の戦いは最終章へ。「神の雫騎士団」から課された資格審査をパスし、神崎豊多香の残した『神の雫』の記述の争奪がいよいよ始まる。その戦いに備え、雫はこれからの課題となる、ワインと料理のマリアージュに対する嗅覚を研ぎ澄ませていく。その最初の課題となる料理は、実はワインと合わせにくいと言われるカレー! #20 「基本の基」 #21 「ママミーヤ」の挑戦 #22 カレーとのマリアージュ #23 難敵「ロマネ屋」 #24 三種のマリアージュ #25 香りのマリアージュ #26 勝利の秘密兵器 #27 決勝戦のテーマ #28 少しの工夫
天才ワイン評論家・遠峰一青と『神の雫』を巡る戦いを繰り広げ、引き分けに持ち込んだ神咲雫。1年後、神咲邸で雫は遠峰と再会を果たす。そこで待ち受けていた将校(オフィシエ)を名乗る7人の『神の雫騎士団』が二人に試練を課す。基本中の基本にして、最も難しい「ワインとチーズのマリアージュ」。ワイン武者修行で鍛えた雫の実力が今、明らかになる!
2004年11月の連載開始当初より、独特のワイン表現を華麗なイメージ絵で表現して人気を博し、ついに累計350万部を突破。多彩なワイン情報、そしてその的確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。ワインの本場・フランスでもベストセラーとなり、台湾、アメリカ、インドネシア、中国と舞台を広げついに全世界でのセールスは800万部を超えた。また、ワイン関係の受賞歴も多数。 『第十の使徒』編、決着!ピノ・ノワール種だけで造られながら、畑や生産者や年度によって異なる味わいを見せるブルゴーニュの赤ワインたち。「迷宮」ともあだ名される彼の地の謎を潜り抜け、「希望」の『使徒』を持ち帰ったのは遠峰一青か、神咲雫か!?『第十一の使徒』編のプロローグともいえる「スペイン家のみセット2980(にっきゅっぱ)」編も収録! #330 闇間に漂う青き泉は、そっと温もりの光を映し #331 眠りの海の静けさは、透明な宙(そら)の懐に擁かれて #332 響け、希望の歌よ、陰と陽の分け隔てなく #333 山よりも高き畝(うね)は、選ばれし者だけに恵みを与え #334 永遠(とわ)に乖離しゆく、異色の星々のように #335 久しき太陽が照らす君は、二つの影を伸ばして #336 陽の郷(くに)の恵みは、安らぎを心の家に灯して #337 陽だまりの縁側は、懐かしき人の営みと共に #338 東にも西にも昇らぬ地平のただ中で #339 噂は千里を駆け、一里先の家を虚空へと誘う
2004年11月の連載開始当初より、独特のワイン表現を華麗なイメージ絵で表現して人気を博し、ついに累計350万部を突破。多彩なワイン情報、そしてその的確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。台湾、香港でもベストセラーに輝く。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。また、ワイン関係の受賞歴も多数。 雫が豊多香の息子と知りながら、正面きって侮辱した男・アラン・クレール。ルネが出場するファッション・コンペティションは、雫にとっても『第十の使徒』前哨戦として、絶対に負けられない戦いに。一方、エルザの窮地を救った遠峰一青は、100mを超える危険深度のダイビングに挑む。『十二使徒』史上、最も複雑で難解な「希望」の『使徒』の謎にたどり着くのは、果たしてーー? #320 芳(かぐわ)しき海を以て、和を貴しと為す #321 重厚なる盾の士(もののふ)は、矛を握らぬ誇りを有す #322 大いなる手は語る、大地と樹の秘した想いを #323 絢爛にして、恒久的に重なり得ぬ相似形 #324 見知らぬ奥間から漏れる、深く長き根の詩(うた) #325 地を往く士(もののふ)は宙(そら)を識(し)り、地の行く先を識る #326 眠りの園の禁を解き、未到の地へ舞い降りよ #327 暗黒の美に魅入られて、深く沈め純なる者よ #328 白き生と黒き死のタクティクス #329 精悍なりし生還者たちよ、清鑑(せいかん)の館に集え
2004年11月の連載開始当初より、独特のワイン表現を華麗なイメージ絵で表現して人気を博し、ついに累計350万部を突破。多彩なワイン情報、そしてその的確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。台湾、香港でもベストセラーに輝く。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。また、ワイン関係の受賞歴も多数。 『第十の使徒』編、開幕! 神咲雫:4勝、遠峰一青:5勝で迎えた一戦は、神咲豊多香が遺した、かつてないほど「難解で複雑」な記述から幕を開ける。攻略すべきは、人生を狂わせるほど底知れぬ魅力を放つ魔性のワイン、ブルゴーニュのピノ・ノワール。崇高さすら感じられるほど、香りも味わいもエレガントなワインたちだが、はまればはまるほど、抜け出せない「迷宮」でもあった。 #310 情念の森で霧消した、追憶のグラスを求めて #311 美しき高原に響く、二重奏の調べ #312 億千の星砂に掻き消された、白亜の迷宮 #313 黄昏(セピア)色の想念の果てに爆ぜる魂 #314 難解なる生(せい)を生きよ、途(みち)は見えねども #315 碧き波間の邂逅と、淡き名所(などころ)の回顧と #316 厳粛なる十字の丘で、赤き衣(ドレス)はたなびいて #317 村人の叡智を豊穣の色に染め分けて #318 グレート・ブルーの幻影とオール・ブラックの倒影と #319 迷える美しき小鳥は、白き輪に琴線を揺らす
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 幸運に抱かれて出逢い、儚く別れゆく──。「それもまた、ワイン」。ワイン界に輝く希代の雄・遠峰一青を鋭敏なワイン感覚で補佐してきたローラン。ワインがつないできた愛と信頼の関係にも、別れのワインと、新たな出逢いの杯が── 。 #300 不屈の熱と力を託せよ、希望の街へ #301 開け放たれた小窓から、報(しらせ)は俄(にわか)に舞い込んで #302 野に咲く小さな花は、可憐に頭(こうべ)を傾けて #303 古里の芳(こう)ばしき薫香を、明日の泉へと注いで #304 夏の光に恵まれた、タフで小さな夢の粒 #305 巡礼者に添う麗しき天使は、稲妻に羽を衝(つ)かれて #306 午前零時、赤き帆布(キャンバス)に描かれた永遠の想い #307 若獅子よ、千尋の谷で牙を研ぎ、明日に吼(ほ)えよ #308 手にすべきは、光栄の杯か、孤影の杯か #309 誉れ高き門に、初夏の風は冷たすぎて
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 「困難」の巨壁を越えし者、『第九の使徒』の紅き抱擁を受けよ。「勝利の女神」を求め「困難」の路を疾る一青、その姿を追走し、イタリア中部を激走する雫、迎えるは、瞬時にワインの銘柄を見抜く天才・クリス。歓喜の空の下、『第九の使徒』を戴冠する者は!? #290 過去の火を曳航し、兵(つわもの)たちが疾(はし)る夢の址(あと) #291 白き世界の冷酷と紅く染まった血潮の情熱 #292 沈んだ太陽の光を、やがて輝かせる月光の女神 #293 帆の行く先を揺らす風がつくる、憂鬱の水面 #294 駆けよ、地平のその先へ、見果てぬ賢者の山へ #295 天賦の才が綴りし譜面は、精緻なる音を刻みて #296 灰色の霧と蒼天の露で芽生えた樹の若枝 #297 涙の死線を越えた者にのみ、天は微笑み返す #298 月日を重ね、信じ続けた先に開かれる楽園 #299 智慧(ちえ)の滴が落ちた泉に、さざ波は静かなる拡がりをみせて
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 『第九の使徒』へ駆けよ! イタリア中部の黄金郷を──。イタリアの紅(あか)き至宝「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」。その「勝者のワイン」へと奔(はし)り出した雫、一青、クリス。初の三つ巴戦は、恋も友情も揺れる大乱戦へと! ワインを愛し続ける姿勢を高く評価され、世界各国から賞賛を受けてきた『神の雫』に、また新たな称号が!! 亜樹直氏、フランス農事功労章シュヴァリエ受勲! #280 遠く城壁の街に弾ける、解き放たれた童(わらべ)たちの歓声 #281 三つの太陽から注ぐ光は、凛々しき影を地に刻み #282 艶やかに咲く花は、東西の古都を繋ぐ絆となりて #283 陽(ひ)と影と雲巻く風が道を分かつ、胸騒ぎの午後 #284 泣き笑いの化粧の奥に隠した、ある道化師の熱誠 #285 心惑わす頽廃(たいはい)の媚薬か、胸突き動かす奇跡の妙薬か #286 希望の陽(ひ)に輝くエキスと慟哭の澱(おり)が沈んだワイン #287 記憶と忘却の狭間で疼(うず)き出す、それぞれの傷痕 #288 幻影の粒子が舞い上がる、クールな夢の蜃気楼 #289 道の灯(ひ)を赤く染め上げたマリアージュ
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。 『第三の男』、天空より現る。神咲豊多香が最期の杯(グラス)に選んだアンリ・ジャイエのワイン。その香りをまとい『第九の使徒』の記述の公開場に舞い降りたのは、神咲雫と遠峰一青を凌駕するよう宿命づけられた男──。 #270 若木が夢見る愛しの園は、熱き大地の奥で永く広がり #271 この手に今も咲く、忘れえぬ風雅なる一夜 #272 静けさがくれた聖なる調べは、かの地にも花を添え #273 純(ピュア)な指先から零れおちる、静なる一夜の夜想曲(ノクターン) #274 利発なりし君の洗礼よ、愚者の苦渋を抜きて救えよ #275 かつて噛み潰した苦渋の種から、甘き花実の芽は啓蟄(けいちつ)の時を迎え #276 東雲(しののめ)を赤紫に照らす陽は、神の啓示を授ける烈日となりて #277 乾いた土埃を突きて進めよ、月と太陽の狭間を #278 親好と侵攻の絶え間ないフェイクの宴 #279 静なる泉より湧く八色の福音と、もう一つの幻惑の雑音(ノイズ)